トヨタiQ登場間近

 昨年のフランクフルトショーでコンセプトモデルを発表、その後トウキョーにもお目見えしたiQだが、3月6日に開幕するジュネーブショーで、その市販モデルを出展されることが発表された。フランクフルトでは3年以内に市販と報じられていたが、驚くことに、本年後半には発売される可能性があるという。

 iQの全長は2.98m。Aセグメントモデルのアイゴ(プジョー107、シトロエンC1の姉妹車)より425mm、ヴィッツより770mmも短く、AAセグメントでも言うべきスマートと同クラスになる。とは言え、スマートより全長で270mm、全幅で130mm大きく、スマートの2人乗りに対して、大人3人と子ども1人が乗れるのだという(大人は助手席とその後ろのタンデムとなるのだろう)。

 このところのトヨタは、ハイブリッドの弩級サルーンLS600hを出すは、狼羊の俊足IS-Fは出すは(レクサスブランドだけど)。と思ったら、今度は3m以下のiQだ。こういうサプライズって、ちょっと前まではホンダが受け持っていたわけだけれど、大きくなり過ぎたホンダがトヨタ化し、事実上世界一になったトヨタがその余裕でホンダの穴埋めをしていると言うことなのかもしれないな。どうする、ホンダ!

 いずれにしても、小さいクルマが好きな郷秋<Gauche>にとっては、スマート、ミニ・クラブマン、フィアット500、そしてトヨタiQと、小さくて魅力的なクルマが次々に登場して来るのを見ていると楽しくなるぞ。って、郷秋<Gauche>は11年物の306をまだまだ愛用するつもりなんだけどね(^^;。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の1枚は、春の花の代表格、菜の花、と言うより、蜜蜂。3月になった途端にそこいら中が春の装い。不思議です。
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