ポルシェがVWを子会社に?!

 昨日の夕食時、例によってビールを飲みながら、親愛なる神奈川新聞の経済欄(神奈川新聞にも経済欄はある)を見ていて、ビックリ驚いた。

 「ポルシェがVW子会社化」というタイトルの記事だ。どうしてたった一文字、「の」の字を入れて「ポルシェがVW『の』子会社」としないんだろうと思った。でも「ポルシェがVW『の』子会社(に)」なら判るけれど、おかしい。どう読んでも、「ポルシェがVW子会社にする」というタイトルだ。

 またまた神奈川新聞がやらかしたかと思い記事を読んで、郷秋<Gauche>は驚いた。記事は、どう読んでも「ポルシェVW子会社化する」という内容だ。

 記事内容とタイトルに齟齬がないことはわかったけれど、今度は別の疑問が・・・。つまりだ、子会社と親会社の関係って、当然のことだけれども、親会社の方が大きくて、子会社が小さいわけだよね。ということは、ポルシェがVWよりも大きな会社だと言うことか?

 ポルシェがVWより、少なくとも3倍以上高価なクルマを製造・販売していることは知っているけれど、台数では天と地ほどの差があるはずだ。調べてみると、VWの618万台(アウディ、シュコダ、セアトなどグループ会社の分を含む)に対して、ポルシェの販売台数は10万台足らず。いかに1台当たり3~5倍の価格のクルマを売っても、台数は60分の1以下。大人と子どもどころの差ではないではないか。

 この買収は、ポルシェサイドの監査役会がその計画を承認した段階であり、独禁当局の承認が必要との事なので、実現までには数ヶ月の時間を要するようだが、クルマ好きにはここ暫くはこのニュースから目が離せないなぞ。

注:「ビックリ驚いた」は、普通に言えば「重言」だが、郷秋<Gauche>が生涯の師と仰ぐ方が生前よく使われていた言葉であることから、郷秋<Gauche>も真似て良く使っている。勿論、師のように上手く使うことはできないが。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の1枚は、すみよしの森、山王神社境内にある、大人で二抱えはあろうかという藪椿の大木。樹齢360年と言われるこの椿は、横浜市の名木・古木の指定を受けている。
 ところで、「山王神社境内にある」と書いたが、4年間も毎週この前を通っていて、そこが「神社」であったことを、初めて知った郷秋<Gauche>である。確かに椿の前に白木の大きな鳥居がある。そして椿の木の奥には、セントバーナードの犬小屋程の大きさのお社がある。でも、これが「山王神社」という立派な名前を持っている「神社」であったことは、いま、初めて知ったぞ。
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