我が家の庭の小さな花たち(その八、亜米利加風露)

 亜米利加風露。「あめりかふうろ」と読みます(フウロソウ科フウロソウ属。北米原産)。風露は日本で古くから胃腸薬として使われている現の証拠(げんのしょうこ。「水戸黄門」で、助さんだか角さんだかが胃痛で苦しんでいる旅人に「これを飲みなさい」と葵の御紋の印籠から取り出し、飲むとたちどころに良くなるのがこの「現の証拠」)、の別名ですので、アメリカ渡来の現の証拠に似た植物(同科同属です)と云う意味になりますね。

 アジアや太平洋諸島に広く分布しており、日本では1932年に京都府でかの牧野富太郎博士によって確認されたとのことですが、だとすると命名も牧野博士によるものと云うことになるでしょうか。

 我が家の庭では毎年この時期に茎をスルスルと伸ばして小さく愛らしい花を咲かせます。一年草ですので零れ種で増えてきているわけですが、愛らしい花だし駆除は簡単なので特に何もせず毎年生えるままにしております。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月22日に撮影した写真を7点掲載しております。晩春の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/6116dc383b6f8c127a55495158d0b1e1

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#亜米利加風露 #あめりかふうろ #フウロソウ科フウロソウ族 #北米原産 #帰化植物

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