唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
Nikon D7200の問題点
予てよりの噂通り、ニコンからD7200が発表されました。3月19日発売だそうです。発売開始当初の実売価格は133,650円程度と思われます。詳細は、
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7200/
をご覧くださいませませ。
で、D7200の最大の問題は、あと29,000円出すとニコンのフルフレーム、D610が買えることです。いや、フルフレームこそが最良かと云うと、そうとばかは云えません。まず、APS-Cの方が小型軽量です。軽いと云われるD610でさえ850g(ボディのみ)あります。D7200はこれよりも175g軽量です。レンズもコンパクトですのでレンズ込みの重量ではさらに差が出ます。
確かに高感度性能では、画素数が同じならばイメージセンサーが大きい方が有利ですが、A4程度までのプリントであればその差は決して大きくはありません。パンフォーカスが欲しいスナップ写真が中心だとすると、大きなボケが作れるフルフレームよりも被写界深度が比較的深くなるAPS-Cの方が有利とも云えます。
結局は予算の問題とも云えますが、軽量コンパクトなD7200を選ぶか29,000円を上乗せして大きく重たいフルフレームシステムを選ぶか、悩み始めると夜も眠れなくなるかも知れませんが、それもまた一興。どうぞ大いにお悩みくださいな。
と云う訳で今日の一枚は、今では二世代前のモデルとなってしまった郷秋<Gauche>愛用のD7000。専用のカメラバッグでなくても収まり、手に持っても必要以上の威圧感を与えないコンパクトさが身上で重宝しているD7000です。とは云ってもそろそろリプレイスを考えないとなりませんかね。
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