新型ポロはいつ登場?

 巷ではジュネーブショー2014で新型VWポロが発表になったと騒がれているが、あれは5代目ポロの2014年モデル。ただし内外装にわずかな化粧(その多くはオリジナルの良さを台無しにしているだけなのだが)を施しただけの国産車のイヤーモデルとは違い、まったく新しいいくつかのエンジンを搭載しての登場。

 現行(5代目)ポロは2009年3月の発表(これもジュネーブショーだった)だから既に丸5年が経過している。5代目ポロの1年前、2008年に発表されたゴルフVIはわずか丸4年経過の2012年に(本国では)VIIへと進化しているから、それと比べるとやけに現行ポロが長寿であるかに思えてしまうのだが、ゴルフはVの後期に次々に新しいエンジンを投入しすぐにVIにバトンタッチしており、実はVIはVの大規模マイナーチェンジ版なので実質的にはVがマイナーチェンジ(VI)を経て9年後にVIIに進化したと見るのが正しい。

 ゴルフの進化過程をベースに考えれば、ポロはここでエンジンを中心とした大規模なマイナーチェンジを行い、その数年後にエンジンヴァリエーションはそのままにシャーシとボディを刷新すると見るのが妥当であるように郷秋<Gauche>には思える。

 郷秋<Gauche>は、6代目ポロの全長は4100mm、全幅1730mmを期待する。現行型からかなり大型化することにはなるのだが、更に大きくなったゴルフとの差を埋めるためにポロにはそのくらいの大きさが求められるはずである。VWのラインナップの最底辺を支えていた時代にポロにはそこまでの大型化は望むべくもなかったが、今ではアップ!と云う頼もしい弟分がいるから(そう云えばルポがいたか)、ゴルフIV程の大きさへの拡大は許されるはずである。

 6代目ポロの日本デビューまではあと2年程の時を要するだろうか。早く本物の新型を見たいものだが今しばらくは、至って快調かつ忠実な(トホホな天井内張りの剥がれ垂れ下がりを除けば)愛車を下駄代わりにしながら様子を見るとするか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、咲き始めた枝垂れ桜。

「恩田の森Now」
22日に撮影した写真を4点掲載しております。花盛りの森の様子をどうぞご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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