RICOH GRは9万円を切るらしい

 昨夕、地元青葉台にあるCカメラ店に(ちなみにキヤノンのCと云う訳ではない)にKGサイズ用紙を買いに行った。郷秋<Gauche>御用達のFUJI FILM「画彩 写真仕上げ 光沢プレミアム」100枚入りがあってめでたしめでたしであったのだが、ついでにGRがいくらになるのか聞いてみた。

 ややしばらく端末機を操作してからのその答えは、驚くなかれ9万円を切る89,820円だと云うではないか。NikonのCOOLPIX Aが10万円を超えるのに対してGRは8万円台。電卓をはじけばその差は10,890円と云う事なのだが、まるでスーパーマーケットの298円の値付けみたいではあるけれど、10万円以上と8万円台とでは随分と印象が違う。

 それにだ、これまでの情報によれば解像性能的にはCOOLPIX AよりもRICOH GRの方が断然優れているように思えるのだから、これはもう「買い」だろう。
注1:一部の情報によればGRは色調再現性の問題が指摘されているが、解像性能も含めて詳しいテスト結果を待ちたい。

 あとの問題は操作性だな。カメラにとって一番大切なのは操作性なのである。今どき「箸にも棒にもかからない」ようなカメラは、はっきり言って無い。良いの悪いのと云うのは、云ってみれば重箱の隅をつついての話しなのである。そう云う意味で、チャンスを逃さないと云う意味で問題になるのが操作性である。

 素早く起動するか、素早く焦点が合うか、素早く露出補正が出来るか、素早くWBのセットが出来るか、素早くISO感度を変更出来るか。どんなカメラだって、時間をかけて手順を踏めばできるのだが、直感的に素早く操作できるかどうかが評価の分かれ目となる。
注2:合焦スピードの評価には、AFポイントを素早く変更できるかどうかも含めて考えたい。

 この「素早く」と云う事には「慣れ」の問題も含まれる。それは、カメラメーカー毎にインターフェイスに独自のプロトコル(手順)が存在することにより生じる、例えばニコンのDSLRを使っている人にはCOOLPIX AはいつものニコンDSLRと同じように操作出来るけれど、キヤノンDSLRユーザーにとっては使いにくいと云うような問題である。

 そう云う意味では、GRはこれまでのGR DIGITALユーザーにとっては、あるいは例えばCXシリーズ、GXRシリーズのユーザーには使いやすいカメラであることが予想される。繰り返しになるが、要は慣れの問題なのである。そう云う意味ではニコンDSLRのユーザーであり、かつRICOH CX(古くはGXシリーズも)のユーザーである郷秋<Gauche>にとってはCOOLPIX AもRICOH GRも、どちら手に馴染むカメラである可能性があるな。う~~~ん、ニコンかリコーか、悩みはますます深くなるばかりなり。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、我が家の庭で咲き始めたスズラン。いやはや、草丈が短いこともあるけれどスズランはなかなか難しい。咲き始めましたと云う、証拠写真である。

blog:恩田の森Now(22日撮影のものを23日に掲載いたしました)
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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