D800のバッテリーライフ

 3月25日のD800ファーストインプレッションには「電池の消耗が早い。EN-EL15+D800は700枚程度に留まるようである」と書いたが、今日の撮影では、530枚撮ってバッテリー残量49%と云う実績であった(28-300mm f/3.5-5.6G VR、JPEG)。

 カタログデータでは約900コマ(CIPA規格準拠)となっているから、残り49%と云う残量表示が正しいとすれば、少なくとも今日の撮影においてはカタログデータよりも沢山撮れたことになるが、問題はその後である。

 家に帰ってPCにデータをダウンロードする際に、びっくりするほどの電気を必要とするのである。これまでもなんとなく気になっていたので、今日は事前事後のバッテリー残量をメモしておいた。結果は、530枚分のデータをPCにダウンロードした後の残量は40%。つまり、バテリー容量の9%を必要としたと云う事である。

 郷秋<Gauche>の場合には常にマルチバッテリーパックを装着し、EN-EL15×2の状態で使っているので実害は発生しないものと思われるが、マルチバッテリーパック無の状態では900枚撮影した後のダウンロード中にバテリーライフが終了してしまう事を意味している。その時どういう状況になるのかは取扱い説明書にも書かれていないが、ちょっと厄介なことになる可能性もある。

 マルチバッテリーパック無しの場合には、PCへのダウンロードに際しては新しいバッテリーと交換あるいはACアダプタが必要になりそうなので、一度に700枚程度以上撮影するヘビーユーザーの場合には注意が必要である。


 と云う訳で、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、菜の花畑越しに見た花蘇芳(はなずおう)。

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