D5000の後継機は出るのか

 もう間もなく、多分明日19日(ただしアメリカ時間)にNikon(ニコン)のDSLR(デジタル方式一眼レフ)の入門クラスを受け持つD3000の後継機であるD3100が発表される。このD3100はそのスペックを見ても既にリークしている写真を見てもD3000の正常進化版であるのだが、一部の噂ではD3000とD5000の後継機とも云われている。

 しかし、現在のニコンの初~中級機のラインナップではD3000が36,000円、D5000が58,000円、D90が78,000円と2万円刻みで綺麗に並んでいる訳だが、D5000の後継機がないとなるとD3000後継機とD90後継機との間に大きな価格差が生じてしまうことになる。そんなこんなを考えるとやはりD3100とは別にD5100(仮称)が出るのだと思うけれど、ほとんど噂になっていない。

 D5000はモニターが可動式なので、両手を上げて高い視点から見下ろすような絵柄、あるいは地面に寝転がってそこから見あげるような視点での撮影がいともたやすく、比較的普通の姿勢で可能にある優れものである。D5000登場当時の「流行りもの」で、これがなければ売れない的な風潮があったけれど、中級クラス以上の機種には導入されていないところを見ると、目新しさだけを狙うギミックであるとも云える。

 個人的にもデジタルカメラの場合にはノーファインダー撮影でもその場ですぐに撮影画像の確認ができるのだから撮り直しも可能であり可動式モニターは必備ではない、そのためにボディの厚みがましたり重くなったりモニターが小さくなったり、機械としての信頼性が低下るのは歓迎できないというスタンスである。

 ニコンの販売戦略を考えたとき、D3000とD5000の後継機がD3100に収斂されるのではなく、D3100はあくまでもD3000の後継機であり、D5000の後継機は追って登場するであろうと云うが郷秋<Gauche>的結論である。D3000やD90の後継機の情報は漏れてくるのにD5000とD700の後継機の情報が(ニコンサイドから)ほとんどまったく漏れてこない、つまりは噂ともならないのは、D3000やD90に比しそれだけガードが固いわけであり、それは取りも直さず非常に高い商品性と収益性を併せ持った、ニコンとしては非常に重要なモデルであることを物語っていると、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、猛暑の中でホンの少しでも涼しげな「絵」をと思って探して撮った一枚、苦瓜(ゴーヤ)の花と実です。郷秋<Gauche>はビール(もどき)を飲みながら出来合いのゴーヤチャンプルーをつまんだりするのですが、現地(勿論沖縄のこと)で飲んで食べたゴーヤチャンプルーとどうも違う。やっぱりオリオンビールや泡盛じゃないとダメなようです。今年のこの暑さなら、内地で飲んでもオリオンビールはきっと美味いことでしょう!
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