先駆けはCOOLPIX S1100pj

 Nikon(ニコン)からLEDプロジェクター内蔵のコンパクトデジタルカメラCOOLPIX S1100pjが発表になった。と云ってもアメリカでのお話で、日本のニコンのサイトにはまだこのニュースは掲載されていない。

 COOLPIX S1100pjは昨年ニコンが世界で最初に発表・発売したプロジェクター内蔵デジタルカメラデアルCOOLPIX S1000pjの後継機種。プロジェクターの明るさがS1000pjの10ルーメンから14ルーメンに向上し、2.4mの距離から最大47インチ大に投影可能とのこと。実際に使い物になるかどうかは別にしても、10ルーメンから14ルーメンへと確実に進歩していることは大いに評価したい。

 ニコンから、日本で云うお盆休み明けにDSLRが2機種、さらにSLR用のレンズが4~5本登場するだろうと云う信頼性の高いニュースを郷秋<Gauche>も紹介していたが、これらのSLR関連の前に、まずはコンパクトタイプのカメラがアメリカ市場で発売になったわけだ。

 もし郷秋<Gauche>が8月10日に書いた通りなのだとすれば(see here)、今日ご紹介したCOOLPIX S1100pjを先駆けとして、明後日、19日にはD3100とDX用の望遠レンズ1本とFX用に4本のレンズが登場することになる。

 ただし、19日と云うのはアメリカ時間(東、中、西の別は不明)なので日本で確認できるのは20日(金曜日)になってからということになるかと思われる。しかし、まずかなりの確立でDSLRと数本のレンズが発表されることは間違いないと思っていい。

 しかしだ、噂によればDX(APS-C)センサーを持つD3100と共に発表されるレンズは4本で、その内DX専用レンズは1本のみで、あとの3本はFX用(勿論DXでも使えるが)だと云うのはいかにも不自然である。昨日書いた「D700が在庫僅少」と併せて考えると、やはりD700の後継機の発表が近いと考えざるを得ないことになるな。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、空蝉の綱渡り。これまで余り意識した事がなかったけれど、蝉というのは初夏ではなく盛夏から晩夏にかけて鳴くものなのだとつくづく思った今年の夏である。
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