写真展出品作品紹介(11)

 6月15日(火)から7月11日(日)まで、相模原市橋本のカフェ・コレット(JR横浜線&京王相模原線相模原駅南口)で開催いたしました小さな写真展で展示した作品全12点の紹介、11日目です。


タイトル:夢みる
撮影場所:自宅庭先
カメラ:Nikon D70
レンズ:Tamron SP AF Di 90mm 1:2.8 Macro
展示期間:後期(6/29-7/11)

 今回の写真展で展示しました12点の中で、いかにもマクロレンズを使った風の写真は「assort」を除けばこの「夢みる」1枚だけでした(麦秋もクロレンズを使っていますが、使い方としては「望遠レンズ」)。そのマクロレンズは、標準ズームレンズ付きのSLR(一眼レフ)を買われた方が最初の交換レンズとして購入する事をまずお勧めしたいレンズです。

 b被写体に応じてレンズの交換ができるのがSLR及びデジタル一眼(レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なデジタルカメラ)のもっとも大きな特徴です。その特徴を生かした写真を撮る為に、広角・望遠・マクロと云ったレンズを少しずつ揃えたくなってくるものです。

 小さなお子さんをお持ちの方は、運動会や学習発表会(昔の学芸会)などでの我が子の写真を撮る為にまず望遠レンズを購入されるケースが多いようですが、郷秋<Gauche>は最初の一本としてマクロレンズをお勧めします。

 運動会は年に一度しかありませんが、マクロレンズが得意とする花のUPの写真であれば、一年中どこにでもその被写体があるからです。屋外でも自宅の中でも撮影を楽しむ事が出来るのがこのマクロレンズをお勧めする理由の一つでもあります。「マクロ(レンズ)使い」と云われる写真家がこのレンズの使い方をレクチャーするムックが沢山出ていますので参考にしながらマクロレンズで写真の楽しみを広げてはいかがでしょうか。

 最後にご注意を。今日ご紹介した写真をよ~~くご覧ください。ピントが合っている部分はと云えば、多分これが蘂なのでしょう、人の口に例えれば上唇に当る部分だけです。マクロレンズで接写する場合、ピントの合う部分は正にピンポイント。AF(オートフォーカス)とMF(マニュアルフォーカス)を都度使い分けて、ここぞと狙ったところにピントを合わせるのはなかなか難しいものなのです。

 これをデジタル一眼(レフレックス機構を持たないレンズ交換可能なカメラ)のモニターでするのは至難の業。デジタル「一眼」流行の昨今ではありますが、マクロレンズを使ってみたいのならば、その特性を最大限に活かしてみたいのならば、現在の技術レベルで考えれば、光学系のファインダーを持つ「一眼『レフ』」以外に選択肢はありませんと、郷秋<Gauche>は断言します。くれぐれもご注意を。
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