続々・郷秋<Gauche>、都会に行く

 性が合わないので余り都会には行かず、いつも横浜の奥の里地・里山を徘徊している郷秋<Gauche>ですが、たまには都会に出かけていくこともあります。今月は2日に表参道に行ったのに続いて6日に四谷、7日には荻窪に行って来ました。そして今日は都内3箇所を回って来ると云った具合で、今月は図らずも3度も都会に出かけてしまった郷秋<Gauche>なのでありました。

 この3回でつくづく思ったのはNikon(ニコン)D40XとRICOH(リコー)GX200の間のカメラが欲しいということです。具体的に云うならば、オリンパスのE-P1が欲しいということです。

 2日にはGX200を持って行きましたが、ここで感じたのはGX200の高感度時ノイズの多さです。広角側24mm(35mm換算、以下同様)からのズームレンズはとても使いやすく、ツータッチで露出補正できるのは実に便利なのですが、如何せんノイズが多すぎです。昼間や明るい室内なら何の問題も無いのだと思いますが、暗めの室内では相当厳しいですね。

 6日にはCOOLPIX S52を持っていきましたが、高感度時のノイズがGX200よりも少ないのと、手振れ補正が予想以上に効果があったのは以外でした。ただしレンズの広角側35mmからでは物足りず、せめて28mmから欲しいのと、特に広角側での歪曲収差(画像のゆがみ)が大きいのが気になりました。

 7日はD40X+18-70mmを使いました。当日の撮影内容から言えば、その任を十二分に果たしたと云えますが、欲を云えばAF(オートフォーカス)スピードの遅さ、ピントポイントの少なさ、シャッターボタンを押してからデータを記録し次の撮影スタンバイOKまでのレスポンスの悪さが気になりました。そして最大の問題はD40Xを入れるためにはそれなりの大きさのバッグが必要になると云うこと。

 今日はD300+18-200VR(マルチバッテリーパックMB-D10は装着せず)とGX200を持っていきましたが、結果としてD300を使ったのは極僅かで、ほとんどはGx200で撮影することになりました。

 さてさて、そんなこんなでわかったのは、要するにスナップ用にはGX200やCOOLPIX S52では帯には短く、D300では襷(たすき)には長く、D40Xでは如何にも中途半端。結論としてはGX200よりも大きく高性能で、D40Xよりはコンパクトでさり気ないカメラが必要だということです。

 冒頭に結論を書いてしまいましたが、郷秋<Gauche>的都会スナップに最も相応しいカメラを各社のラインナップから選ぶとすれば、一番近いのがOLYMPUS(オリンパス)E-P1になると云うことです。最大のメリットは、ある程度の大きさのイメージセンサーを搭載していることから高感度の低ノイズが期待できることと、SLRのような仰々しさが無いので街中で撮っていても目立たず周囲の人が意識しないこと。

 上記の点だけで云えばSIGMA(シグマ)のDP-1、DP-2も候補に上がるのですが、残念ながらこちらはレンズ交換ができない。街中や室内でのスナップですからFish Eyeや300mm以上の望遠レンズを使うわけではないのですが、やはりレンズ交換ができて28mmから150mm程度までカバーできれば色々なシチュエーションでの撮影に対応出来、大変便利であることは紛れもない事実です。
 
 と云う訳でますますE-P1が欲しくなってきた郷秋<Gauche>なのでありますが、年内にはE-P2発売との噂しきり、1年後には現在メインにしているD300のリプレイス時期がやって来る(正確にはリプレイスではなく買い増し)ことを考えると安易に手を出すことが出来ない状態であることもまた事実。うぅぅぅ・・・ん、悩ましいぞ。

「郷秋<Gauche>、都会に行く」シリーズ
いつもは里地・里山を徘徊している郷秋<Gauche>が都会で撮った写真です。
続々・郷秋<Gauche>、都会に行く(この記事)
続・郷秋<Gauche>、都会に行く
郷秋<Gauche>、都会に行く

郷秋<Gauche>が書いたオリンパス・ペン E-P1関係記事
余りにも酷過ぎるDIAMOND online
E-P1は「オヤジ狙いの高級カメラ」?
オリンパス・ペンE-P1のデザインについて考える
オリンパス・ペンE-P1について考える(その2)
オリンパス・ペンE-P1について考える(その1)
オリンパス・ペンE-P1の問題は


 郷秋<Gauche>が今日、出かけた最初の場所がここ。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )