SA07?

 琢磨の2007年スーパーアグリF1の残留発表と共に、来年1月には新車ができあがりテストを開始できる見込みであるとのニュースが飛び込んできた。
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 今シーズンも半ばを過ぎたドイツGPになってようやく登場したSA06。その改良版SA06Bで2006年シーズン後半を戦ってきたスーパーアグリF1チームである。来シーズン用にはブランニューのマシンが登場するととだとしたら驚きだ。

 スーパーアグリF1チームは、今シーズンホンダが使用したRA106を2007年用シャーシとして利用することを計画したが、全チームの了解が得られなかったためについ先ごろこの計画を断念したばかりではないか。RA106の利用を視野に入れながら、一方では密かにSA07の開発を進めていたと言うのか。

 しかし、それはあるまい。なぜならば、2008年にはカスタマーシャーシの使用が認められることになっているからであり、SAの苦しい台所事情を考えれば2007年のためだけにまったく新しいシャーシを作製する余裕はないと思われるからである。

 だとすれば、「新車」が意味するのはSA07ではなくSA06Cということなのだろか。ホンダのエンジニアがSAのスタッフと共にサスペンションの開発に取り組んでいるといった情報も耳にはするけれど、もう少し確実な情報が入ってこないことには、「新車」が果たしてどのようなマシンを指しているのか、判断するのは難しいな。
 

 今日の1枚は、民家の塀の下の植え込みで咲いていた杜鵑(ほととぎす)。ただしこれは台湾杜鵑か?
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