F1 2006年第17戦日本GP予選結果を読む

 長かった今年のシリーズもいよいよ残すところあと2戦となった。そして20年続いた鈴鹿での日本GPもこれが最後。少なくとも「日本」の名を冠したGPは向こう5年間は開催されないということだ。

 PPこそマッサに譲ったものの、赤い2台がフロントローを独占。そしてセカンドローにはなんと、今シーズン不調を囲ってきたトヨタの2台である。来年からの富士での開催に向けて弾みを付けたいということなのかも知れにないが、いったいどんなマジックは使ったのか。

 青の2台はその後ろである。そしてその後ろにホンダの2台。今シーズン中盤以降のBS優位はここに来ても揺るがない。今日の記事のタイトルには「読む」と書いたが、読むまでもなく見えてくるのは「ミヒャエル有利」である。

 さて、SAF1。SA06登場間近の時期には、ニューマシンが登場すれば少なくともミッドランドを、更にはトロロッソをも下し、時にはポイントにもて届くのではないかとの楽観的な憶測が流れもしたが、鈴鹿でさえ、琢磨の腕を持ってさえ、トロロッソのスコット・スピードに1秒2も置いていかれるありさまである。

 「すべては鈴鹿で走るためにしてきたこと」と言い切る鈴木亜久里であるが、今年は、兎にも角にも、F1に参戦したことが唯一の成果となった1年であったようである。
 
今日の1枚は、紅葉の始まった我が家の花水木。

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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