実は、日本は広い!

 今日、沖縄の梅雨が明けたらしい。同時に東北北部、北陸が梅雨入りしたのだという。沖縄地方が梅雨入りしたのは5月2日だから、それから56日遅れての梅雨入り。何とまあ日本も広いことか。

 地図を広げてみればわかることだが、東西方向で言えば東経122度56分の与那国島から153度59分の南鳥島、南北方向で言えば北緯45度31分の宗谷岬から20度25分の沖ノ鳥島までと、確かに広い。どのくらい広いかと言えば、東西方向では時差にして124分。2時間以上だ!

 東京と那覇でさえ経度にして約12度の差がある。経度1度に付き4分の時差だから東京と那覇では48分もの時差があることになる。東京から沖縄に出かけると日の出が遅く夕方がいつまでも明るいのに驚くわけだが、経度の差を考えれば当然のことでもある(日本の「最端」に興味を持たれた方はこちらをご覧ください)。

 南北にどのくらい広いかと言えば、最北端に近い稚内市の2月の最低気温の平均が-7.6度(寒さだけで言えば-13.2度の帯広市が日本で一番)、同じ月の那覇市の最低気温の平均が14.3度だからその差21.9度だ。

 狭い狭いと言われる日本だけれど、北東端から南西端までの広さをアメリカ合衆国と比較するとだ、東西方向では約半分だけれど南北方向で言えばほとんど同じ広さを持っている。ということはだ、乱暴な言い方をすれば日本の面積はアメリカ合衆国のほぼ半分とも言えなくもない。全部陸地ならばの話だけれど・・・。それにしてもちょっと乱暴過ぎたかな?


 さて、例によって話題とは何の関係もない今日の1枚は、収穫時期を迎えた枇杷(ビワ)。いつもの東京都下某所で撮影。

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