F1 第9戦アメリカGP決勝レース、27時スタート

  <第9戦アメリカGP予選結果>

  1:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ 1'10.625
  2:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス 1'10.694
  3:ジェンソン・バトン/ B・A・R Honda 1'11.277
  4:ジャンカルロ・フィジケラ/ルノー 1'11.290
  5:ミヒャエル・シューマッハ/フェラーリ 1'11.369
  6:フェルナンド・ロンソ ルノー/ 1'11.380
  7:ルーベンス・バリチェッロ/フェラーリ 1'11.431
  8:佐藤琢磨/ B・A・R Honda 1'11.497

 フロント・ローの異次元の速さと言ってもいいだろう。3番手のジェンソンから琢磨までは僅かに.220の差だ。更に言えば、1'11.754で13番手となったトヨタの代走、リカルド・ゾンタまで.477。コンマ5秒の間に11台がひしめく結果は、いかにも高速コースらしい予選結果と言えようか。

 ルノー勢は予選出走が4番、5番であったのも関わらず2列目、3列目をきっちりと押さえているのはさすがと言える。スタートのいいルノーのこと、オープニングラップを1-2で決めてくる可能性も十分ある。

 BARホンダの二人も、予選出走順を考えればまずまずのポジションを獲得したが、73周の長いレースをどう走るのか、チーム作戦も重要だ。モントリオールのようなチグハグなレースは見たくないぞ。

 前戦で2-3と健闘したフェラーリも久々に上位グリッドにマシンを並べた。ようやくこの位置まで来るには来たが、ヤルノとの差はコンマ744もある。前戦のように大量のリタイヤはないだろう、と言いたいが昨年は完走僅かに9台だ。オーバールの外周部分ではエンジン全開となる反面、インフィールドは低速コーナーが続く、二つの顔を持ったコースだけにマシンセッティングに長じたチームに分がある、と郷秋<Gauche>は読む。

 北米大陸2戦目のインディアナポリスでのレーススタートは前戦よりもさらに1時間遅く日本時間では午前3時だ。少々辛いが見るしかないだろう!



今日の1枚は、またまた紫陽花。

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