唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
MRJの納期延期を発表
三菱重工業の宮永俊一社長が、MRJの納入開始時期について「現状をみて、そう簡単なことではない」などと語り、延期する考えを示したとの報道。1月に直し後の新たな納入開始時期を発表する模様。
18年中頃とされていた現状での納期でも厳しいと云うのに、更に一年程度遅れることになるのか。ローンチカスタマーである ANAからはないとしても、海外のエアライン等からはキャンセルが出てくる可能性が多いだろう。最大のライバルとなるであろうエンブラエルE190-E2に流れる顧客が出てくるような気がする。崖っぷちのMRJ。頑張れ!
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月24日に撮影した写真を5点掲載いたしております。穏やかな年末の森の様子をどうぞご覧ください。
「恩田の森Now」 http/:blog.goo.ne.jp/ondanomori
グラント・カウンティ国際空港にMRJが3機!
12月14日午前9時20分に名古屋空港からモーゼスレイクを目指して離陸したMRJ飛行試験2号機(JA22MJ)は、グアム国際空港、マジュロ国際空港、ホノルル国際空港、サンノゼ国際空港を経由し、現地時間19日午後4時30分にモーゼスレイクのグラント・カウンティ国際空港に到着しました。総飛行時間は20時間10分、総飛行距離は約1万4000キロとのこと。
途中、ホノルルに4日間駐機したのは北米西海岸の天候回復を待ったためであり、飛行自体は総じて順調だったとのこと。
詳細はhttp://www.aviationwire.jp/archives/107495 をご覧ください。
すっかり暗くなったグラント・カウンティ国際空港で翼を休ませる3機のMRJ。後年、日本の航空機産業の真の発展はここから始まったのだと云われるかもしれない、そんな写真。画像は上記サイトより。
飛行試験3号機(JA23MJ)も年内にフェリーの予定だが、クリスマス休暇などのために年明けになる可能性もあるとのことです。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。小春日和となった森の様子をどうぞご覧いください。
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MRJ試験2号機(JA22MJ)フェリーフライト情報
ようやくホノルルを飛び立ったようです。UTC 12月19日13:30テイクオフ。サンノゼまでは4時間程度のフライトでしょうか。MRJにとってはギリギリ飛べる距離ですね。無事のフライトを祈っております。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月18日に撮影した写真を5点掲載いたしております。穏やか小春日和となった森の様子をどうぞご覧くださいませ。
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MRJ飛行試験2号機(JA22MJ)フェリーフライト情報
ホノルル国際空港で長々と駐機していたのは、クルーがハワイでの休暇を楽しんでいたためではなく、天候不良のためのようでした。と云うわけでようやくホノルルを飛び立ったJA22MJですが、どうも空港に戻って来てしまったようですね。もう少しハワイを楽しみたい? 機体の不具合ではなく、気象状況によるものだと思いたいところですが・・・。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。12月だと云うのに紅黄葉真っ盛りの森の様子をどうぞご覧いください。本日撮影の写真は一両日中に掲載の予定ですのでどうぞお楽しみに。
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MRJ 2号機はホノルルで駐機中?
昨日、MRJ 試験機2号機(JA22MJ)が現地時間15日にはホノルル国際空港に到着している模様ですと書いたのですが、今現在もホノルル国際空港で駐機しているように思われます。
現在、ホノルル国際空港は17日の午前2時を過ぎたところですので、世が明けたところで離陸と云うことになるのでしょうか。無事サンノゼ国際空港に到着することを祈っております。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。12月だと云うのに紅黄葉真っ盛りの森の様子をどうぞご覧いください。
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なお、先週末の撮影・掲載はお休みとさせて頂きました。今週末をお楽しみに。
MRJ 2号機、ただいまフェリーフライト中
今月12日に「MRJ量産初号機を試験機に転用?!」と題する小文を書きまた。郷秋<Gauche>その中で、予定通り年内に2機をグラント・カウンティ国際空港にフェリーするのは難しいのではないかとの見方を示しましたが、まず1機、試験2号機(JA22MJ)が名古屋空港を14日に飛び立ち、グアム、マジュロを経由し現地時間15日にはホノルル国際空港に到着している模様です。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。12月だと云うのに紅黄葉真っ盛りの森の様子をどうぞご覧いください。
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なお、先週末の撮影・掲載はお休みとさせて頂きました。今週末をお楽しみに。
オスプレイが不時着水(第一報)
米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が沖縄本島東沖近海に不時着水したとの情報。国内でのオスプレイ不時着は2012年の普天間飛行場配備以来初めて。
MV22オスプレイは開発段階で事故が多発したことから日本国内への配備に反対する声が特に大きかった輸送機である。今月9日には高知県沖ではFA18が墜落したばかりで、米軍機の事故が続いている。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。12月だと云うのに紅黄葉真っ盛りの森の様子をどうぞご覧いください。
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なお、先週末の撮影・掲載はお休みとさせて頂きました。今週末をお楽しみに。
MRJ量産初号機を試験機に転用?!
http://www.aviationwire.jp/archives/106691
びっくりの情報。試験2号機(JA22MJ)と3号機(JA23MJ)を今年中にも米国ワシントン州グラント・カウンティ国際空港にフェリー予定であったが、既に12月も中旬となり計画通りのフェリーに暗雲が漂い始めるなど開発の遅れが目に見える形となっている中での報道。
三菱航空機は「個別事案に対して発表する段階ではない」としているが、もし報道が事実であるとするなら、「改善が必要な不具合」がかなり大きなものと云うことになる。MRJは国家プロジェクトとして税金が投入されていますからね、三菱航空機には国民に対する説明責任があります。続報を待つことにしましょう。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。12月だと云うのに紅黄葉真っ盛りの森の様子をどうぞご覧いください。
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なお、先週末の撮影・掲載はお休みとさせて頂きました。今週末をお楽しみに。
ボンバルディアCS300がいよいよ就航
カナダのボンバルディア社が11月28日に小型旅客機CS300の初号機をローンチカスタマーであるラトビアのエア・バルティックに引き渡したとのニュース。http://www.aviationwire.jp/archives/105832
CSシリーズの開発経費が膨むなどで業績が悪化し同社は2015年に6000億円の赤字を計上、全従業員の10%に当たる7000人の人員削減を発表していたが、当初のスケジュールから3年遅れと難産であったCS300の初号機をようやくエア・バルティック引き渡し、12月には同機の商業運行が始まる。
これまでビジネスジェットと50~90席のリージョナル機であるCRJとQシリーズを手がけてきたボンバルディアがボーイングとエアバスが牛耳ってきた小型機市場にCSシリーズで挑戦。事実上737と320だけのマーケットに切り込んでいくのはリージョナル機の雄としても大きなチャレンジなのだ。
「日の丸ジェット」MRJを開発中の三菱航空機も開発スケジュールの遅れ、開発経費の増大に苦しんでいる訳だが、CSシリーズを抱えるボンバルディアと同じ茨の道を歩んでいるとも云える。経験豊富なボンバルディアでさえ大変なことを全く経験のない三菱が挑戦するのだから、大変で当たり前と云うことだな。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは11月26日に撮影した写真を4点掲載いたしております。晩秋から初冬へと移ろう森の様子をどうぞご覧ください。
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MRJ90飛行試験3号機初飛行
11月22日、MRJ90試験3号機が初飛行に成功との報道。MRJ90の飛行試験機は5機製造されることになっているが、各機の現状を備忘のために以下に記しておく。
1号機:JA21MJ ハウスカラー(MRJ3色ライン)
2015年11月11日初飛行。
2016年9月26日米国グラントカウンティ国際空港に到着。
(新千歳空港、エイゾヴォ空港、アンカレッジ国際空港経由)
試験飛行に供用中。
2号機:JA22MJ ハウスカラー(赤単色ライン)
2016年5月31日初飛行。
名古屋空港を拠点とした試験飛行に供用中。
2016年中に米国グラントカウンティ国際空港に移送予定。
3号機:JA23MJ ハウスカラー(黒単色ライン)
2016年11月22日初飛行。
飛行特性試験・アビオニクス試験実施予定機。
2016年中に米国グラントカウンティ国際空港に移送予定。
4号機:JA24MJ ハウスカラー(MRJ3色ライン)
2016年9月25日初飛行。
2016年11月18日米国グラントカウンティ国際空港に到着。
(グアム国際空港、マジュロ国際空港、ホノルル国際空港、
サンノゼ国際空港経由)
機内艤装・騒音・防氷試験等に供用予定。
5号機:JA25MJ(ANAコーポレイトカラー/トリトンブルー)
2017年初めに初飛行予定。
現在、名古屋空港内最終組立工場内において技術・機能試験実施中。
初飛行後は国内において自動操縦試験飛行に供用予定。
注1:試験機としてはこの他に静強度試験機、疲労強度試験機が各1機、計2機あり。
注2:量産初号機が2016年1月13日、ANAの領収検査員立会いのもとで組み立てが開始された。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは11月20日に撮影した写真を4点掲載いたしております。今年最後になるかと思う、晩秋の森の様子をどうぞご覧ください。
本日撮影の写真は数日以内の掲載を予定いたしておりますので今しばらくお待ちください。
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超音速旅客機が再来?
画像はBoom Technology社のPress Kitより。
http://boomsupersonic.com/
現在のジェット旅客機の速度の2.6倍、コンコルドよりも速く、ロンドン-N.Y.間を3時間15分で飛ぶ超音速旅客機、XB-1が2017年には初飛行するのだそうです。ホントかいな。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは11月13日に撮影した写真を6点掲載いたしております。晩秋の森の様子をどうぞご覧ください。「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori
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MRJ試験4号機が北米に向けて出発
三菱航空機が開発を進める国産初の小型ジェット旅客機MRJの試験4号機が15日に、本格的な飛行試験を行う米ワシントン州のグラントカウンティ国際空港に向けて愛知県営名古屋空港を飛び立ったとのニュース。
初号機の時には例の「引き返し事件」もあり結構大きく報道されたけれど、二度目になるとかなりひっそりと出発した印象。と云うか、報道各社の「もう『ニュース』じゃないよね」と云わんばかりの扱いだ。マスコミってのはいつだってそうだけどね。
試験初号機はロシアのカムチャツカ半島、アラスカなどを経由してワシントン州に向かったが、今回はすでに雪と氷の季節に入っているカムチャツカ半島とアラスカを避けて南回り。滑走路の凍結を避けるだけではなく、フェリーの予定が変更になった時のロシアへの通過再申請等による時間的ロスを避ける意図もあったのかもしれないな。
いずれにせよ、試験4号機のグラントカウンティ国際空港へ無事に到着と、そしてその後の試験飛行が順調に進むことを祈りたい。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、鈴懸の木(すずかけのき)の黄葉。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは11月13日に撮影した写真を6点掲載いたしております。晩秋の森の様子をどうぞご覧ください。
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祝 MRJ、モーゼスレイク到着
MRJ初号機(JA21MJ)が、日本時間9月29日午前9時44分(現地28日午後5時44分)、経由地のアンカレッジ国際空港から、アメリカでの試験の拠点となるモーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港に到着しました。
https://twitter.com/jetcitystar?ref_src=twsrc%5Etfw にグラントカウンティ国際空港到着時の動画がたくさん掲載されておりました。大歓迎されていることが良く判りますにでぜひご覧ください。
現地でMRJのお出迎えチェイス機として使われたHawker 400の写真もありました。なんと、MRJ初号機と同じカラーリングが施されています。ちなみにHawker 400は、元を正せばMitsubishi MU-300です。産まれたばかりにMRJにとっては、小さいけれど頼りになるお兄さんと云うところでしょうか。
と云うわけで今日の一枚は、グラントカウンティ国際空港に到着したMRJ初号機。画像は上記Twitterより。
毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは9月17日に撮影した写真を6点掲載いたしております。夏が戻ってきたかと思うほどの暑さとなった森の様子をどうぞご覧ください。
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MRJ、アラスカに到着
http://www.sankei.com/economy/news/160928/ecn1609280017-n1.html
なれどノーム空港にあらず、アンカレッジ国際空港。緊急時を想定しより設備と体制の整った空港を選んだということか。とまれモーゼスレイクまでもう一息である。
画像は三菱航空機のWebsiteより、JALカラーのMRJ。
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三度目の正直
8月下旬、アメリカ合衆国ワシントン州モーゼスレイク市にあるグラントカウンティ国際空港に向けて県営名古屋空港を飛び立ったMRJは、経由地である新千歳空港に着陸することもなく名古屋空港に舞い戻ってきた。それも二日続けて。
原因は空調システムのセンサーの不具合であったとのこと。それにしても、MRJの空調システムは米国製なのか?エンジンについては、現状では止むを得ないものとしても、空調機器なら日本のメーカーで作れそうなものだけれど、残念だ。
と云うわけで、一か月の間をおいて三度目の挑戦。「三度目の正直」と云う言葉があるが、今度こそは無事にモーゼスレイクまで飛んで欲しいものである。日本語には「二度あることは三度ある」と云う言葉もあるけれど、今回については是非とも「三度目の正直」であって欲しいものであるなぁ。
各種の報道を見ても、新千歳を飛び立ったあとは、カムチャッカ半島とアラスカを経由してとは書いてありますが、具体的にどこの空港を経由するのかに触れた記事はほとんどありませんでしたがようやく見つけました。
http://www.sankei.com/economy/news/160927/ecn1609270010-n1.html
8月19日に書いた通り、やはりペトロパブロフスクのエリゾヴォ空港でしたね。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/a2fc2bb9f6f7d7886d77e6e913728f99
となると、次はアラスカ州のノーム空港でしょうね。明日28日にペトロパブロフスクを飛び立ってノームで3泊目。29日の早朝にノームを飛び立って一気にモーゼスレイクでしょう。夜間も飛行すればもっと早く着きますが、まだ未完成の機体を北米まで運ぶ大きなチャレンジですから昼間だけの飛行となるでしょう。何れにしても、無事にグラントカウンティ国際空港にランディングできることを祈りたいと思います。
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