唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
弦楽四重奏公開レッスン
今日は、母校のホールで行われた、来日中のベルリンフィルのメンバーによる弦楽四重奏の公開レッスンを聴講して来ました。
レッスンを受ける四人のうち音楽が専門の学生は1st Vn一人だけで、2 nd Vnは教育学部、Vaはリベラルアーツ学部、Vcは高等部の2年生と云う、云わば素人の弦楽四重奏団でした。
課題曲はハイドンのOp.74-3 g-moll 「騎士」。通しての演奏を聞いた後の最初の指摘は「この曲の名前を知っているか?」でした。「騎士」と云う愛称は第4楽章の最初のテーマが馬のギャロップを思い起こさせることに由来しているわけですが、騎兵が馬に乗って走っている感じがまったくない、と云うことですね。愛称は作曲者自身がつけたのではない場合が多いわけですが、それなりに理由があってのことですので、曲全体のイメージを理解して弾くんだよ、と云うアドバイスでしょう。
レッスンの大部分は第1楽章の出だしの部分に費やされましたが、そこでの主な指摘は
①弓をもっとたくさん使って弾きなさい
②フレーズ感を大切に
③ダイナミクスをもっと大胆に
④コントラストをもっと明確に
と云う事であったと思います。
指摘されたことに注意して再演すると、まぁ見違えるように生きいきと、表情豊かな音に変わる。こんなに違うんだと、びっくり驚きました。私自身が弦楽四重奏を演奏できるようになるのはいつの事になるのか分かりませんが、これらのアドバイスは私が普段のレッスンで師匠からご指摘いただいていることとほぼ同じ事でしたので、いま練習している無伴奏曲にも活かしていきたいなと思いました。
レッスンの後に、ベルリンフィルメンバーによるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番 Op.13 a-mollの演奏があり堪能いたしました。母校の、実に懐かしいホールでの、実に有意義な聴講でした。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは11月18日に撮影した写真を6点掲載しております。晩秋から初冬へと移り行く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ハイドン弦楽四重奏曲Op.74-3 g-moll 「騎士」 #公開レッスン #弦楽四重奏 #玉川学園 #UniversityConcertHall2016 #UCH #マーブル #ベルリンフィル
半世紀前の遺物発掘
書棚の整理をしていたら学生時代に使っていたクリアブック(コクヨ)が出てきました。中には当時聴きに行ったコンサートのフライヤーとチケットの半券がたくさん入っておりました。今よりも良いものをたくさん聴いていたようです。歌舞伎も観に行った記憶があるのですがフライヤーやチケットの半券はありませんでした。そもそも無い物?
オーケストラだけではなく「ジーザス・クライスト・スーパースター」も、出来たばかりの中野サンプラザで観ていたようです。観た記憶が蘇ってきましたたが、フライヤーにはジーザス〜ではなく「イエス・キリスト=スーパースター」と書かれておりました。時代を感じますが、何せ半世紀前のことですから(^^;
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#学生時代 #半世紀前 #オーケストラ鑑賞 #本物を聴く #フライヤー #チケット半券
CD全12巻フォーク大全集、買いますか?
神田川、なごり雪、遠い世界に、若者たち、結婚しようよ、贈る言葉、心の旅、傘がない、サルビヤの花、精霊流し、翼をください、旅の宿、紙風船、22才の別れ、季節の中で・・・
いやはや、懐かしい歌の数々です。日曜日の朝日新聞裏一全面に、全214曲を納めた「愛蔵版 CD全12巻フォーク大全集」の広告が出ておりました。「青春の歌はいつでも心を熱くする」、1960年代〜80年代に青春時代を過ごした“フォーク世代”(ワタクシ、ど真ん中世代ですけど)にはたまらない「永遠のフォーク大全集」だそうです。
あなた、買いますか?
私? 買いませんよ。だってセット価格31,680円、1枚当たり2,640円(どちらも税込)もするんだもの。どうしても聴きたくなったら聴きたい曲だけyoutubeで聴けばいしね。
それにしても1枚2,640円って、高いと思いませんか? まぁ、まだ著作権保護期間内だからと云うこともあるかもしれないけれど、初出時のLPとほとんど同じ値段。1980年の物価指数(2020年比)が70くらいだと思うから、それを考えると安いのかも知れないけれど。
ところで、朝日のこの広告を見て買う人はどのくらいいるんだろうね。気になったので調べてみたら朝日新聞(東京本社版)全15段(1ページ)の掲載費が22,695,000円。広告費が価格の一割3,168円だとすると、7,163セット売れないと広告費が回収できないことになるけれど、掲載費だって結構値引きがあるようだから、どうなんだろうね。
以上、暇な雨の月曜日の(いつもにも増して)くだらない独り言でありました。チャンチャン。
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#神田川 #なごり雪 #遠い世界に #心の旅 #精霊流し #翼をください #22才の別れ #70〜80年代 #フォークソング #ポップス
深遠なる宇宙の入り口にて
師匠の懇切丁寧かつ根気強いご指導のお陰をもち、ようやく深遠なる宇宙の入り口まで辿り着くことができました。辿り着いたとは云っても勿論ここが終点である訳はなく、ここがとば口、出発点。私にとってはこの先は何があるのかもわからない未知の世界。それでも教えを請いながら少しずつでも進んでいくことができれば本望。どれほどの時間がかかったとしても前に進んで行きたいとの想いを強くしているところです。
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卒業写真
卒業式シーズン。この季節になると思い出すのがYumingの「卒業写真」。Hi-Fi Setで山本潤子が歌う方が好きだったけれど近頃、Yumingの歌もいかにも彼女らしくていいかな、と思うようにもなってきた。
ところでこの歌詞に出てくる「あなた」っていったい誰?
「人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって」
「私」は卒業後、人ごみに流されて変わっていってしまうけれど「あなた」は人ごみに流されず、変わらず、あの頃の生き方を忘れないでいて欲しい。
「私」と「あなた」はきっと同級生。私は変わってしまうけれど、あなたは流されず変わらずにいて流されてしまう私を叱って欲しいって、考えてもみれば随分と勝手な「私」だ。
でもきっと、「私」は卒業前の私自身、私が想いを寄せていた「あなた」が今の私の中で、私の思い出の中で綯い交になった「私」と「あなた」なのだろう。思い出の中の私自身とあなたとに叱って欲しい。心の中にしまった思い出はどんなに長い時間を経ても変わらずにいつまでもそこにあるから。
と云うわけで今日の一枚は「卒業写真」にも出てくる「ゆれる柳」の芽吹きどき。
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#Yuming #荒井由実 #松任谷由実 #ユーミン #卒業写真 #ハイ・ファイ・セット
再始動に向けて
そろそろ再始動。昨日、弦を4本とも張り替えました。ここ数年は上二本をLARSEN、下二本をCHROMCOR PLUSと云う組み合わせで弾いていましたが、今回は4本ともLARSENにしました。C線とG線をLARSENにするのは初めてですが、これには訳が・・・
昨秋、家人が楽譜やら何やらを買いたいと云うので楽器店について行きました(運転手)。家人の買い物の間店内をウロウロしていて見つけたのがこのLARSEN。長期在庫処分品とのことでなんと80%OFF!かなり古い(ビニールパックされていない)ようなので弦を巻き上げる途中で切れることも覚悟しておりましたが、無事に張り替え完了。各弦の音のつながりがスムーズですね。4本ともLARSENだから当然?良いですね。もっと早く試すべきでした。今日は弓の毛替えもお願いしてきました。長らくお休みしておりましたが、春の到来とともに再始動いたします。
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#チェロ #Cello #弦の張り替え #毛替え #春は始まりの時
冬眠明け?
明後日は立春。そろそろ冬眠明けかなぁ・・・
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#立春 #Brack-Case #白いのにブラックケース #再開 #再始動 #チェロ #Cello #Vc #Swiss made
郡山にプロオーケストラ誕生
郷秋<Gauche>のふるさと、郡山にプロオーケストラが誕生していたようです。その名も「郡山交響楽団(Koriyama symphony orchestra)」。昨夜まで全く気がついておりませんでしたが、2019年9月に創設されていたようです。
郡山市は2008(H.20)年に音楽都市を目指す都市(楽都)宣言をしました。 もともと合唱が盛んな地で福島県立安積女子高等学校(現安積黎明高等学校)をはじめ合唱の強豪校が多くありましたが、楽都を名乗るならプロのオーケストラがなくちゃ、そのオーケストラの根拠地となる音楽専用ホールがなければと、ずっと思っていたのでしたが・・・
ほぼ時を同じくして福島市にもプロのオーケストラ「ふくしまチェンバー・オーケストラ」 が始動していたようです。長年オーケストラ不毛の地であった福島に時を同じくして二つもプロのオーケストラが誕生したわけです。日本には日本オーケストラ連盟加盟のプロオーケストラが36団体、その他に常設のオーケストラが数団体あるようですが、ネット上の一覧等によれば既述の二団体は現状ではその中にも入っていないようです。
在京のオーケストラにあっても経営状況は芳しくないところが少なくなく、ましてや地方に所在するオーケストラの場合には地元自治体との関係(有り体に云えば資金援助)が不可欠なわけです。既述の二団体の現状はどうなのかと思いネット上の情報を調べた限りでは、「ふくしま」の方は多少なりとも行政との連携があり「郡山」の方は余りないようだという感じですね。
私的には「郡山」の方が特に気になるわけですが、ネット上の情報を総合すると市や市民団体の考える「楽都郡山」政策・私案とは距離を置いたところで郡山出身者・縁故者が集まって「勝手に作ったオケ」、と云う印象を受けました。代表者が市を代表するホール正面に店を構える楽器店の経営者(Vc奏者のようですが)であったりすることも何かと影響しているのかも知れません。
郡山を離れて半世紀が経つわけですが、ふるさとのことはいつになっても気にかかります。こと音楽のこととなればなおさらです。とりわけ地方に本拠地を置くオーケストラの運営が厳しいことは度々耳にするわけですが、始めた以上は歯を食いしばってでも継続し、やがて「楽都」郡山のオーケストラとして郡山の音楽を牽引し郡山市民に愛されるオーケストラになって欲しいと願わずにはいられません。
注:ネット上の情報を集めて得られた私見を記しておりますので、関係者には失礼あるいは見当違いな部分が多々あるかと思います。予めお詫びをいたしますとともにぜひその旨お知らせ頂き、また郡山交響楽団の現状をお教えいただければ幸いです。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月21日に撮影した写真を7点掲載しております。快晴なれど寒風の吹く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#福島県郡山市 #郡山交響楽団 #プロオーケストラ #地方のオーケストラ #プロオケ #プロオーケストラの財政状況 #本名徹次
Yumingは化け物
10月に入手してから二カ月と少し、何十回と三枚のディスクを繰り返し聴いた結論。Yumingは化け物ですね。
時代の一歩先、いや、半歩先を表現したリリックとサウンド。一歩先を行ったら「出る杭は打たれる」。きっと叩かれたことだろう。時代を半歩だけ先んじる「物語」と音作りが良かったのだろう。Yumingと同世代の郷秋<Gauche>的に沁みるのはやはり70’から80’の名曲の数々ですが、それ以降も常に時代を半歩先んじて来た作品の数々にはまったく頭が下がる思いです。
今年、文化功労者としてYumingが顕彰されました。彼女が文化功労者とはまったくもって驚き以外の何物でもないのですが、そう云う時代になった、Yumingを文化功労者にと推す人たちが出てきた、そんな時代になったのだと感心至極の郷秋<Gauche>です。
合唱をしていた人間としては、喉をつぶして「え(に濁点)〜〜〜」と云う発声はなんとも違和感山積ではあるのですが、今回の50周年記念のアルバムに収められた51曲を繰り返し聴けば、これがYumingの個性でありこの声、この発声で時代を作ってきたのだと認めざるを得ませんね。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月18日に撮影した写真を5点掲載しております。初冬、小春日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#荒井由実 #松任谷由実 #Yuming #文化功労賞 #時代を引っ張る #ユーミン
Hi-Fi Set Sings Yuming
「Hi-Fi Set Sings Yuming」(Alfa 32XA-128/1984.10.25)。Yumingから提供された楽曲とカバー楽曲のみを収録したアルバムです。
四日前に久しぶりにYumingを聴いたら(Click here)、やっぱりHi-Fi Setで聴きたくなりました。音楽は丸いものをくるくる回しながら、Yuming作品はHi-Fi Setで聴くに限ります。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月9日に撮影した写真を5点掲載しております。秋本番を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#Hi-FiSetSingsYuming #ハイファイセット #シングス・ユーミン #Alfa 32XA-128 #荒井由実 #松任谷由実 #山本潤子
今どきですが、くるくる回る・・・
今どきですが、くるくる回して聴く物を買ってみました。CD3枚+DVDです。
Yumingは同世代(正確には彼女が1歳年上)ですので、彼女の音楽は現在形進行形で聴いて来たはずですが、あらためて51曲を通して聴いてみると、馴染みのない曲がたくさんありました。
考えてもみるとそうなのです。どうなのかと云うと、私はずっとYumingをシンガーとしてではなくソングライターとして捉えていたのです。彼女自身が歌ったものはあまり(はっきり云えば、ほとんど)聴かず、彼女の作品のいくつかをHi-Fi Setで聞いていたのでした。ですからYuming の曲っていいな、Hi-Fi Set(もっと云えば、山本潤子)の歌っていいなと、ずっと聴いていた訳ですので馴染みのない曲があっても不思議ではない訳ですね。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月1日に撮影した写真を5点掲載しております。稲刈り時を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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#ユーミン #荒井由実 #松任谷由実 # Hi-Fi Set #ハイファイセット #山本潤子
弦楽合奏団に復帰
コロナ禍で休団しておりました弦楽合奏団に本日、復帰いたしました。今月から月二回の練習再開ですが、二年間のブランクは如何ともし難く四苦八苦。でも楽しかった! 個人レッスンも今月末から再開ですので、これで合唱ができるようになれば私の音楽生活はコロナ以前に完全復帰です。
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#コロナ禍による自粛解除 #コロナ以前の生活に少しずつ戻る #弦楽合奏団 #弦楽アンサンブル #合唱
チェリスト・長谷川陽子、デビュー35年の重み
1987年、17歳でデビュー・リサイタル。翌4月、桐朋学園大学入学。その年の10月にファースト・アルバムを録音、翌1月発売。クラシック・ヒット・チャート1位(チェロで初)を獲得し広く注目を集める。フィンランドのシベリウス・アカデミーへの留学(アルト・ノラスに師事)を経て本格的な演奏活動を始める。その後の活躍振りは周知の通り。
昨夜(2022年5月19日)、チェリスト・長谷川陽子のデビュー35周年を記念するリサイタルが開催された。17歳でのデビュー以来35年の重みを確かめに、まったく久しぶりとなった上野文化会館に私は足を運んだ。
一夜でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を演奏しようと云う意欲的なプログラム。いかに人気のチェリストと云えども、オール・ベートーヴェンと云ういかにもマニア向けのプログラムでの演奏会だと云うのに満席。その長谷川は全5曲を弾き終わって「もっと上手くなりた。今日の演奏に首を傾げた方がおられたら、ぜひ40周年のコンサートを聴きに来てください」と云ってのけた。私はこれを彼女の35年間の重みと受け止めた。今から5年後のコンサートが楽しみである。
今日の一枚は目に見える、分かり易いチェリスト長谷川陽子の35年分の重み。手前が1989年のデビューアルバム「珠玉のチェロ名曲集」、奥がデビュー35周年記念アルバム「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ&変奏曲全曲」。そして積み上げた23枚がその間の成長の記録。
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#長谷川陽子 #Yoko Hasegawa #デビュー35周年 #桐朋学園大学准教授 #ベートーヴェン #チェロ・ソナタ #チェロのための変奏曲
尽くしたる年寄、勤めなん幼子
「村のために 国のために つくしたる我らの年寄の歩みやすかれと・・・」
「村のために 国のために つとめなん我らの幼児(おさなご)の歩みやすかれと・・・」
「村の道ぶしん」(葛原しげる作詞、簗田貞作曲、岡本敏明編曲)の歌詞です。
注:簗田貞(やなだ ただし。「城ケ島の雨」「どんぐりころころ」の作曲者。
唐突に何故この歌詞をご覧いただいたかと云うと・・・
電車内で泣き止まない乳幼児とその親が「うるさい、静かにさせろ」と怒鳴られた、スーパーマーケットのレジで財布からお金を出すのに手間取っていた高齢者に「もたもたするな、早くしろ!」との罵声が浴びせらたとの報道を、短い間に複数回目にしたからです。
葛原しげるの詩にある通り、年寄は「村のために、国のために尽くしてきてくれた方」、そして幼子は「これから村のために、国のために尽くしてくれる宝物」。どちらも大切にしなければならない人たちです。その人たちに罵声を浴びせるって、どう云うことなのでしょうね。
あなたは幼子であったことはないのですか? あなたは年寄になることはないのですか? と問いたいのです。誰しも通って来た道、そして通る道にいるのが幼子とお年寄り。繰り返します。誰しも通ってきた、そしてこれから通る道ではありませんか?
そう云いながらも、満員電車の中で隣の幼子が泣きだしたら、あるいは急いでいるスーパーのレジでもたついているお年寄りがいたら、それでも泰然と構えていられるのか。いや、難しいかも知れないと思う自分への、今日の漫文なのでありました。
なお、画像は玉川学園の愛吟集(改訂1刷 1997年4月)より。郷秋<Gauche>は、玉川学園で出来た歌かと思っておりましたが http://bunbun.boo.jp/okera/w_shouka/t_sinsaku/t8sh_mura_michi.htm によれば、この歌ができたのは玉川学園創立の1929(昭和4)年の2年前。しかも玉川学園に伝わるのは2節までですがオリジナルは3節まであり、詩も多少異なっております(1〜3節の詩を合わせて2節にした?)。これ以下は郷秋<Gauche>の勝手な想像ですが、玉川学園の教育(生活音楽)に取り入れる段になって玉川学園に合うように改変したのではないかと思うのです。教育のためには、良いものであれば何でも取り入れるのが小原國芳の流儀ですので(著作権に対する認識も低い時代でもありました)。
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#乳幼児と高齢者を大切に #玉川学園愛吟集 #村の道ぶしん #葛原しげる作詞 #簗田貞作曲 #岡本敏明編
チェロ好き爆増?!
昨夜はコロナ以降初めて、コンサートホールに出かけてきました。二年以上振りのコンサートホールと云うことになります。
【上野通明 チェロ・リサイタル】
2022年4月3日(日) 18:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
チェロ:上野通明 ピアノ:阪田知樹
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番 D Dur BWV1028(Vc & Pf版)
パウル・ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ op.25-3
フランツ・リスト:悲しみのゴンドラ S.134
フランツ・シューベルト:ロンド ロ短調 op.70 D895(原曲:Vn & Pf)
-----休憩-----
武満徹:オリオン
ベンジャミン・ブリテン:チェロソナタ C Dur op.65
アンコール:フランク・ブリッジ:春の歌(原曲:Vn & Pf)
驚きました。2000席近いミューザ川崎が、ステージ裏手の席に少し空席があるだけでほぼ満席です。いつの間にチェロのファンがこんなに増えたのか!
しかもですよ、最初に書いた通りプログラムのハードルは相当高い。私的には、安心して聴くことができるのはバッハくらいで、あとはちゃんと予習をして「聴くぞ!」と気合いを入れないと最後まで聴き通せない程難しいい曲が続きます。
上の写真は当日配布されたプログラム(刷物)ですが、フライヤーも同じデザインで「上野通明 チェロ・リサイタル」と銘打ちながらも刷物はほとんど「デュオ・リサイタル」の体で、ピアノの阪田知樹さんのファンの来場も狙っていることは明らかです。
上野さんの2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールのチェロ部門優勝のみならず、阪田さんも昨年の「エリザベート王妃国際音楽コンクール」のピアノ部門で4位入賞しております。有名コンクールで上位入賞を果たすと途端にチケット価格は上昇し、それでもあっと云う間に完売と聞きます。昨日のコンサートもその類なのだとしたら、ちょっと残念な気もします。それでも、ピアノやヴァイオリンと比べると決してメジャーとは云えないチェロに興味を持つ方が増えるのは良いことかも知れませんが・・・
蛇足ではありますが、昨夕のプログラム(刷物)に、バッハの「ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ」の曲目解説にこんなことが書かれておりました。
「ヴィオラ・ダ・ガンバはイタリア語で『脚のガンバ』を意味する通り」(後略)
gamba(ガンバ)は「脚・足」の意味、Viola(ヴィオラ)は現代のヴィオラ(ビオラ)のことではなく16〜18世紀においては擦弦楽器全般を指していましたので、Viola da gambaは「脚で支える擦弦楽器=脚のヴィオラ」と云うことになります。「脚のガンバ」では「脚の足」になってしまい、意味不明ですね。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月2日に撮影した写真を6点掲載しております。花盛りとなった森様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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