福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

基礎疾患がある患者さんの歯科治療

2024-05-22 | できごと

当院は障害者歯科も行っていますが、小児中心なので発達障害系や歯科恐怖症が主で、いわゆる有病の患者さんは限られています。
有病で相対的に多いのは、先天性心疾患や遺伝子疾患、中途障害としては血小板減少などの血液系、そして糖尿病や甲状腺機能亢進などが若干あります。
それぞれ歯科治療の可否の検討や、行う場合の注意事項があります。



成人で特に高齢者になると、中途障害が多くなり、いわゆる成人病の患者さんも増えますので、より配慮が必要な患者さんが増えます。
患者さんの服用薬、場合によっては医科の主治医とやりとりをして、適切な環境で治療できるよう努める必要があります。
あとは処置時に、全身モニターが望ましい患者さんもいますが、よりリスキーな場合は、救急対応ができる大学病院や病院歯科に紹介することもあります。
小児中心なので成人と比べて有病者は限られていますが、中途発症の場合の情報もれがないように、普段から患者さん側ととコミュニケーションが必要ですね。
最近は私たちプロも、ネットの情報をチェックすることもありますが、情報が偏っていることが多々あるので、参考程度にしています。




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そういう季節がやってきました

2024-05-20 | できごと

6月頃になると、学校や幼稚園保育園では歯科健診が実施されます。
私も校医園医など任されていますので、6月には数回健診に出かけます。



今年は6月4日から10日の1週間が歯と口の健康週間で、歯科医師会からポスターが送付されて来ました。
昭和初期の虫歯予防デーが6月4日であったことから、現在もこの時期が啓発活動を行う時期になっています。
歯科医自身もモチベーションを上げる時期ということか、九州デンタルショーもほぼ同時期です。
私自身も、子育て支援番組「はぐはぐ」の小児歯科部門を担当していて、6月は2回出番があります。
当院でもこの時期、歯科健診結果持参の患者さんが増えますが、かかりつけ歯科の無い患者さんが来院するきっかけになるのは良いと感じます。
また定期健診が途絶えてしまっていると、患者さん側が気づかない問題が発生しがちなので、予防やケアを先行するためにはやはり定期的に管理してもらうのが良いと思います。
日本でも地域格差はありますが、医療保険も整い、相対的には個人管理が可能な環境ではないでしょうか。



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KYNE展の図録

2024-05-19 | アート、音楽、映像

現在、福岡市美術館ではKYNE展が開催中で、私も先日行って来ました。
その時点ではまだ図録が出来上がっていなくて、購入すれば後日送りますとのことでした。
やっと出来上がったようで、本日受け取りました。



今回の展示オリジナル図録で、展示スペース内のみの販売なので、ある種限定品でしょうね。
展示実現には福岡市美術館長の思い入れが強かったようで、館長からの多くの解説やコメントも収録されています。
一般販売がないので、そのうちプレミアが付くでしょうが、それとは関係なく、待ち遠しかった嬉しい図録です。



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地域活動にカムバック

2024-05-19 | できごと

知り合いからの誘いもあって、大名地区自治協議会の副会長を引き受けることになりました。
複数名の副会長で、それぞれいくつかの部とアドバイザー的に関わります。
その一つが青少年育成部で、私も息子たちが小学生の頃、子ども会育成会に属していました。
昨日は育成部の年度はじめの総会と懇親会があって、私は仕事の関係で懇親会のみ参加しました。
長年地域活動に関わっている旧知の方々、そして次世代の面々にお会いできました。



色々、最近の現状もお聞きでき、懐かしさと新鮮さが入れ混じります。
何かといえば飲み会の地域活動で、飲食店には困らないというロケーションでもあります。
活動に参加しつつも、飲み会も増えるという流れでウェルカムです。


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うどん&カツ丼は定番なのか?

2024-05-17 | おすすめの店

金曜夕食は外食というルティーンですが、今日は我が家近くのうどん銘店の釜喜利うどんへ。
知り合いのK先生は、資さんうどんのカツ丼セットが定番のようですが、私もこのセットでオーダーすることは程々ありますね。



ここは何かオーダーすればグラスビール無料です。
ゴボ天うどんにミニカツ丼セット、そしてビール。
うどん&丼ものと言うのは、ラーメン&半チャーハン同様に定番的ですね
これで1000円ちょっとは、今時の物価高を考えるとお得です。
ラーメン&半チャーハンよりちょっとお安いし、うどんのクオリティーはもちろん高いのでね。
夕方からは居酒屋メニューも色々あるので、今後も晩酌を兼ねてリピートしそう。




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Goodbye そして Welcome

2024-05-16 | できごと

当院は開院して19年目になります。
今は普通になったデジタルX線ですが、開業の時期はデジタル化が始まったばかりで、新しいシステムでした。
当院はパノラマとデンタルX線をデジタル化しており、デンタルX線は専用のフィルムをスキャンして画像取得します。
デジタル化でX線被爆量が格段に減ったことと、アナログフィルムの保管管理が不要なのでメリットは大きいわけです。
当院でも取り入れている電子カルテシステムでも、紙媒体がゼロにはなりませんが、かなり減少してメリットは大きいですね。
X線機器とPC、スキャナーがセットで機能しますが、デジタル機器は次第に時代遅れになったり不具合が起こってきます。
今回スキャナーは3代目に、PCシステムは2代目へのリニューアルです。
PCのOSやソフトウェアは一番古くなりやすいので、年月を考えると当然とも言えます。
セットアップに時間がかかるとのことで、休診日に業者の方に来てもらいました。



旧PC&スキャナーです。
スキャナーは2代目で小型化高画質になりましたが、ディスプレーの画角はクラシックです。
ここのところ時々不調でしたが、昨日までは機能していましたので、長らくご苦労様という気持ちです。



まだ最終的整理ができていませんので、PC右手には新旧スキャナーが並んでます。
サイズはほぼ同様ですが、スキャン速度が格段に速くなっているようです。



もちろんブレインのソフトウェア&サーバーもリニューアル。
X線写真に加え、口腔内写真のデータも統合されて7000人分以上あるので、データ移行に結構時間がかかりました。
X線は撮影補助と画像転送は歯科衛生士、端末のPCでの操作と患者さん説明は歯科医師と、仕事分担をしています。
それぞれのパートでの操作法に慣れる必要はありますね。
色んな意味でバージョンアップしているはずなので、ある種楽しみです。



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ワイヤー矯正の痛みが軽減したワケ

2024-05-15 | 歯並び、矯正の話

ワイヤー矯正治療は、一つ上の世代の患者さんだと、「痛い、時間がかかる、高価」というイメージが普通だと思います。
大学勤務時代は、スタンダードエッジワイズ法という、今振り返るとクラシックな方法で治療していました。
21世紀になると、ストレートワイヤー法のためのブラケット、そして形状記憶のニッケルチタンワイヤーが主流になりました。
さらに、よりワイヤーの滑りが良好なブラケット使用のシステムが開発されて来ました(フルパッシブ矯正)。


上は私の20世紀の症例で、抜歯矯正例です。
抜歯後のスペースを閉じるため、まず下の歯並びにクロージングループを組み込んで、奥歯を土台として、前歯をブロックで移動します。
上はこの後、側切歯~犬歯間に同様なループを曲げてスペース閉鎖を行っています。
このような処置は、特に前歯部分は痛みを伴うのと、1回調整での移動量はあまり多くはありませんが、時代的にはスタンダードです。

 

こちらは現在の抜歯矯正例。
前歯をブロックで移動するというより、やや細めのワイヤー(ニッケルチタン)が後方にスライドしながらスペースを閉じていきます。
加える力も、以前の半分ちょっとでOKと言われていますが、1回の移動量は大きいんです。
矯正費用はさておいて、治療期間が短く痛みも軽減しているのは、現代の矯正理論&材料を取り入れているからです。



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講演会を企画しました

2024-05-14 | できごと

福岡小児歯科集談会では、年に4~5回の講演会を企画していますが、前回4月に続き、次回は7月です。
5月末くらいに会員案内を予定していて、案内の原稿が出来上がりました。
小規模なスタディグループで、事務局が当院のため、実務もかなり行っているのが実情です。



左の2枚が案内文書で、テーマは小児口腔機能発達不全症です。
最近注目の分野で、当院でも程々は対応できていますが、私も、この際色んな情報を得て刺激を受けたいと思っています。
講師は歯科医師と言語聴覚士の先生方で、食べる機能や話す機能に対して取り組まれています。
実際には一つの歯科医院で、歯科医師、言語聴覚士、歯科衛生士がコラボして対応しているとのことで、ハイレベルと予測します。
なかなかこのような環境は整えられませんが、自らの環境の中で実施できることを模索できそうで、楽しみです。
一番右のチラシのように、歯科業者や学会でも、同分野のセミナーは良く見かけます。
「今」だと思います。


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Japanese & Scotch single molt

2024-05-12 | できごと

またまた頂いた、今度はアイラモルトのスコッチ、ラフロイグ。
ピート臭が強くスモーキーなスコッチの代表格ですかね。いわゆる癖ツヨイ系です。



モルトウヰスキーを並べて、ニヤニヤしてしまいます。
ジャパニーズのピュアモルトはスムーズ&スモーキなので、風味が別格で珍しく面白い。
いずれも高級ウヰスキーで自分で購入することはないでしょうから、手軽な非日常とも言えます。
今日は1日雨模様のようです。
午前は大名地区の自治協議会が開催され、副会長に任命されました。
久しく地域活動からは離れていましたが、会議で懐かしい面々にも会えて、ホッとしたような。
只今のBGMはポスト・マローン。
最近、音楽がワールドミュージック化している反面、地域や人種特有の癖ツヨミュージックが影をひそめているような?
聴きやすいけど記憶に残りにくくなっているのは、日本だけでなく世界傾向かも。



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久しぶりに金曜夕食

2024-05-11 | できごと

金曜夕食にルティーンで行っている小料理屋「夕日」、訳あって暫く営業していませんでした。
再開したとのことで、久しぶりに伺いました。



こちらも飲み物ルティーンの濃いめのジンソーダ。
そしてキムチバラ炒め。
再開して週末のせいか、お客さん多めで女将は忙しそうでした。


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