福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

村の運動会

2017-10-08 | できごと

いわゆる秋晴れの今日、大名地区の地域運動会が開催されました。
息子たちが通った大名小学校、数年前に舞鶴小学校に統合されましたが、その前は大名小学校と地域運動会が合同で行われていました。
その頃でも全校生徒が100名ちょっとでしたから、合同で開催しないと種々競技が成り立たないというところもありました。













左手の数人の集団は、次男と地域の友人たち。結構久しぶりのようでした。 皆成人前後の年齢になりました。
住民が少ない地域ですので、親たちも子どもたちも皆知り合い。繋がりが濃いんですね。 
いわば大名村。





いよいよ、旧大名小学校跡地の再開発が始まります。親にとっても懐かしいこの空間、見納めではないでしょうか。
あらためて見渡すと、子どもたちが小学生の頃がフラッシュバックします。
地域運動会は数年はお休みだそうです。 





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フレーバーティー

2017-10-07 | できごと

知り合いの方からフレーバーティーを頂きました。オーガニックのカモミールとレモンジンジャー。
この2種類のチョイスはわたくし的にはビンゴ、です。
一昨年から昨年初めにかけて数か月入院した際、お見舞いに結構紅茶やハーブティーを頂きました。
わたくしの場合、頂くと言うとお酒類が多かったわけですが、さすがに入院中はそういうわけにもいきませんし、皆さん考慮して頂いての結果でしょう。
ティー類はもともと好みだったのですが、このこともあってさらに色んなお茶を好むようになりました。





カモミールはお気に入りのハーブティーのひとつ。
シンガポールに行った際、マリナベイサンズの部屋にあったTWGのカモミールティーが好きになったきっかけですね。




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矯正治療での抜歯

2017-10-06 | 歯並び、矯正の話

矯正治療での便宜的抜歯、イージーに抜歯はもちろんしたくはありません。
歯並びの改善は矯正治療の一部分で、噛み合わせ、唇など軟組織との調和、治療後の後戻りを最小限にする、などを考えると、全体矯正治療の場合は抜歯を余儀無くされることもあります。













中学生で全部永久歯の患者さん。歯並びが気になるとのことで全体矯正治療を開始しました。
まずは抜歯せずに歯並びの改善でスタート。半年ほどでほぼほぼ並んで来ますが、どうしても前歯部分が出っ張って来ます。
もともと歯並びの幅が狭いとか、下の歯並びでは奥歯部分が内側に傾斜して狭い状況の場合、歯並びの拡大ができますので前歯の出っ張りはそこまで発生しません。
この患者さんの場合、その要因は少なかったので、予測どおり歯並びは改善しても上下の前歯が前傾してしまいました。
ここで再評価して、本人、保護者の方と話し合いをして、納得した上で上下左右の第1小臼歯を抜歯して治療を継続しました。












もともと前歯部分の真ん中は歯1本分のズレ、そして奥歯部分から左右の噛み合わせの左右差がありましたので、最終的に上下真ん中が一致していないのがわたくし的には若干の不満足ありです。
あえて歯を抜かずにスタートしたので、若干治療期間は長く2年間かかりました。
患者さんにとっては、矯正治療も終わって受験勉強に頑張ろう、という時期に来ていますね。 

 




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み〜つけた

2017-10-05 | できごと

行きつけの我が家の近くのコンビニが改装中だったのですが、広くなって再開店。街中のコンビニにしてはかなり広いと思います。
品揃えも良くなって、いいもの見つけました。
日本酒と豆乳。


 


健康上の理由でほどほどのエクササイズ、食生活にも気をつけています。断酒は簡単ですが、お酒は現在はかつての半量ですね。
ウエスト周りの脂肪も半分くらいになっているのかな?
八海山は本醸造なので日常飲みには割と美味しく、コスパも良し。
炭酸飲料は避けて、炭酸か豆乳ですね。





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撮影3本

2017-10-05 | できごと

TNC(テレビ西日本)の子育て支援番組「はぐはぐ」の歯科担当を任されていて、時々撮影があります。
休診日の今日を利用して、診療室に撮影スタッフに来てもらい、3本分の撮影を行いました。
事前に担当の方と、題材や内容などメールのやりとりとかで打ち合わせを行い、今回の題材は、食生活と虫歯予防、歯のケガ、唾液の働きの3本。11月、12月、1月に月1回ほどのペースでオンエアされる予定です。
実際日常臨床では小学校以上の患者さんも多いのですが、乳幼児の歯に関する題材に絞られますので、数年担当していると若干題材探しに苦労しますね。
最近の保護者の方々は、お子さんの虫歯予防、生え変わり、歯並び噛み合わせ、食べ方など歯科に関する事柄への関心度が高くなっています。ネットの時代でもあり、勉強不足の歯科医や歯科衛生士はしっかりした対応ができないのではと思うほどです。






番組が、子育て中の保護者の方々のお役に立てばと思います。
より個別にどうなの?という保護者の方、当院においでください。Q&A歓迎です。
年齢層は原則として0歳から18歳の範囲です。






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シーラントにはグラスアイオノマーの訳

2017-10-04 | むし歯予防の話

シーラントという、奥歯の溝部分の虫歯予防の処置があります。最近ではご存知の方も多いのではないでしょうか。
歯は出て来て間もなくは未成熟で虫歯になりやすい状況です。特に奥歯の溝部分は形態的にも位置的にも磨き残しをしやすいため、虫歯になりやすい代表的な部位ですね。
乳歯で言えば一番奥の第2乳臼歯、永久歯ですと第1、第2大臼歯がまさに虫歯になりやすい歯と言えます。
ただし出て来て3、4年間ほどが噛み合わせ部分が虫歯になりやすく、それ以上経つとこの部分の虫歯リスクは下がって来ます。
言い換えるとこの期間虫歯ができないようにすればその後は比較的安心ということになります。 
この役割を果たすのが、この時期溝部分を封鎖するというかシールしてしまうシーラントです。レジンというある種のプラスチック系樹脂を使うのが基本で、過去の多くの研究で虫歯予防率は7、8割という結果が得られている方法です。
虫歯予防の強い味方ですね。
ところがこのレジンシーラント、レジンが水分や唾液に対して敏感なため、奥歯に対して酸で歯面処理してレジン材を流して固めるという処置を確実に行うのが小児では難しい場合が多々あります。
唾液が付くと、折角の処置後すぐに外れてしまうということが起こりがちです。術者も患者さんも苦労の甲斐がないということです。
唾液が混入しないようにラバーダムという装置を使うのが確実ですが、乳歯のシーラント適齢期の3、4歳児ではこの処置は結構負担になるでしょう。
最近ではグラスアイオノマー系のシーラントも結構認知されて来ていて、この材料は歯面処理不要で多少の水分があっても歯との接着があまり損なわれず、材料自体から微量のフッ素が出るため、シールした部分の歯質も強化されるという利点があります。
さらにフッ素の効果で、初期虫歯であればストップしたり元に戻りますので、レジンシーラントよりも適応範囲が広いと言えます。





私は歯科材料の研究をしていたこともあって、グラスアイオノマーの利点が多いことを認識して、早期からシーラントにはグラスアイオノマーを好んで使用しています。
何しろ患者さん術者ともに楽で簡単。非常に簡単な割に予防効果あり。
レジンシーラントをわたくし的にはクラシックシーラントと呼んでいますが、予防に頑張っている歯科医、歯科衛生士の皆様、グラスアイオノマーシーラントもトライされたらどうでしょうか、提案です。
シーラントは行うのが目的ではなく、虫歯予防が目的だという基本に戻りましょう。材料的には耐久性とフッ素のリリース量からフジ9がオススメです。 





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噛み合わせのズレ

2017-10-02 | 歯並び、矯正の話

上と下の歯並びの幅や奥行きがアンバランスですと、歯並びに誘導されて下顎の噛み合わせがずれることが多々あります。
幅がアンバランスな場合、上顎の歯並びが小さい場合が多く、下顎が左右的にズレます。
小児の時期は骨格まで非対称になっていることは稀ですが、そのままで思春期の下顎成長が進むと骨格的に固まってしまいます。
言い換えると、早めに上下歯並びの大きさがバランスが取れるように矯正すると、顎のズレは改善することがほとんどです。





この患者さんは小学校なかほどの学年。前歯が永久歯に生え変わって来た時期です。
上下前歯が逆に噛んでいる反対咬合でもありますが、上の奥歯部分の幅も小さめな状況です。
この写真では奥歯はしっかり噛んでいませんが、噛もうとすると下顎は向かって左にズレて、逆に噛んでしまいます。
口を大き目に開けると上下中央はほぼ一致しますので、この年齢では下顎の骨格的非対称は発生していません。
乳歯の時期からズレはありましたが、この患者さんは反対咬合傾向も疑われました。そのため、あえてこの時期まで待って、上の歯並びの幅と前後径を一気に拡大することにしました。
前歯、奥歯とも噛み合わせを改善して、下顎の位置を改善することになります。
小児だから可能な噛み合わせのズレの治療です。
 





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去年も今頃

2017-10-01 | できごと

久しぶりに大濠公園にウォーキングへ。昨日土曜は患者さんも多く、もちろん忙しかったのですが、歯科の仕事はフィジカルというよりメンタルな疲れが多いと思います。
週末疲れたと言っても、多少のエクササイズをした方が元気になるように思います。 


 


ランニング、ウォーキング、カップル、家族で遊びに来ているらしい人でいっぱい。



 


昨年も今頃だったんでしょうね、ウォークラリーのイベントの集団を見かけました。
快晴ではありませんでしたが、気温湿度ともアウトドアの季節。 
帰り道、鴻臚館のところでコーヒーフェスをやってました。ミュージックフェス、食フェスなど、昔で言えば秋祭りの季節でもあるんでしょうね。
ちなみに土曜が患者さんが多いという話題ですが、平日午後も含めまして予約が取りにくくなっています。
できる範囲で、歯科医師、歯科衛生士のヘルプに来てもらい対応はしていますが、キャパに限界があります。
お一人お一人の患者さんをしっかり診るというスタンスは絶対崩せませんので、能率はよくありません。御理解ください。 





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