福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

第1期矯正治療が終了

2018-03-23 | 歯並び、矯正の話

反対咬合のある患者さんです。






前歯だけでなく、向かって右側の奥歯部分も逆になっていて、下顎が結構右側にズレています。
下顎が前方そして向かって右側にずれており、このずれは成長期で悪化する前に改善するのが望ましいわけです。
小学校の中ほどの年齢の患者さんで、まずは奥歯部分を拡大して、その後前歯部分のかみ合わせを改善する計画としました。









ほぼ計画通りで、治療期間10か月のうち、前半は奥歯部分、後半は前歯部分の改善をしました。








終了時は後戻りを防ぐリンガルアーチという保定装置を入れて、横の歯の生え変わりを経過観察します。

 




上下の真ん中がすっきり一致していないので、今後の成長発育も含めたフォローが必要です。
歯並びがデコボコになる要素はあまりないと思いますが、元来の反対咬合系の噛み合わせがどうなるかが、ポイントと言えます。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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