福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

予防をベースとした歯科治療

2012-10-24 | むし歯予防の話

最近購入した歯科関係の本2冊。
ひとつは待合室用ではありますが、それぞれの分野の専門家がわかりやすく解説していますので、スタッフはもちろん歯科医師が患者さんに説明するときにも役立つ内容です。「知りたい!むし歯の詰め物」というトピックで、特にコンポジットレジンについて詳しく解説してあります。コンポジットレジンとは、このブログでも過去たびたび登場してきた、歯の色をした詰め物の材料です。材料自体の物性や色、歯との接着が良好に改善されたおかげで、できるだけ歯を削らない治療選択が増えました。小児歯科では、むし歯の治療といえばコンポジットレジン修復がほとんどで、ほぼ毎日行っている治療です。
歯を削る量が少ないので、予防的な治療ともいえます。
ところでむし歯予防といえば、歯磨きを差し置いて、家庭や歯科医院でフッ素を応用するかどうかが一番影響力があります。
小児を中心とした当院ですので、私もスタッフも、どの歯科よりもフッ素のことは知っておかなければ話になりません。患者さんのむし歯予防指導で適切で現実的なお話ができるために、理解していると思っても、知識が古くなっていないかも含め、時々確認が必要です。この本は皆で読んで、知識を共有したいし、読んで疑問があればディスカッションする機会にもなるかと思っているところです。
ちなみにこの本の著者のひとり、筒井先生はかつて福岡予防歯科研究会(現:ウェルビーイング)の会員どうしで、ちょっと知り合いの先生ではあります。






自分のやりたいが先行して、ついついまとまりなく散らかっている院長室です。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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