福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

コンポジットレジンの進歩

2013-10-19 | 虫歯治療の話

勉強の秋というわけではありませんが、昨日は歯科医師会主催の臨床研修会に参加しました。
テーマが「コンポジットレジン修復の最前線」で、講師がこの分野では有名な泥谷先生。泥谷先生はは同じ九州大学歯学部の同窓会員なんですが、同窓会の学術委員もされていて、先日の臨床検討セミナーでは私のほうが講師でお世話になりました。
コンポジットレジンといえば、小児歯科分野では比較的はやく臨床に取り入れられ、現在では成人(永久歯)の治療でも適応範囲が広がっています。
材料自体のクオリティがあがって耐久性や審美性が向上し、歯との接着も向上したのがその理由です。
治療で歯を削る量が最小で済み、歯の色とマッチしていて、さらに1回の来院で終了できるというメリットが多い材料ですから、今後ますます使われていくだろうと思います。





歯科業者さんの展示も数社あって、講演内容に加えて大いに参考になりました。
泥谷先生の場合、成人の自費治療が多いので、かなり丁寧な治療ステップをプレゼンされました。
小児の場合短時間ですばやい処置が必要にはなりますが、取り入れ可能な内容も少なくありませんでした。
ちょうど明日が小児歯科学会で、材料などの展示もありますので、よさそうな新製品はトライしてみたいと計画しています。





ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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