福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯科でのコロナパンデミックを振り返る

2023-07-07 | コロナウイルス感染対策

コロナパンデミックも実質上は終わっていますが、感染者数は少し増加傾向にあるようですね。
最近の重症者数や死者数は、マスコミでも報道されないので、若干気になるところではあります。
また、歯科での患者さんに対するマスク、アルコール消毒、検温などをいつまで継続するか、歯科医師会推奨レベルは変更ないので、この先いつまで?と考えます。
最近講演会を催した福岡小児歯科集談会も、3年近くはリアルな集まりを持てませんでした。
その間ある種の活動として、会員にアンケート調査を行って、結果などのフィードバックをしました。
そして学会報告を経て、最近論文掲載が実現しました。



全国組織の小児歯科開業医会がベースの歯学ジャーナルです。



私は実務はあまりやっていませんが、アドバイザー的に関わったので、一応著者に入っています。
自画自賛的ですが、10ページの立派な論文になりました。
今後、新たな感染症到来の可能性もありますので、パンデミック期間の歯科の対応は大いに参考になるでしょう。
振り返るべき、丁度良いタイミングと感じました。
因みにアンケート結果から分かるのは、コロナパンデミック以降の感染対策は、どの歯科医院でもスタンダードプリコーションが実施されていましたが、それ以前ではグローブの使用など、やや怪しい歯科医院もあったようです。
日本はHIV感染などが多くなかったせいもあって、海外と比べると歯科での感染対策がやや甘かった歴史があると思います。
私はNY時代もあって、当院ではマスク、ゴーグル、手袋、消毒滅菌、診療台使用後の毎回のアルコールふき取りなどがスタンダードでした。
なので、歯科医師側は何も変わらず継続した次第です。
今回のパンデミックで、日本の歯科医院も他国並みの感染対策レベルに追いついたのではないでしょうか。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

コメント
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