福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

次亜塩素酸について学ぶ

2021-04-04 | コロナウイルス感染対策

今日は休診日で、午後から雑務と整備で出勤しましたが、午前の2時間ほどはWEBセミナー。
ZOOMの時代になって、以前よりも手軽に講演を聞く機会が増えて、メリットも大きいと感じます。
コロナ禍の中で、消毒は一般化しており、歯科でもより意識して消毒滅菌を行うのが普通になりました。
薄めて0.1%程度にした次亜塩素酸ナトリウムは、アルコールと並んでウイルスに有効なので、待合室なども含めスプレーして拭き取るという使用をしています。








今日のセミナーは三重大学教授の福崎教授です。工学系の教授の方で基礎研究をされているようです。
次亜塩素酸ナトリウムはPHが強アルカリですが、次亜塩素酸水となるとPHが酸性、中性、アルカリ性と様々です。
濃度も含め、ウイルスに対する効果や持続性などが異なります。
空気清浄機や加湿器に入れて噴霧したり拡散させるのは、健康被害が出る可能性あり、ということで警告されたことがありましたね。
私も次亜塩素酸ナトリウムのイメージがあり、やはりそうかと思っていましたが、実は違いました。
適切な濃度、種類を選択すれば問題ないことが実証されています。福崎教授は様々なエビデンスを示されました。
正しく使えば洗浄&消毒効果がある次亜塩素酸という、再認識です。
一方で、アルコールの特徴と得意不得意分野も示され、これも勉強になりました。
正しく理解して、正しく使うということですね。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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