福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

今日のニューフェイス

2021-01-14 | できごと

すっかり晴れではありませんが、ここしばらくの雨雪模様から回復して暖かになりました。




今週はスタッフの有給休暇が順番にあって、それに伴い患者さん予約も控えめにしています。
年末年始の忙しい冬休みモードも終わりつつある時期なので、久々にのんびりという感じです。
ここのところ、ウェブセミナーを受講する機会が結構あリます。
先週末からも毎日一連のウェブセミナーが続いていて、成人歯科分野のトピックがほとんどですが、小児歯科でも参考になることが多々あります。
早速新しいテクニックや材料を使用開始したり、開始予定です。まだまだ勉強が必要と、講師の話を聴いて刺激を受けます。
のんびりもいいんですが、現在の臨床を進化させるために、考える時間にもなります。




帰宅途中でスコッチとウォッカを購入。
新顔です。毎日飲みなので、基本エコノミーで。
どちらもボトルがいい感じで、直感的に選びました。



ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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上の犬歯の埋伏例

2021-01-14 | 口の中の問題

乳歯が生え変わらず残っていること、全体的歯並び噛み合わせの相談で来院されました。
14歳ですが、向かって右上の犬歯が乳歯のままです。
単純に生え変わりが遅いことと、永久歯が欠如しているとか埋まったままの可能性があります。
X線でチェックした結果、後者でした。



まずは部分的小さいX線写真を撮影したところ、乳歯の根はかなり短くなっていますが、あとの犬歯は横向きになっています。
そこで、全体的X線を撮影すると、よりクリアになります。
隣の側切歯および中切歯の外側に、横向きに埋まっています。



このような場合、外科的に開けて(開窓といいます)矯正装置でゆっくり歯をけん引する治療ができます。
最近も当院では、治療終了とか、これから装置を付ける患者さんもいて、そこまで珍しい例ではありません。
この患者さんは、全体的歯並び噛み合わせの問題に関しては、抜歯矯正適応になります。
抜歯部位は通常犬歯の後ろ隣の第1小臼歯ですが、この患者さんの場合は犬歯が埋まっている側は犬歯抜歯、そして反対側は第1小臼歯抜歯という選択肢もあります。
埋伏歯をけん引すれば他の部位は問題ないという例では、埋伏した歯の抜歯はありませんが、この例ではさらに検討が必要と考えています。




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