福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

ハロウィーン

2011-10-12 | できごと

ハロウィーンが近づいて来ましたね。ハロウィーン以降くらいの年末はサンクスギヴィングなどもあって、ホリデーシーズンとなりますね。
日本でのこのあたりは、いまいち商業ベースというか形だけっぽいですね。
とはいえ、小児歯科としてはシーズンを感じるような飾りとかするのも、私達にとっても模様替えみたいなものでリフレッシュしますね。昨年の今頃も確かスタッフがペーパークラフトにはまっていましたが、今年も新たに今度はまずハロウィーン系でペーパークラフトが出来てきています。診療の合間で私がブログを更新する如く、時間を見つけてつくっているようです。
なかなかの出来ばえです。





まずは、入口に下げた魔女。





受付カウンターに登場したクリスマスツリーならぬ、ハロウィーンツリー??  
引き続き次の作品にとりかかっている? スタッフのFさんです。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
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そのまま経過をみる

2011-10-12 | 歯のけが

外傷で乳歯の上の前歯をぶつけた患者さん。歯の位置がずれたりして近医を訪れ、そのまま経過を観ますと言われましたが、特に今後のことが気になって、当院を受診されました。
結果的には私も、現段階では特に処置は必要ないと判断しました。ただし今後の見通しと、将来的な経過の可能性とそれに対する考えられる処置を説明致しました。




数日前に真ん中の2本の歯を打撲しています。
向かって左側は若干めり込むようにずれています。右側はほとんどずれはありません。いずれも歯の動揺はないのですが、特に右側は根の先4分の1くらいのところで根が折れているように見えます。左側も根の中央付近で折れている可能性がありますが明瞭ではありません。
めり込んでいる場合、グラグラしていない場合が多いので、元の場所に戻して固定処置を行うより、そのまま経過観察が適切です。3、4か月でほぼもとの場所に戻ることが多いからです。根が折れているかな? という場合も根の先の部分であれば、折れた根の先の部分は自然に吸収されて、その部分に骨が修復されることもあるので、何もせずに経過観察が無難です。
ただ歯の色が黒っぽく変色して、根の先部分に炎症病巣がみられた場合は、根の治療をするのが適切です。
ですから、ぶつけて歯がぐらぐらしているとか、欠けている場合は早急の処置が適切ですが、そうでない場合はとりあえずは何も処置をしません。
それはそのままでずっとOKということではなく、経過を観ながら、その時点の症状や変化などを評価して、処置が必要かどうかを考えるということなんです。X線的にまずくなっていても、小児の場合痛みがはっきりしないことも多いので、何も症状を訴えない場合でも、適切な間隔を置いたチェックが重要なわけです。




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おすすめします

2011-10-12 | フッ素について

家庭でのフッ素使用は、当院でほとんどの患者さんにお奨めしています。基本はフッ素配合歯磨き剤ですが、使用後うがいを控える、またはしない方が虫歯予防効果がありますので、ジェル状や泡状の家庭用フッ素製品がお奨めです。これらは歯科医院での販売専用ですので、ネットでは購入可能とは思いますが、通常のドラッグストアーなどには置いてありません。
ドラッグストアーなどにもジェル用、スプレー状フッ素が置いてありますが、残念ながらこれらはフッ素濃度が低すぎて、効果には疑問があります。値段的にもこちらの方がむしろ高いくらいです。
最近当院に置いてあるフッ素ジェルの新製品案内がありました。種類(味)が増えたのと、カオチン酸セルロース配合によって、歯へのフッ素の停滞性が向上するとのこと。同じメーカー(ライオン)の歯磨き剤にも同様に配合しています。停滞性の向上で、初期虫歯の再石灰化能ももちろん向上しています。
歯科医院での高濃度フッ素と比較して、家庭用低濃度フッ素を毎日使用することは、初期虫歯がある場合により効果的と考えられますので、そのような患者さんにはよりお奨めです。
実際低年齢で初期虫歯が発生しているような場合、家庭用フッ素のみの効果だけではないでしょうが、虫歯が消える、ストップするという例は多く経験しています。
フッ素入り歯磨き剤についても、いわゆる歯を綺麗にする効果以上に、うがいを控えてフッ素を停滞させるように意識する方が、虫歯予防に関しては効果的です。





味については、グレープ味が好評だったのですが、新たにピーチ味が加わりましたので早速販売できるようにしています。






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