熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロ探し ***即決編***

2007年10月15日 | チェロ
奥の手登場。
わが教室ルート。

弦や松脂の消耗品は教室で買ったことがありますが、チェロまでは考えが及びませんでした。
年に1、2回?、教室のホールで業者さんが楽器展示会や無料楽器診断をされますが、都合がつかず行けませんでした。(ヴァイオリン中心らしい)

そしてブログチェロ友サマからもサプライズな情報が。
同じ銘柄チェロでも、関西では、お値打ちネット販売があるとのこと。
よく見たら、教室が立ち上げた弦楽器HP!

弦楽器のネット販売をしているとは知らなかった!
先生もそのサイトはご存じない。

早速、事務局に問い合わせたところ、試奏もできないので実際ネットでチェロを買う人はいないとか。
(じゃあ、なんでHPがあるの?)
他店より値引きがスゴイ!
生徒ということでチェロを試奏したいとお願い。
そこで、気に入るものがみつかればラッキー。
ハードケースも生徒価格で買えるそう。

業者さんが、たった3点のみ教室に御持参。
輸入代理店ダイレクトというのがマル。
(3点でも、運搬大変ですね。)
予算を告げていましたが、高いの2点、安いの1点。
え、これだけ!?と少々ガッカリでしたが、一点、優れものあり!

先生も同席して下さいました。
その一点は今まで試したチェロより、いろんな点で勝っていて、何より音がクリア。
(予算オーバーですが)値段の割りに、上品で優しい。

「ワタシみたいですねぇ、先生」と言ったら絶句された。

先生がプレリュードを弾かれた瞬間、決意。
小一時間、先生にもチェックして頂き、めでたく決定。

ワタシの弓とも、相性がいいので、弓を買う必要もないと言われました。
業者さんの持ってきた高い弓達よりも、合っているそう。

弓、褒められて大変うれしいです。

あとは、ハードケース。
もう、これしかないという感じで東洋楽器のなんとかスリム。
(3.6kg+ベルト重量)

一気に決めてしまって、先生も余りの早さに「もっと考えなくていいのですか?」
でも、先生も文句なくこれが断然いいと言われたし。

不思議なもので、先生のチェロの音を聞き続けた結果、
似た傾向の音を好ましく思うようになりました。

高音がきれいな明るい系の音色です。
選んだチェロもそう。
低音に物足りなさを感じますが、我慢です。

野太い深い音がチェロらしくて好きだったのですが、
低予算では、暗過ぎたり、こもったり、難しいようですね。

ということで一件落着。
入金確認後、引渡し。

あとで思ったこと。
輸入代理店から持ってきてもらうより、行けばよかったかな。。。
会社も見てみたかったですね。教室の頭越しはダメなのかな。。。
もう遅い!

注:楽器販売HPの値引き価格は問い合わせ方式に変更されていました。
  わたしのせいだわ。