熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

チェロ探し ***リサーチ編***

2007年10月08日 | チェロ
まずネットでリサーチ。
買えそうな楽器のランク、メーカー、価格、を可能な限り多く調べる。
原産国での値段まで、チェックできず。←言葉の壁
肩が凝ってきて、結局、ほどほどに切り上げる。
あとは、パンフ、カタログも請求。

実際支払う予算をしっかり決める。(定価で決めてもねぇ)
先生に相談した結果、「現物をできるだけたくさん試して下さい。」
それって自分で探せということですか!?

主なメーカーや、輸入元は把握した上で、数箇所で楽器を試奏。
お店の方がチェロを弾けない場合もあったので、
1度はチェロ友さんに同行してもらいました。
やはり、他人様が弾いた音を客観的に聞くのは大切。
予算を決めているので、どちらの販売店も候補は3点くらいに絞られる。
イチオシのメーカーも店ごとに違って、重複する楽器はなし。

8分の7も試しましたが、拡張がなんと楽なこと!
それは数倍の値段の高級品だったのですが、音が小さいのでびっくり。
分数チェロだと、いつもチェロ持参というのは辛いので止める。
(そんな理由で止めていいのか)
中古も試しましたが、予算オーバーの上物。

価格については、定価の20%オフが通例なのでしょうか。
ネット販売では、破格のところもあり。送料も無料です。
実際のお店でも、条件付で20%以上値引きに応じるところも。
知らないメーカーの中古はまったく判断がつきません。
それにしても、ユーロ高による値上は痛い。
過去のカタログを見ると買う気がしなくなる。

百万2百万を越えるチェロは、安モンより必ずしも弾きやすいとは限りませんでした。
今回は、さほど大きな音とも限りませんでした。
音色と響きのタイプ?がかなり違うと感じました。
奥ゆかしさ、艶やかさがあります。
安いのは大きな音でも、けたたましく、尖っているような。
ちょっと悲しい。

楽器は出会い、とよく聞きますが、意味がわかりました。
実際見られる現物は限られていますね。(地域格差は大きいです。)
工房名を指定してみても、いつ入荷するか未定とか言われます。

結局、予算に該当する品は、どれを試してもそれなりに弾きやすく、
一長一短、トータルで大差を感じません。←やっぱり鈍感?
よって、決心がつかない。ムズカシ~