熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

56回目のレッスン

2012年07月02日 | チェロレッスン

前置き~
鈴木5巻の次はVivaldiチェロソナタ1番が希望する曲です。
ついては楽譜を調達するようにとのことで、行って参りました。
三宮の有名楽譜店。
な、なんと6種類もある!
値段は五千円近いものまで。
無料楽譜もダウンロード出来る時代というのにねぇ。

昔は6曲で出版されていましたが、今はなぜか9曲。
昔のは先生もお持ちなので比較的新しいものを3冊見せていただく。
即決で昨年出版されたハンガリー製を購入。
理由は他の2冊の半値くらいお安いから。
スコアに旋律と通奏低音各1冊ついています。
~以上

先生に楽譜を見て頂き、昔の楽譜との差をチェック。
フィンガリングとダウン、アップは所々書いてありますが、それ以外何も書いていません。
バッハ無伴奏の楽譜に近い。
自分で考えて弾くしかないそうです。
先生の勤務先のバロック専門家にもご意見を聞いてきて下さるそうです。

とりあえず1楽章。
たどたどしくヒドイものですが、フィンガリングどんな感じかと。
フレーズを意識すること。アウフタクトはそれらしく弾く。
2楽章も少し。
アップ、ダウンが昔の楽譜と逆だそう。

○継続曲
だいぶ弾けてきたそうですが、アチコチ同じ注意を受け続け。。。

前半の右手の弾き分けがNG。
3:1のリズムで休符有無、スタッカート有無、スラー有無、
まるでボウイングのテストみたい。

強化すべきは・・・やっぱり左?
左指の弱さでアルペジオ、重音が決まらない。
3本、4本一度に押える場合、3の指が頼りない。
キープできず浮いてきて変な音が鳴る。
無駄な押さえ方もある。
「瞬発力」を利用する。

(基礎練のお陰で)同じポジションではテンポよく音も鳴って快調。
それだけに、そこに大きな移動が入るとバレバレ。
段差解消弾きの練習をすること。
練習法も教えて下さった。

体育会系のこの曲と、文化系の曲2本立てで進めることに。

コンサートの帰りに、電車の中でこの録音を聴きました。
まだチェロとは言い難いものであることよ。
音が軽薄すぎる。

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