熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル

2012年07月12日 | コンサート


ご近所にお住まいのヴィオラ・ダ・ガンバ演奏家のリサイタルです。

私がレッスンでVivaldiのチェロ・ソナタをしつこく習う気になったのも、
彼女の影響があるかもしれません。
大変勉強になるとのことでした。
クラシック音楽の基礎とも言えるバロックに親しむことから仕切り直しの気分です。
以前、クラシックは七面倒くさすぎるので、ポップスを習いたいと言っていた時期もありましたねぇ~。
様々な刺激を受けつつ、コロコロ変遷しております。
それも基礎練等、かなり面倒くさ~~い方向へ。笑

コンサートでこの楽器を聴くのは初めて。
念のためココで検索するとバッハのガンバソナタは何度か聴いていました。
楽器はガンバでなくチェロで。

重鎮氏のチェロとチェンバロで全3曲も聴いていたとは。
すごく退屈で隣の友人は眠りこけ、チェンバロがアレレ???だったことが記憶に残っています。
7年も前なので聴く耳も未熟でしたけどね。

1番4楽章のサワリは鈴木3巻に出てきますが、スローで稚拙な自分の響きを思い出してしまってはいけませんね。似て非なる曲です。
今回も全曲聴かせていただきましたが、ガンバとチェンバロの響きや丁々発止のやりとりに釘付けでした。(聴くチカラは老化してないのがウレシイネ)
といいつつ、何とも言えないフワ~ンとしたイイ気持ち、夢心地になる箇所が。。。
ハマればたまらない魅惑の世界でしょう。

オールバッハで素晴らしいゲストのカンタータも聴け、バッハについてのお話もお上手で巧みなリサイタルでした。

昨年暮れの初対面の時から気さくにお話や演奏をして下さった素の彼女ですが、バリバリのプロ演奏家で御見それしました。
優美でしなやかな演奏姿はしっかり脳裏に焼き付けておこうと思います。

ガンバの普及活動もされています。
ググってみたら、チェロの先祖ではないのですね。
楽器の歴史もお国柄とかもあって面白そうです。

遠い日本でマイナーな楽器に情熱を注ぐ彼女に大拍手!!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿