熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

笑わなくても。。。

2005年05月16日 | チェロ

2~3ヶ月ほど前、久々に会ったTさんにチェロを習ってるといったら、大笑いされた。

彼女とは同じ仕事方面の情報交換で話が盛り上がることが多く、何かを受講する話もお互い100%仕事がらみだった。
今も彼女「この資格とろうと思うけどどお?」と私より7才若いだけに向学心旺盛。
仕事のステップアップを最優先。

その会話に突然チェロが乱入したものだから、その突拍子のなさがおかしかったのか、それともワタシの滑稽な演奏姿と音を連想したのか?

「笑うけど7年くらいたったら、そんな気になるって!」と私。

ところが憎いことに「ヨーヨー・マ、ダンナと行くの!」と言うではないの!
内心、なんでアンタが行くのよぉ~!

なんと、これで2度目らしい。

当時ワタシはヨーヨー・マの無伴奏ばかり聴いても猫に小判だと思っていた。
(豚やら、猫やら、次は馬か)
チケットも安くはないし、神戸でどっさりコンサートもある。
なにを聴いてもそんなに違いがわからないだろうと思っていた。
なので翌日の堤剛のデュオコンサートくらいだと気が楽かなと検討中だった。
そのことを言うと「比較したいから一緒に行こうよ」と彼女。
太っ腹!!!

それでチェロ組曲の2番は両者共通だったのですが、どっちがどうという彼女のコメントはなかった。
この曲は聴いたことがなかったそうだし。
何よりホールが1700人と350人では圧倒的に小ホールのほうがチェロの音がビシバシ伝わってきたそうだ。チェンバロは睡眠薬になっていたが。
ヨー様の人気で会場の熱気もそれなりに楽しかったようだ。
たまたま楽屋から出るヨー様を目撃できて、すごく感じいいヒトだったらしい。

コンサートって半年前からチケット買ったりするけどその時にホントに行けるかどうか問題だ。
今回、彼女が居眠りしたのも理由がある。
姑の介護問題でヨーヨー・マの後、緊急親族会議参加。帰ったら夜中3時。
実の母上もダウンしてるのに翌日またワタシとコンサートへ行ってる場合か?
でも、煮つまりそうなことばかりなので逆に来たのだとか。

公私にわたって未来予測が立てにくい上、おまけに天災や事故、世界情勢までめまぐるしい昨今、先の予約をするのがおっくうになる。

いえ、何も考えず先にちゃんといい席取って万障繰り合わせて行くっていうのがいいのかも。
(暇なくせにって?)
でないと、どこにも行きそびれてしまうのだ。

10月のジャン・ギアン・ケラス2番、3番!同じく10月ミッシャ・マイスキー2番!「無伴奏聴き比べ」行けるだろうか。


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