「遠野」なんだり・かんだり

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GEINOど真ん中ミーティング 其の弐

2019-02-26 11:02:13 | 郷土芸能

今回のイベントは岩手県内の地方新聞等にも取り上げられました。

若い人、SNSの力は凄いですねえ~!

 

飯豊神楽さんが終わると、私が会場に入った時と同じようにディスカッション。

遠野市の飯豊と花巻の上根子の神楽人が、神楽を始めたきっかけや今の思いなどを話していました。

その間に外の休憩所で、花巻の春日流八幡鹿踊の藤原さんとミーティング。

自ら鹿踊を踊ることは無さそうでしたが、元気そうで何よりです。

 

ステージの準備が整い、登場したのは江刺の小田代神楽さん

初めて観る神楽です。祭りの追っかけさんのブログによると、明治28年にの五十瀬神社に奉納するため、

氏子総代の植田喜作氏が庭元となり、羽田の鶯沢神楽から指導を受け創設。現在の庭元で六代目とのことです。

 

演目は鐘巻道成寺

最初に道成寺の和尚さんが境内の掃除をするようです。

 

麗しい女性が出てきました。

 

女人禁制の寺に参拝に来たようです。

 

すばらしい舞いです。

 

衣装も立派ですね!

 

しばしご覧ください。笑

 

 

やがて、一人の武士?が登場。

 

女人禁制を破り、祟られた女性と武士?の格闘が始まります。

 

軽々と抱え上げてしまいました。

 

最後は元の麗しい女性に戻って終わりとなります。

この演目もまた、他の系統の神楽とは一味違いました。

 

ネット上にある小田代神楽さんの紹介文には、岩手県南に分布する南部神楽とは系統的にやや異にし、

法印神楽の名残りを所作と演目に残しているとありました。

今回は心に残る良い舞いを観させて頂きました!



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