「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

年度末は仙台

2020-03-29 17:38:28 | 地域

3月23日(月)は下の娘の卒業式の予定でした。

しかし、コロナ騒ぎで中止となり、大学の研究室で卒業証書を受け取るだけとなり、

遠野へ一度帰宅し、水曜日に仙台へ旅立ち。

 

お疲れさまでした!

 

そして、昨日はその娘が届けてほしい物を持ち、時々愛妻の用事で、先週に続き仙台へ。

新幹線で行けば楽に行けるのだから、そうすれば~

と云ったものの、可愛そうなので、運転手としてご一緒させて頂きました!笑

届け物をして、娘と一緒に三人で初地下鉄 笑

 

ちょうどお昼時ということで、仙台と云えば、やはり牛タン!

二人ぶんのご飯も・・・

 

その後、用事のある時々愛妻たちと別れ、ヨドバシカメラで時間潰し

桜が咲いていました。

後で知ったのですが、カメラのキタムラ中古買取センターも、そばにあるようです。

 

2時間以上のフリータイム、かつて通っていた仙台朝市の通り

昔より店数は減ったような気がしますが、賑わっていました。

 

タバコ屋?さんがあった建物は不動産屋さんに。

朝市に続くこの通りには、広島風お好み焼きの店と冷やしたぬきのソバ屋さんが当時あり、

年に数回だけの楽しみでした。

 

ここの通りは、雰囲気だけは当時のまま。

 

その後、あちらこちらをほっつき歩いて時間終了。

丁稚奉公よろしく、食うや食わずの三十数年前の記憶を辿ったフリータイムとなりました。笑

桜咲く仙台、遠野の桜も早くなりそうな雰囲気ですが、

気が早い葬祭幹事長が先ほど顔を出してくれ、恒例の花見は19日かな?

と云っておりました。笑

 


彼岸・引越し・聖火

2020-03-23 17:39:56 | 地域

弥生3月20日は彼岸の中日、例年であれば菩提寺護持会の総会に出席。

のはずがですが、今年は下の娘の引越しのため、時々愛妻と盛岡へ。

午前中かかって、引越し業者さんへ渡す荷造りをし、夕暮れ後、三人で夕ご飯を食べて帰宅。

 

翌21日は朝6時に遠野を発ち、仙台へ。

仙台駅東口にある不動産屋へ寄り、引越し先へ移動。

35年前の仙台駅東口周辺は建物も疎らで、駅裏といったイメージでしたが、

今は、すっかり都会となり、時間の流れを感じました!笑

白物家電業者、ガス屋さん、引越し業者さん、其々が到着するのを1、2時間間隔で待ち、

全ての荷物が入ったのは午後6時辺り。

最低限の荷ほどきをして、遠野へ戻って、バタンキュー。

 

連休最終日となった昨日は、大変お疲れだったと察する時々愛妻は早朝から仕事へ行き、

残された愚夫と娘二人で墓参り。

 

まずは、時々愛妻家のお墓

 

続いて我が家の菩提寺

 

これまで気づきませんでしたが、本堂の中に真新しいオビンズル様がありました。

治してほしい場所をなでると良いとのことで、両肩を念入りに・・・。

 

その後、拙なんだりかんだり事務所に居ると、自治会の班長さんがやってきて、

駅前方面に人が大勢行っているようだとのこと。

野次馬根性でカメラ持参で行ってみると、ご覧のような状況。

話を聞くと、これから聖火がやってくるとのこと。

 

コロナ騒ぎで大勢の人が集まらないよう事前情報は、少な目だったようですが、

皆さん、どこで聞いてきたんでしょう?

 

到着数分前、SL銀河で運んでくるということで近くの桜木橋周辺へ。

撮り鉄さんが大勢いました!

 

これが小分けされた聖火。

並んでいた人たちは正面からじっくり眺めたり、撮ったりしていましたが、

寒くて風をひきそうだったので早々に撤収。

同じようなことを前日仙台でも開催したようで、5万人以上の人だったとのこと。

コロナでオリンピックが今後どうなるのか、見守るだけですが・・・。


陸前高田

2020-03-15 19:50:40 | 地域

久しぶりの更新です。

 

先週後半、午前中は自分の診察の為に遠野病院へ、午後は義母を乗せて盛岡まで。

 

診察終了までの間、盛岡から仙台に引っ越す下の娘の自転車を積み、病院に戻ると駐車場の隣には、

ご覧のような家紋の蔵。

丸に八つ槌車紋、遠野ではなかなかお目にかからない紋、佐藤さんでしょうか?笑

 

さて、先週水曜日は9年目を迎えた3.11

震災当日は第一回いわて遠野かやぶき士の試験だったのですが、今年は7日に行われました。

かや葺きの平らな部分を葺く基本的な実技試験、これは二級かやぶき士の実技の様子です。

実際の建物で、本格的に葺けるようになるには相当経験が必要ですが、いなくなられては困る技術者。

今後の活躍をご期待申し上げます!

3.11つながりでもうひとつ。

 

今日は上の娘を連れて陸前高田市までドライブ

かさ上げ造成の済んだ高台にあるショッピングセンターは大勢のお客さんでいっぱいでした。

 

その南側に目を向けると新しい建物が完成していました。

 

陸前高田アムウェイハウス「まちの縁側」

設計は国立競技場の隈研吾さんのようです。凄いでね!

 

敷地内から見えるのは造成が進んでいるエリアにぽつんと残る震災遺構。

この屋上に青い広告塔のようなものがあります。津波の到達高さ。

 

海の方に見える三角屋根の建物は、かつての道の駅

 

高田松原という文字の下まで津波が来ました。

 

ショッピングセンターの北側にはお祭りの山車が保管されています。

 

ショッピングセンターに貼られていたもの

 

以前の道の駅となりには、東日本大震災津波伝承館と新たな道の駅ができていました。

 

こちらは内藤廣という、これまた有名な建築家の設計のようです。

 

新たにできた防波堤に続く橋から見えるのは、あの奇跡の一本松のレプリカ

 

防波堤には献花台

 

防波堤から見る津波伝承館

 

伝承館には被災した消防車

まあまあ暖かかったこともあり、ここにも大勢の人。

津波や震災時の様子が、様々な方法で観られる施設ですが、凝視するには、まだ時間がかかりそうです。汗

帰りは釜石でお昼を食べて帰宅。遠野の町中のなんと静かなことか・・・。

コロナでイベントのみならず飲食すら自粛・中止の昨今ですが、不要不急の過剰な判断が及ぼす

景気のほうが心配になってきました。

 


2020 町家で楽しむ女子神楽後編

2020-03-04 14:26:07 | 郷土芸能

もうすぐ卒業する下の娘が通う大学では、コロナの影響で卒業式が中止になりました。

衣装やホテルを予約し、式典・謝恩会を楽しみにしていたはずです。

その前に行くはずだった旅行もキャンセル。親である私たちも式への出席を楽しみにしていました。

まあ、収束するのをじっと待つしかないのでしょうが。

さて、女子神楽の後編です。

 

宮守町の鱒澤神楽さん

 

龍殿の舞

 

2月9日の初舞でも、同じお二人の龍殿

 

今回は前回より、ゆっくりと舞っていた印象。

 

後でお聞きしたところ、そのように指示があったようです。笑

 

ラストは飯豊神楽さん

パンフレットには、その前に山の神舞が予定されていたようですが、

おそらくコロナの影響かと・・・。

 

木曽舞

市外へ招聘される際に、割合とリクエストが多い演目だとか。

 

市内の神楽の中でも多くの女性が参加しており、

 

一演目の中に

 

多くの舞手が入れ替わり登場

 

早池峰系神楽の同じ舞とは異なる切り取り方で、遠野山伏系神楽らしさが感じられ、

 

最後は出演者全員登場して舞い納めました。

本来であれば、長めの文章を入れるところですが、賞味期限ぎりぎりの話題ということで。笑

それにしても、コロナ、多方面への影響が拡大してきているようで・・・。


2020 町家で楽しむ女子神楽前編

2020-03-03 15:44:40 | 郷土芸能

3月になりましたね!まだ三寒四温が続く日々ながら、気持ちは焦りっぱなしです。

申告の作業がまだ出来ていない上、仕事の期限も迫り、娘の引っ越し、時々愛妻の転勤

と、なんだりかんだりが重なりそうな状態です。

それなのに気力・体力がついていかない・・・歳を感じます。汗

さて、ぼやきはほどほどにして、

小友町の裸参りがあった29日(土)の午後一番に一日市どおりの旧三田屋さんで開催された女子神楽話題から。

 

25日夜の飯豊神楽さんと同じ会場となります。

 

この建物で行われるのは今年が最後

最初は土淵町の似田貝神楽さん、笛、胴は師匠神楽の飯豊神楽さんが応援

 

御神楽(みかぐら)

 

三人鳥舞とも云います。

 

二番目 附馬牛町の小倉神楽さん

 

翁舞

 

小倉神楽さんは張山しし踊りも同じような顔ぶれで行い、近年は地域おこし隊的な女性が

神楽としし踊り両方に参加しているようで、今回もそのおひとりでした。

 

三番目 上郷町の平倉神楽さん

 

汐汲みの舞

 

先ほどの翁舞と同様に面をはずさない演目です。

が、女子神楽なのできっと女性が舞っていたものと思います。笑

ここまで書いて、少しだけ仕事をする気になってきたので、気が変わらないうちに・・・。