「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

缶詰

2014-02-27 22:08:11 | 地域

遠野市脱出の本日

朝一番から高速にて県都へ

 

こちらのTV局そばにて3時過ぎまで缶詰

加入健保関係団体の会議・・・少子高齢化・会員数減少に伴う対策がメインテーマ

首都に本部を置く様々な団体共、同じ課題を抱えていながら、そのシステムのスリム化の話は無い

会員が減少すれば、会費を上げるといった話ばかり・・・辟易

そして、お昼

 

素早く食べられ1,000円でおつりのくるセットメニューを頬張り、急いでYダ電機に飛び込み

カメラコーナーへ! 残念ながら目的の小物が無く、午後の会議へ急行

 

急行と云えば、一両編成は各駅停車、三両編成は急行、では、二両は?

 

Yダ電機で欲しかったのは、煙が出るグッズではなく、青空がきれいに見える小物

雪があるうちに、きれいな青空の下、里山の風景撮りしたいと願う笛吹である。

(本音:あ~郷土芸能が撮りたい!) 笑

 

 

 


町家のひな祭りと鉄ぶん

2014-02-24 14:12:04 | 民俗

土曜日から始まった遠野町家のひな祭り

土日は天気も良く、遠野駅前周辺は除雪も行われ、雛めぐりする方々の姿が目に

今年は55会場にて古びなやおひなさまギャラリーが開かれているようだ

 

開催パンフ片手に、お雛様には不似合いな怪しいおじさんも少しだけお散歩

駅でも心ばかりのおひな様が・・・

 

まずは、遠野市観光協会さんから・・・みずき風吊るし雛?

 

婦人団体協議会さん

 

蔵の道ギャラリー・・・花巻土人形(三番叟)

 

博物館・・・新里家のだったかな?

 

そして、今年は、

 

あえりあ遠野中ホールで鉄道関係の展示

 

鉄道模型も

 

こんな感じのものや

 

こんなものも・・・

 

子供は勿論のこと、お父さんたちも楽しそうでした!

 

残念ながら模型は今日で終わり 

 

遠野市ではSL銀河鉄道復活に合わせて、きっと、様々な企画を練っていることと想像

撮り鉄さんは、あまり遠野駅前周辺には現れないので、

乗り鉄さんの途中下車と一般見物人に期待です! 笑

 

春まだ遠い、北東北

今春は、上記のSL銀河鉄道と沿岸部では南三陸鉄道の再開と明るい話題もあるようなので、

ゴールデンウィーク辺りには、これらと共に、桜前線を追って

沿岸地域を旅してみては如何でしょう!

くれぐれも、遠野を外さないように!(河童に悪さされますよ!)

 

 


2014 小友町裸参り

2014-02-23 16:08:23 | 民俗

ひな祭り話題連ちゃんでと考えていたが、一日だけの旬の話題ということで

こちらから

今年は、生で観るのが初めてのとらねこさんと二年連続の葬祭幹事長をお供に

5時30分、遠野駅前発無料送迎バスにて

 

まずは神社に参拝するのが礼儀だが、去年食べ損ねた豚汁を所望し、腹ごしらえ後、

始まるまでの時間を社務所で振る舞われる濁り酒ならぬ甘酒を頂く

 

そうこうしているうちに、近くの小友町地区センターから一行がやって来る

小友町裸参りは遠野市の無形民俗文化財に指定されており、

その説明には修験者源龍院仙林(1727没)が巌龍神社別当の時に不動講を結び、

元禄年間(1688~1704)に拝殿を造営した翌年の初不動の日に講中数名を名代として

裸参りを行なったのが始まりだとある

 

裸参りの一行が神社に着くと、行列の先立ちをしていた神楽衆(今年は鷹鳥屋神楽)が中に入り、

神職、北川氏によって神事が始まる

 

神社の背後にはご神体とも云える不動岩(高さ54m)があり、共々遠野遺産31号に指定されている

この神社は当初御不動さまと呼ばれ、先に記した修験者源龍院の先祖が祀ったものである

源龍院の由緒書には、初代寶動院雄海は無録で如何なるわけかその由緒は知らないとある

その後、年号が明らかになるのは三代、四代の寶動院秀延、大寶院本清の時代で没年が延宝3,4年(1675,6)

初代雄海の時代を逆算すると、阿曽沼統治終焉から八戸南部氏の遠野移封辺りとなる

 

一行は神社のお詣り後、町の南はずれ長野川そばの石碑に参拝を三度繰り返す

昨年までは神社参拝後、神社に向って左脇の不動岩前でもお詣りをするのだが、今年は行なわれず

 

この裸参りもかつては、旧1月28日に代表者が神社で鈴を受け取り、先触れとして、その鈴を振りながら

その年の宿となっている家まで行き、それを合図に身支度を整え一列になり神社

到着後、神社そばの清水で身を清め、行列は長野川に至り、更に身を清め神社へ戻ること三度

だったようだが、時代とともに、参加者は厄男、開催日が2月28日になり、

現在、参加者は毎年男女の別なく募集され、開催日は2月最終土曜日となる

行事を繋げていくには、その時代に合わせて変化させるしかないのかもしれない

 

震災後の2012年には震災復興の文字が見えたが、今年は例年どおり?

 

先の無形文化財の説明にあった源龍院仙林の没年1727年、

この修験者の由緒書には7代寶壽院本浄、寛保2年(1742)没とあり、

亡くなった時期から推察すると7代目の時代に裸参りが始まったことになる

一方、源龍院の名前を追うと、8代源龍院本興がその官名の始まりで、寛保元年(1720)に相続

小友村不動別当 山号:岩龍山 寺号:大聖寺 開基知不申

本尊:自然湧出十五丈峻岩 小友村鎮守 天照太神社

とあり、官名の源龍院から推察すると8代目の時代が裸参りの始まり

 

いずれにしても、今から280年以上も前から続けられる行事である

 

お母さんに抱かれた赤ちゃんや夜店で買い物をするこの子が大人になる頃にも

ずっと続けて頂きたい裸参りは、遠野の貴重な財産だと思う

 

神社から聞こえる神楽の打ち鳴らしの音と裸参りの大鈴の音だけが聞こえる静かな夜

 

今年も良いものを観させて頂き感謝

 

到着後直ぐに御馳走になった豚汁、帰りのバスが出発する前にもう一杯

地元NPO黄金っとの皆さん、御馳走様でした!

この日は、hanaさんも御存じの釜石市小川町の仮設にお住まい、撮り鉄S木さんともバスが一緒で、

同行三名で立ち寄った遠野駅前「鳥てつ」でもS木さんが一緒となり、「鳥てつ」で「撮り鉄」談義となる

 

 


遠野町家のプレ?ひなまつり

2014-02-22 09:04:24 | 民俗

「ひな人形、見せでおぐりぇんしぇ!」

旧商家の家々を廻りながら、ひな人形を見て歩く風習も、今は昔

飾られることも少なくなったひな人形を、また、多くの方々に見て頂こうと始まった遠野の町家のひな祭り

復活して、しばらくになるが、今では全国どこでも開催されるようになっているが、

今年も2.22~3.3まで、町中のあちらこちらで開催される

また、春からのSL運行に伴ない、同時期にSL関係の催事が下記のとおり開催される

2.22~2.24 SL模型大展示会 あえりあ遠野中ホール

2.25~3.2 SL写真・ジオラマ展  宮守mm1

 

さて、

その中から、ひな祭り

町中での開催に先立ち、岩手日報にも取り上げられた松崎町遠野TV隣り遠野福祉センター展示のものから

 

吊るし雛

 

馬産地遠野に因んだもの

 

例年どおりの嫁入り

 

松崎音頭と南部ばやし

 

南部ばやし

 

さんさ踊り

 

しし踊り

 

正統派ひな人形

 

可愛い系?

 

ここの会場では、郷土芸能関連の人形が圧巻!見ずに語れずです

 

こちらこそ、見せて頂き、撮らせて頂き、ありがどがんす!

 

そして、今日はSL運行は無し

(安心して仕事ができる 笑)

 

SL試運行が無いと残念に思う方も大勢いらっしゃるでしょうが、

今日は、日中はSLの模型を見て、ひな人形を見て、6:30からは小友町裸参りを見て、

明日日曜、またSLを追うというのは如何でしょうか?

私設案内所からでした!


ついで

2014-02-20 22:19:23 | 景色

今日は、今年7件目の仏事

 

遠野市の人口が今後とも減少傾向だということが、よくわかる

 

着替えて早めに昼食をとり、配達物を届けに、釜石へ

その帰り、ついでに

 

どんな様子なのかと思い、旧道を大橋方面へ

現地到着後、10分で、やってきました

鬼ケ沢橋梁・・・・1950年に完成

ゴンゲンさまが少し前に撮っていたので、冬のうちに私もと思って・・・笑

ここで一緒になったのは横浜ナンバーの独逸製超高級車の方でした!

 

案外、平日は撮り鉄さんは来ないものだと思いながら、大橋駅方面に移動すると

 

いました!いました!

 

皆さんの邪魔にならないように隙間から

 

当然、いいアングルになるはずもなく・・・笑

 

この山を眺めて、旧道を通らず、新しい仙人道路で帰社

 

ところで、前回告知した小友町裸参り

 

過去の写真を眺めては、どう撮ろうか悩みつつ、バッテリーの充電中