「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2013 遠野町家のひなまつり

2013-02-25 02:25:18 | 民俗

遠野では、3月3日?まで「遠野町家のひなまつり」が行われている

例年以上の積雪で、物凄い状況下、市内の商店街周辺には、ひなまつりの赤い幟が立ち、

吹雪にも関わらず、見に歩く方々

日曜は、大槌方面へ出撃予定だったが、寒波&猛吹雪で断念

そこで、午後の一服時、見学者に迷惑のかからない松崎町地区センターへ

 

こちらの地域では、今も被災地と繋がっていることから

 

吊し雛には、こんな短冊や

 

こんな短冊の他「箱崎白浜」の文字も

 

昨年もあったネズミの嫁入り

 

年代物のお雛様

 

アイデア雛

 

「えんずこ」には去年はカッパで、今年はお人形さん

 

松崎音頭をイメージした人形

 

今年目をひいたのは、

 

南部ばやしの一団

 

見事です!

 

混み合っていないときには、カメラ撮影もOKです

 

そして、告知

 

3月3日(日)は、遠野郷八幡宮にて黒森神楽があります

震災の六日前に八幡宮にて演じて以来の巡行となります

鳩集殿内でご覧になる方は、上記の整理券が必要です。お求めの方は八幡さんへ!

尚、無料とはいえ、宮古市他から遠路お出でになる神楽組の皆さんへの

「心づけ」は無いよりは、有った方がよろしいかと思います。笑

 


2013 小友厳龍神社裸参り

2013-02-24 13:58:39 | 民俗

今年も行って参りました

 

5時30分、遠野駅前より無料バスにて、

 

遠野人でも、この裸参りを見たことがない人は多いのだが、今回は、そのような一人葬祭幹事長とともに

 

去年と違い今年は雪が多い

 

定位置より

雪が少ない年でも、この岩には雪が付着しているのだが、今年は無し

 

それもそのはず、気温はマイナスでもそれほど低くはないものの、風は物凄く強い

雪が降っているにも関わらず、上から下に落下するもの少なし

そのほとんどが横に流れる

 

6時からの地区センターでの出発前の神事を済ませ、一行が神社へ到着

 

神社の中では、神事

 

塩をまきながらの清め役に続き、大鈴を振りながら裸参りが始まる

 

通りの家の中では、暖をとりながらのおもてなし

 

まごころネットに参加されている方々も見学に訪れていた

 

去年は、お笑い芸人のまちゃまちゃさんが参加していたが、今年は、「カッパ」さん

いつもは、足から頭まで緑色の衣装で駅前あたりに出没しているこのカッパさんだが、

皮一枚剥がすと人間と同じということがわかった(笑)

 

通りのはずれにある石碑と神社の間を三往復する

ただそれだけなのだが、なぜか魅かれるこの行事

 

合格祈願

 

我が家には、桜は咲かないようです・・・・涙

 

明けて本日・・・・・予想外の猛吹雪

 

箱崎白浜の某宅で行われる郷土芸能祭および大槌マストの桜舞太鼓の皆さん出演の催事が

盛会であることをお祈り申し上げます

 

 


もうすぐ小友町裸参り 

2013-02-21 14:02:51 | 民俗

小友町裸参りが、今週末開催

 

 

詳細は、こちら

 

昨年、はじめて無料バスを利用したが、これは便利

午後5時30分遠野駅発です

 

釜石方面からだと15:53発の列車を利用すると遠野駅着が16:53

帰りは遠野駅20:51発または21:50発が利用できます

 

厳寒期の行事ながら、一見の価値ありです!

また、

高感度撮影に挑戦したいカメラマンには、もってこいの被写体間違いなし

 

以上、告知だけでした! 笑

 


プチぶらり旅風

2013-02-18 01:37:36 | 地域

先週のこと、天気予報は、移動日全て雪マーク

愚娘のナビゲーターとして、県都から県都へ

 

まずは、遠野弥六郎の属する盛岡藩まで

行くまでは、小岩井農場の一本桜や雪まつりでも撮ろうかと思っていたが、

先の通りの天気で、外はOUT

若い頃の私なら、ここでパチンコでもと考えるところだが、

だいぶ大人になったので、盛岡先人記念館へもぐりこむ

ここは、残念ながら撮影禁止で、新渡戸稲造さんをじっくり学習 笑

その後、あちらこちらに車を走らせているうちに、持ち時間終了

 

二日続けて5時起床での雪の盛岡行は流石に堪えるので、一泊

娘と二人駅地下で夕食をとり、静かに就寝 笑

 

明けて二日目

 

持ち時間3時間、しかしながら雪時々曇りとあっては、行き先に困り、渋民まで

 

石川啄木記念館

 

代用教員時代に住んでいた借家

 

当時の渋民も遠野も、さほど生活に違いがあったわけでもないので、

内部で目を奪われるようなものはなかったが、かや葺き屋根の材料が立派だと感じる 笑

 

夕方、遠野へ戻る

 

三日目、朝8時過ぎ

新幹線にて

 

仙台藩にムシロ旗を持って直訴(なわけはなく)

 

こちらに出向き、後、2時間一本勝負

 

で、道路向かいの博物館へ

雪の予報だったが、小雨となったため、暖をとりながら、じっくりと観させて頂きました

今回で2回目?ということもあり、目新しいものはなかったが、

興味深く感じたのが、天明の飢饉での仙台藩の被害状況をまとめた本

岩手では、盛岡藩の被害だけがクローズアップされ、隣藩は対応が良く、あまり被害がなかったものと

思っていたが、かなりの被害があり、それをきちんとまとめた文献があることに感心した次第

 

そして、本来の目的終了後

 

駅に戻ると、何やら・・・・

 

AKBかと思いきや、仙台のご当地アイドルらしき人たち

 

最後に、新幹線の乗車時間までの間に

 

レンズにカメラにバックに三脚

山ほどある展示品を前に、最初からここに来れば良かったと 涙

 

仕事から完全に離れてあちらこちらをぶらつく機会に恵まれたつもりだったが、

その間にも仕事関係のTEL

緊急を要する相手には事前に連絡していたが、こんな時に限って・・・・

ストレスが少しでも解消できるものと思っていたが、逆にストレスを増やして戻ることとなる

今週は、まずは確定申告、そして指名願い、そして、仕事、仕事 (大泣!)

 


大槌町で郷土芸能を観る3

2013-02-17 10:26:35 | 地域

震災の年の2011.10.15 

遠野市産業まつりにて、連合としての大槌虎舞いを観た

 

震災から8か月、それぞれの団体の袢纏を身に着け、大勢の方が遠野に来て大槌虎舞を演じてくれた

踊りの後、広場の一角で、大槌町から遠野に嫁いできている方が、虎舞いの方々と話しているところに遭遇、

その女性の方が、「この人たちは、私の同級生なの」と、うれしそうに私に話してくれたことを思い出す

 

そんな思い出とともに始まる連合による大槌虎舞

 

向川原・陸中弁天・城山の三虎舞

 

遠野で観た時には、虎の模様などに目を向ける余裕もなかったが、

 

やはり、違うんですね

 

ひとつの団体として歩けるようになるまでは、三団体一緒に

 

甚句を観たのも遠野でが最初でした

 

俵積みも

 

10.15でお見かけした方々も・・・衣装も大槌虎舞の統一のもので

(祭りの袢纏を見ると、いまだにマイ袢纏がない自分が悲しい・・笑)

 

三つの俵・・・・三団体友愛の象徴・・・・私にはそう思える

 

この日の郷土芸能祭に地元として尽力された郷土芸能連合会会長

全ての団体が演じた後の拍手

語らずとも、気持ちは十分伝わりました