「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2008締めくくり

2008-12-31 00:34:57 | その他
 舞浜二日目。朝、6時30分ホテル発のバスに乗り、はじめての「シー」へ。

 

 東北人も寒いと感じる中、待つこと1時間半。開園間近になると、この方が、長い行列をつくっていた方々に愛想を振りまいてくれる。

 

 そして開園とともに走り出す人々。私も、娘の支持で走る!なんでも、何とかパスを取るためだとか。

 

 人影がまだ、まばらな園内を私と同じように走るお父さん達。

 

 可能な限りのアトラクションを一通り廻ると、あとはゆっくりと散策。シーは大人も十分楽しめるところだった。

 

 新婚旅行でしか外国に行ったことがないが、まるで、異国の港町にでも行った雰囲気を味わう。

 

 世の中の景気は悪くなる一方。当然我が家も例外ではないが、内助の功よろしく、切り詰めるところは切り詰め、、家族で遠くに出かけることもなく過ごした一年だった。

 

 数年もすれば、男親は「かででもらえなくなる」んだろうなあと思いつつ、持ち時間いっぱいを園内で過ごす。

 

 帰りの東京駅では、何が起こったのかわからなかったが、予定時刻になっても新幹線が動かない。


 

 なんやかんやと、やっとの思いで遠野まで戻る。

 私同様にランドやシーに子供たちを連れてきている親たちも決して、余裕があってのことではなく、切り詰めるところは切り詰めて来ているようだった。我が家でも、2年計画でのこと。来年以降は、受験等が控えるので、しばらくは、こんなこともないだろう。

 
 さて、さて、

 2008年は、景気がかなり下降状況となり、今後の先行きは全くわかりませんが、何とか一年過ごせたのも、皆さんのおかげだと思っております。

 総量は、現状維持どころか、減少となり、早瀬橋を渡る回数も年々減らしながら努力しているところですが、世の中の支出には追いつきそうにありません。ここ、10年近く、静かに暮らしてきたところですが、そろそろ、仕事の上では、逆に、攻勢を強めようと思案しているところです。 

 また、拙ブログは、今年、後半戦はあまり更新できませんでしたが、2009年もなんとか続けたいと思います。おそらく、切り口に変化はなく「あればり、こればり」となるでしょうが、お付き合いのほど、よろしく、お願いします。
 
 それでは、良いお年を!

2008 忘年会

2008-12-30 00:21:28 | その他
  久しぶりの更新となります。

 遠野ブレンド忘年会が盛況の最中、やっと仕事から解放された私は、翌日に備えて準備中。各位のブログを確認すると、長渕剛風の方々が多数参加された様子を後ろ髪(前も後ろも髪がないのに・・・・って余計なお世話!)が引かれる思いをしなら、おやじの責務を果たすべく

 

 忘年会の面々がまだ、夢の中にいる間に起きる。日曜日朝5:30。
 
 外は、今年最初で最後と思われる大寒波。

 

 1時間以上もかかって駅に到着。
日の出前、遠野を出発し、前が見えない吹雪の中を何とか間に合う。

 そして、

 

 こんなところへ。

 

 1週間で二度目の新幹線に乗り、またもや関東に・・・・ということで、忘年会に参加できずに申し訳ございませんでした。

ネズミーランド周辺には、遠野ブレンド関東支部管領の山猫さんをはじめ、我が親族も相当数おり、どこかに顔を出すと、大変なことになるので、ささやかながら?家族水入らずでの忘年会ということで。

 

 夜になるまで楽しむ・・・・子供たちが・・・・

 

 自分のデジカメは、なぜかしら、充電ができず、嫁さんの物を使用。

 

 三度目となるランドを堪能し、寝るだけの目的で、

 

 泊まりは、なぜか、赤坂。

 

川崎出張

2008-12-23 11:24:40 | その他
  師走のこの時期、なんとか仕事が形になり、説明のため、遠野を離れる。

 

 朝7時に遠野を出発する頃は、雨、小峠トンネルの向こうは雪景色だったが、予定どおり新花巻から、新幹線に乗る。

 

 車窓から見える北上周辺までは本格的な雪。しかし一関からは、雪もない。目的地の最高気温は、18℃とのこと。

 

 皆さんが新幹線に乗ると、写しているこれを私も。

 東京駅までは、持参の歴史関係の本(鎌倉時代)を見たり、眠ったり。

 

 東京駅から乗り換え・・・・考えてみると、東海道本線を利用するのは、はじめて。

 

 川崎に来るのは、22年ぶり?3回目。

 

 ちょうどお昼時ということで、駅前周辺のビルの10階にて・・・・なぜか、伊達鶏御膳。

 そして、タクシーにて、目的地へ赴き、説明・打合せ・見学をこなし、帰路へ。

 ここのところ、缶詰状態で仕上げた仕事ながらも、結論は年を越しそうな気配。与えられている時間を守るためにはリミットなのだが、経済状況がこれでは、誰だって考えるのは当然のこと。

 

 下駄を先方に預けた形とはなったものの、中止ではないようなので、半分以上の目的は達成し、東京駅に戻る。
 気が緩んだところで、タバコを吸おうと、外へ出ると雨降り。構内に戻るが、喫煙場所が見当たらず、探すこと数十分。なんと肩身の狭いこと。これも、すぐ撤去されるのだとか・・・・遠野でも多くの農家が葉タバコの栽培をしていたが、今ではそれも激減している。高齢者が従事していたこともあって、農家への影響は少ないのだろうが・・・・ニュースなどでは、この経済状況悪化について、皆さんにお金をばら撒くのではなく、学校などの耐震化に使うべきだという政治家もいるが、緊急に仕事を必要としている人達には、なんら、効果はない。それが、実際の工事にいたるまでには一年もかかるのが実情であり、まして、姉歯建築士問題による法律改正で、建築業界は、機能麻痺が続いている。どの分野もそうなのだが、最近の法律改正は、あまりにも、簡単に結論を出しすぎるような気がする。消費者だけが、生活しているのではない。
 
 同行した方とタバコが景気の話に変わり、時間となったところで、帰りの新幹線に乗る。笑
伺った川崎の会社には、遠野出身者が2,3名いて、修得した技術を活かして遠野で働けるようになるのは、来年。春には、もう一人採用になるとか。
 
 

 コートなしでも暖かかった東京から、キリッとした空気の岩手に戻る。

 

 朝、降っていた雪が消えていない。

 

 道路はアイスバーン。

 凍結した道を走りながら、すべての雪解けを待つ童子でありました。おそまつ!

  

葬送

2008-12-18 22:00:22 | 地域
 本日、釜石へ

 

 嫁さん方の叔母の葬儀へ。遠野から釜石に嫁ぎ、釜石全盛の頃、橋上市場で商売をしていた方。

 

 店を閉めてからは、静かな人生を歩み、そして幕を閉じた。

 菩提寺は、曹洞宗石応禅寺。見事な山門のある釜石を代表する寺院のひとつ。

 このお寺さんは、遠野市上郷町の曹源寺と同じく、花巻市の名工高橋勘次郎の弟子、南館喜六の作品である。

 あの小原樗山と同門。さすがに見事な彫刻の施された建物。

 残念ながら、釜石観光の見所のひとつとして取り上げられることは、ほとんどない・・・・そんな物を見て喜ぶ人も少ないのだろうが・・・・。

 いずれにしても、大阪や八戸周辺にわずかに残る(遠野では数件のみ)苗字に縁ある方が、また、一人亡くなった。

 家の代数を積み上げることの難しさをつくづく感じた次第。

師走

2008-12-15 19:07:56 | 景色
 12月に入ってから、期限に追われる仕事の日々となる。

 そんな最中、と云うか、こんな時にと云うか・・・・

 

 我が家のユニットバスの水栓金具が壊れる。建替えて13年目、そろそろ、設備機器の交換時期にきているのだろうが、なぜ、この時期に・・・といった思いが頭をよぎる。
 このような部品は、メーカーから直接購入することはできないらしく、業者さんに頼んだのだが、いざ、取り付けようにもジョイント部分の大きさが合わず、結局、不足している部品を頼む。(ユニットバスは、本体と水栓は別々の会社が製作しており、水栓金具を造っているメーカーは既に吸収合併されており、今まで使っていたものと同じものはすでに無かった。)

 
 

 気を取り直して、職場に戻ると、プリンターが占領されており、仕事にならず、久しぶりに外へ出る。青空の平日に外を徘徊するのは、かなり、久しぶりのこと。
 六角牛の雪を眺めなら、そろそろ根雪が近いことを感じる。

 

 青笹町中村の荒神さんを通り過ぎ、木工団地方面に行く途中、左側の川沿いにある社。これまた久しぶりに「マガッテ見る」

 

 岩手の霊峰「早池峰」もよく見えるほどのいい天気。

 そして、プリンターが使える時間となり、戦場に戻る。

 しばらくは、こんな日々が続く?・・・・カナ?