3.11震災当日に学科試験、そして、4.22実技試験を経て
国内初のかや葺き独自の資格者が誕生
一級いわて遠野かやぶき士に認定された4人
土曜日、訓練協会の総会に先立ち、認定書の交付式が行なわれた
多少なりとも、この試験に関わりをもつ私は、例年の総会・懇親会以上に
うれしい飲み会となる
この日は、総会があちらこちらで開かれていたが、場所を移動して・・・・
田植が終わった高校の同級生(幹事長)S君と(会長の)牛乳屋H君
さらには、先に来てカウンターで眠り続けていた〇〇工務店のK君と
プチ同級会となった。
前日の余韻を残しつつ・・・雨模様の庭にはつつじがちらほら
どこに行くでもなく、向かった先は、上郷駒形神社
予想に反し、新しく出来ていたのは、石鳥居ではなく、ご覧のようなもの
左に見えるものを誰が予想できるだろう(笑)
石鳥居は、まだ、着工されていなかった
境内をうろつくと「ケンケン~」と鳴き続けるものあり
釜石線のレールの上を歩く桃太郎のお供の者
平倉方面に向かうとりんごの花
地震で被害の多い瓦屋根の棟部分だが、こちらの大きな家は大丈夫だったようだ
耐震に関する構造上の問題以前に、地盤や家の平面形状に起因することが原因の
ひとつだと何となく感じる
曹源寺を過ぎた右手山際に道路から見える大きな石碑
集落十字路付近に建つ割れている石碑
今回の震災では市内にある多くの石碑群が、割れたり倒れたりしているが
そのほとんどは、まだ手付かず
根っこがつながる木と木の間から見える小さな稲荷
神仏に縋り続けるだけでは、前に進めないこともあるが、
時に祈ることで救われることもあるだろう
からっとした青空が恋しい週末