11月23日、勤労感謝の日は例年、上郷町板沢と青笹しし踊りの踊り納めの日になっています。
が、どうしたことでしょう!な、なんと板沢さんは昨日納め終わっていました。
私としたことが残念無念。今年はそんな年なんでしょうね・・・汗
冷たい雨が降り、雲に隠れた早池峰山や六角牛山の頂上付近は白くなっていると想像できる今日、
青笹しし踊りの踊り納めに出撃
土淵町飯豊にある青笹しし踊り中興の祖「踊り嘉兵ヱ」の墓前に線香を手向け、ひと踊り
この日、私がここに来る年は、なぜか天気が悪いようです 笑
次に向かった先は、青笹町中妻
明治40年の水害で集落の一部と墓地が流され島のようになり、中島と呼ばれていたが、現在は中妻という。
(呼び名の変遷は釜石市の中妻と同じ)
ここは遠野遺産第011号中妻観音堂
この御堂は、前記の水害以前は別の場所にあり、後に現在地に移ったとのことです。
同町喜清院開基「佐々木出雲」の氏神だったものが、大正2年頃廃社となり、現在は観音堂。
そうこうしているうちに、青笹しし踊りの皆さんがやって来ました!
鳥居誉めから
御堂を誉め
頂き物に感謝し、
御礼口上を述べ、十八番の柱がかり
この日は、同い年4人組のうち、一名の姿がありませんでした
話によると、あえりあ遠野で行われる周年祝賀会に行ったようです
寒い外での太鼓より、屋内での酒の誘惑に負けたようで、踊り納め参加の3人からブーイングでした!笑
いつものように、子供たちも、しっかり踊ります
中太鼓、刀かけも揃っています
松のしし頭が見えませんでしたが、若手がきっちり踊ります
この日、目を惹いたのは、群を抜く手さばきの「ふくべ振り」の子
蛙の子は蛙のようです 笑
もうすぐ、里にも雪が降りそうな遠野ですが、観音堂近くの家には、そのまま放置のこんな物が。
丸くて黒い物としか言いようがありませんが、豆柿です
今でこそ大きな柿が自由に買える時代ですが、私が幼少の頃は、これが普通の柿でした!
なんてことを思いながら、今年最後の屋外での郷土芸能を楽しんだ半日です 笑