「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2012-03-25 18:00:25 | 地域

多惣殿のご祝儀のその日

結婚式終了後、披露宴開始までの時間

タクシーを走らせ、岩手県民会館まで

 

伝統芸能の明日を考えるシンポジウム

 

二つの郷土芸能団体が出演

このうちの鵜住居虎舞の方にお会いしに・・・・

 

私がリンクしている「宝箱」のこうちゃんより預かっていた虎舞の写真

 

やっと、関係者より連絡があり、笛吹?(彼は笛吹、私はホラ吹き 笑)の縁にて

 

はじめてお会いするが、お互いに笑顔で

 

私の役目も無事終了しました!

 

~補足~

3月25日の岩手日報25面にシンポジウムの様子が掲載されいます

 

 

~鵜住居虎舞の完全復活を心よりお祈り申し上げます~

 

 

さて、

 

その日のもうひとつ?の縁

 

同日無事二つの任務完了となり、遠野へ

 

夜の帳が下りたちょうど良い時間に、披露宴に参加した有志による二次会

隣の席は予定通り?私の可愛い教え子たちの卒業を祝う会

おめでとうね~!

 

さらに、河岸を変えると

 

同級生と遭遇

 

牛乳屋さんと保険屋さん未亡人(笑)、& バブ夫婦

(忘れてました!美空ひばりさんの元旦那さんも一緒でした 笑)

 

昭和歌謡歌合戦となりました!

 

栄養ドリンク・うこんの力・胃薬を飲みのみの一日

 

明日への活力となるか?・・・・笑

 

 


華燭の宴

2012-03-25 16:49:33 | 民俗

3月24日(土)大安 旧暦にては、ひな祭りの日

 

多惣殿のお稲荷さんは雪景色

 

結婚式場外の観音様は綿帽子・・・・盛岡にて

 

仏式による結婚式

 

多惣殿の宝娘が縁あってこちらの息子さんと一緒になる

 

午後、盛岡の高台にあるホテルにて華燭の縁

 

乾杯!

 

祝辞では、シンガポールから駆けつけた新郎の友人である和尚様が心温まるお言葉

 

新郎新婦の思いがこもった楽しい宴

 

新婦の弟たちによる飯豊神楽・・・・三番叟

 

新郎新婦の学生時代の後輩・・・・八重山より駆けつける

 

さらには新郎の従兄弟・友人によるジャズ演奏などがあり、

本当に楽しい披露宴

 

romiさんと同じような気持ちで、いつの日にか、この日を迎えるであろう私

 

若い二人に幸多かれ!・・・・と 祈り

 

新婦の父親以上に涙したこの日

 

 

おまけ!

 

(釜石ブロガーが紛れ込んでいたかとびっくりしした光景 笑)

 

 

両親のことを忘れないでね!お二人さん!

親はいつまでたっても、子供のことが気になるのでしょうけれど・・・・

 

 

 

 

 

 

 


法事

2012-03-20 10:35:01 | 民俗

日曜は所謂、本家の法事 三回忌

 

昨年の一回忌は、震災直後ということで遠野にいる親戚のみとなったが、

今年は、関東にいる叔母たちも参加

 

我が家の菩提寺は昨年四月に火災となり、ご住職も亡くなられたが、

こちらのお寺さんは、三回忌の主人公の仏事の期間中に亡くなられ、

どちらのお寺さんも住職不在となっている

 

市内にある同宗派の応援により、法要を済ませ

 

お墓へ

 

手を合わせ、供えた団子を皆で食べる

 

家にて会食

 

「うこんの力」を借りたものの、最近、なぜか、酒量が減る

 

お酒がおいしく感じないのは、年齢による体調の変化か?精神的なものか?

 

翌日、彼の地を直接、見ていない叔母たちと一緒に、大槌から陸前高田まで

大槌マストは昨年末再開し、駐車場も満杯

はじめて中に入ったが、大勢の人たちで賑わっていた

釜石の方々も買い物に訪れると聞いていたが、今では、大槌・釜石で一番大きなショッピングセンター

 

店の他は、どこを回っても、何も変わっていない・・・・

あえて言えば、再開した店や仮設店舗が増えてきているといったところ

 

夕方、遠野 風の丘に寄ると、マストで食事をした際、合い席となった方々と偶然出合う

 

また、九州の筑紫女学園の学生たちが買い物をしており、

調べると、ボランティア活動に来ているようである

 

陸前高田の一本松は、葉っぱが無いように見えた

 


2012 3.11 遠野にて

2012-03-14 09:22:31 | 地域

沿岸各地域では、マスコミが大きく取り上げ、追悼式をはじめ、さまざまな行事が行われ、

 

遠野では、市によって追悼の献花・記帳場所が設置され、静かにこの日をむかえた

 

釜石から戻った私は、先般、遠野にある職業訓練校で竹を短く伐る作業をしていた方々から

遠野の仮設住宅では、この日、キャンドルに灯りをともし、

静かに夜をすごすと聞いており、足を運ぶ

 

「希望の郷」

 

おそらく、地元に戻っているであろうお宅の張り紙

 

留守番のわんこ

 

法人や学生などのボランティアと住んでいる方々共同で準備したもの

 

大阪の小学校や地元の方々などから提供されたロウソクにて作成

 

 

 

 「希望の郷」にあるサポートセンターには社会福祉協議会の方や地元自治会の方、

ボランティアの方などが、常駐の様子

 

色も形も大きさも違うものが、寄り添う

 

静岡の学生ボランティアが住田町内から頂いてきた竹で

 

灯 3.11

 

何度となく飢饉を経験してきた遠野

 

「お互い様」

 

 


一年目の唐丹町本郷

2012-03-13 10:35:45 | 地域

東日本大震災から一年目の3月11日、遠野市役所とぴあ2階庁舎にて

追悼の記帳と献花を行ない、迷いに迷ったあげく、釜石へ

 

釜石市内は、合同追悼式や法要へと向かう黒い服を着た人たちが多く、

また、この日行われる行事をサポートするボランティアと思われる方々も多数

行き交う他県ナンバーの車も多く、この日のために帰ってきた親族もかなりの数だったようだ

 

一路、本郷へ

 

震災から一ヶ月後の本郷

 

一年後

 

あの時見た防潮堤に堆積した様々なもの

 

瓦礫の地域内移動と分別が進んだだけの一年目のこの日

 

14時46分、本郷を根拠地とする桜舞太鼓のメンバーと

 

地域の方々と共に黙祷

 

いまだ、片付けられていない堤防の上での追悼の太鼓

 

横浜の陸奥心の支援の会から届けられたロウソクが並べられ

 

メンバーそれぞれが抱える様々なことを背負いながら打つ

 

地域と共に・・・・

 

きっと、いつか

 見事な桜が咲く頃に

 

 また、ここで会いたいと願う