「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

曹洞宗 福聚山 大慈寺

2017-06-30 14:45:02 | 地域

南北朝が統一された後の、応永18(1411)年、根城南部長経と弟の光経が秋田安東庶季との合戦の折り、

諸国行脚中の一人の僧の助言により勝利することができました。

その僧を招いて造られたのが曹洞宗福聚山大慈寺

 

寛永4(1627)年、八戸から遠野に移封となった際、八戸根城南部氏とともに移り、

大圓慈光大和尚までで三十世

東日本大震災の2011年4月14日、本堂・庫裏共に全焼し、後日、大和尚様の死亡が確認されました。

 

その後、お寺の護寺会を中心に焼失建物の建設委員会が組織され工事着手

 

2016年6月に本堂の上棟

 

今秋には完成ということで現在屋根工事終盤です。

 

内部も壁の下地が出来上がってきている状況です。

 

これは焼失前の本堂(昭和48年再建のもの)

 

当時の御本尊

 

遠野南部氏他、そうそうたる名前が寄進者として掲げられていたお寺さんですが、

また、新たな歴史が始まろうとしています。

 

新しいといえば、午前中用足しついでに、山口の水車小屋へ

 

この建物も再建されましたが、中で実際に使用しているのを初めて見ることが出来ました。

米粉を作っているとのことでした。

 

さて、昨日、埼玉からタイフーンおばさんの「H恵さん」が帰省したという情報が入りました。

明日の土曜は、何かがあるとか?ないとか?・・・

それにしても、今日は暑い!日が射す場所は30℃越え

 

 

 

 


2017 東北馬力大会

2017-06-27 17:25:46 | 地域

25日(日)は第42回東北馬力大会

会場となる宮守町柏木平へ行ってきましたが、流石に「東北」とつく大会だけあって、

柏木平レイクリゾート内の駐車場は満車で、JR鱒沢駅そばからシャトルバスにて。

 

既に始まっていましたが、空きスペースにもぐりこみ、レースの合間はお昼寝にちょうど。

前日のご祝儀疲れを癒すには最高の天気でした!笑

 

青森、宮城など県外からも参加してのレース、曳くソリの積載量は750kg~975kg

長いズームレンズが無いので、トリミングで勝負です!

 

山を登り切るのは思った以上に大変なこと

 

下りは一気に駆け下ります。

 

馬より、曳く人の表情を見ているほうが楽しめます。

 

レースを終わった後のソリは、トラクターでスタート地点まで運びますが、

値段は9,263,160円也  私の車が10台買えます。笑

 

馬主自らが曳いて走るオーナーレース

遠野の馬主も3名?も参加していました。

 

人馬一体男のロマンを背中で語ります。笑

 

その背中を見て育った息子と二代で

 

お昼時間は20店ほどの出店を利用することになりますが、

遠野でこんなに並ぶのは、この馬力大会と遠野まつりぐらいかもしれません。笑

 

隣りにいたおじさん達は滝沢からきており、また、カメラマンの多くは盛岡から・・・

駐車場には県外ナンバーもちらほら。

思っている以上にファンの多いイベントなんだと実感しました。

 

終盤には、復路のSL銀河通過に伴い、皆さんで手を振るシーンまであり、

撮り馬、撮り鉄、そしてお昼寝付きの半日となりました、

 

やっと、ご祝儀でのお酒疲れがとれたと思ったところに・・・

せっかくなので、きっちり冷やして時々愛妻と味見してみたいと思います。

これで、しばらく、酒はいいかなあ~・・・

 

 

 

 

 

 

 


ご祝儀にSLに郷土芸能と

2017-06-25 19:53:34 | 地域

土曜日は、今年初めての披露宴。

1時から4時30分過ぎまでの長丁場でした。笑

 

二百数十名規模ということで、会場びっしり!

 

市内を代表する両家ということもあり、そうそうたる出席者だと思われますが、

半数ぐらいは存じ上げない方々でした。笑

 

SL銀河の通過時間に合わせて屋外へ

新郎新婦の写真も撮らずにSL銀河に手を振る不届き者たち多数 笑

 

時節がら政治色の無い祝辞等の後は、祝宴という事で

新婦の地元、青笹しし踊りさんの登場です!

 

新婦の父は保存会の会員で、新婦も子供時代は参加していました。

 

SL銀河もシシ踊りも撮ったので、もう満足です!

 

と、思っていたところに、新郎の父が空手の模範演技

流石はその道で名の知られた方です!

 

そして、新婦の会社の方々による地固め節

めでたや~嬉しいや 思うこと叶たね~♪

この唄を聞きながら、あらためて、先代の偉大さを感じました。

不肖、私もそうですが、越すに越せない父の影 と云ったところでしょうか・・・

 

ケーキ入刀は、新婦の希望により、のこぎりで

 

親戚や友人のご祝儀に呼ばれることも、めっきり減り、

これからは、新郎新婦父の友人的な案内状が届くお年頃になってきましたが、

白いネクタイは、やはり、いいものです!笑

最後に、

父親に似ず、気配りが出来そうな新婦、そして、温厚そうな新郎、お二人の前途に幸多かれ!

 


2017 日出神社例祭 其の五

2017-06-23 00:05:10 | 郷土芸能

最後は、日出神社の地元、細越獅子踊さん。

午前9時過ぎに神社拝殿前で、奉納の踊りをしてから5時間が経っています。

その間、ジンギスカンに焼きそば、そして、手には、お酒・・・

踊らないで帰りたいと思っていた方もいたかもしれません。笑

 

細越獅子踊

昭和7年に板沢しし踊りの分家である火尻しし踊り(中断)から伝授され、

戦後の昭和26年から48年まで中断していたが、49年に復活し、保存会を結成。

と、云うことのようです。

 

ここ細越と土淵、そして鷹鳥屋の三団体のみに共通しているのがシシ幕の向かい鶴紋

 

南部神社例祭に奉納しているシシ踊りということでもあります。

 

この日の手踊りは子供ふくべだけでした。

 

ここ数年御礼口上を述べていた笛吹さんの姿もありません。

 

それでも、神社の地元ということで、お花はかなりの数でした!

この後、帰ってまた飲んだのでしょうね。笑

 

例年、柱がかりで観る人を楽しませるのですが、種ふくべがいないので、この日は無し

 

少し寂しい感じもしましたが、こんな年もまた、記憶に残るので、良しとしましょう。

 

ホスト役、お疲れ様でした!

そして、豚汁をお裾分けしてくれたお母さんありがとうございました。

来年は、元気な柱がかりと豚汁も楽しみにしています~!笑

 

 

 

 

 

 


2017 日出神社例祭 其の四

2017-06-22 00:17:41 | 郷土芸能

半袖になったと思ったら、梅雨入り、またまた長袖です。

さて、例祭も其の四

 

板沢しし踊りさんの出番です。

 

上郷町では一番人口密度が高い地域だけあって大所帯

 

メイン演目は四つ掛かり

 

シシが大暴れ!

 

市内の幕踊り系では、唯一飛ぶ演目

 

「柱掛かり」は、それはそれでいいのですが、市内各団体を追いかけている身には、

たまには別な演目をと欲張ってしまうものです。笑

 

 勝手なことを云って申し訳ありません。続けていく事自体大変ですよね。

 

現在のふくべ振りさんは、私が板沢さんを見初めてから3代目

そろそろサイズのあう半纏が必要な時期かと・・・これまた余計なお世話でした!笑

 

子供たちもしっかり練習しているようで、最後はきちんと礼!

 

ところで、この日、とんだトラブル

鳥居誉めから始めようとしたところ、鳥居前に車・・・

踊り無しで、会長、他重鎮数名は笑うしかない様子で太鼓を叩きながら境内へ。

 

ここでは、いつ頃かは、わかりませんが、例祭または神事が滞ったか簡略化された時期が長くあったのでは?と。

そうでなければ、鳥居前の件や奉納団体がどのタイミングで踊ればよいのか迷うことも無く、

常に例年通りということなんだと思います。

 

最後にほのぼの一枚 笑