29日、一年越しの思いを叶えるべく、一路小友町へ向う。気温はマイナスながらも、雪はわずか。
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ライトアップした不動巌が出迎えてくれる。始まりの時間は18時30分とのことで、しばしの間、散策。とは云え、風が強くて、体感温度は、-10℃を超えている。町内の人たちが、見物に訪れた方々に甘酒を振舞ってくれる。写真を撮ろうと思うも、寒さには勝てず、甘酒を頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cf/e52c04792038d64c1428f8b1609465b8.jpg)
裸参りが始まる前に神社への参拝を済ませる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/45/1ddce340978cf293b5f724b031e79553.jpg)
拝殿内で、外山神楽が奏でる中、神事が始まる。この神社の神官さんは、土渕の北川氏である。なぜ、外山神楽が担当しているのか?なぜ土渕の北川氏なのか?をそばにいた方に聞くも、わからないとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2d/409e0436a1ea99f65164151834274112.jpg)
近くの地区センターから準備を整えた若者達が神社への参拝にやって来る。参加者は、本来、厄年を迎えた男衆で、前厄、本厄、後厄と三年続けて参加する倣いであったが、現在は、地元の中学生にも参加して頂いているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b6/1339eb8fb10fe4f5a22b2436b742a4cd.jpg)
先頭の者が神社で鈴を受取り、それを振りながら歩く。後の者はその後ろに続く。手には、五穀豊穣、無病息災、合格祈願などと書いた灯明を持ち、小友町メインストリートの南側にある上宿橋の脇にある大般若供養塔の石碑まで三往復する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/d3/c73130d93a6b2d8c5abffb2a7ae08e6c.jpg)
かつては、旧1月28日の不動講の日に行われ、裸参りの一行は長野川で身を清めながらの三往復であったという。そして、お参り終了後に講中の方々と一緒に酒肴を交わしながら年間行事や農事の相談をしたようであるが、現在は、地区センターで関係者が直会をして解散となるとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/7c/c03f689559af782dba0fe88bcf3c8620.jpg)
口には護符を咥え、年男は白足袋に草鞋、さすがに中学生はスニーカーであるが、寒いだろう。観ている私達が防寒装備万全なのに、それでも震える。そばで寒い素振りを見せると申し訳ないような気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/84/b073a91b98f31f5968721eb2ebf2bbd5.jpg)
巌龍神社の隣りにある常楽寺の六世仁甫の時代、元和寛永の頃に、岩龍山大聖寺(現巌龍神社)に羽黒修験をおいて祀らせたといわれ、宝動院雄海の開山。
金山開発によって不動岩周辺が開かれてきたことから、元禄年間に源龍院仙林が拝殿を建て、裸参りを始めたと云われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/91/7a9a329c9fb1deea69451b5d1fdb728b.jpg)
常楽寺は、かつて現在の場所から見て、鷹鳥屋川向こうの南西の山となる南館そばにあったといわれており、南館との関係が伺える。南館には、南館右近なる人物がいて、その二の丸に如来堂があり、弥陀・薬師・観音の三尊が祀られており、山谷観音の一院とも考えられている。南館についてはこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/26/51b5ba72cd5ef2a18bd21bdb048f5b5b.jpg)
常楽寺は附馬牛東禅寺の無尽和尚の開山で、建武年中のこと。その後、跡を継いだ嫩桂(どんけい)によって境内鎮守のために乾の方角に不動尊を祀ったのが、現在の巌龍神社とも云われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/08/b4e9d76fdb1e6065d1955feaeb4680cc.jpg)
地元の人達が、去年は雪がなくて良かったが、今年は、ここ何年間で一番寒いと言っていたとおり、三往復を終えると、中学生達は急いで地区センターへと移動していった。
帰りしな見上げた空には満天の星が輝いており、手が届くと思われるぐらい近くにあった。性能の良い私のデジカメでは、撮ること適わず。以前に大出早池峰神社で神楽を観た時に感じた星空と同じであった。
夏の巌龍神社の例大祭はこちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e7/e9fdb6f7cef2c26b2424daced7ecc884.jpg)
ライトアップした不動巌が出迎えてくれる。始まりの時間は18時30分とのことで、しばしの間、散策。とは云え、風が強くて、体感温度は、-10℃を超えている。町内の人たちが、見物に訪れた方々に甘酒を振舞ってくれる。写真を撮ろうと思うも、寒さには勝てず、甘酒を頂く。
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裸参りが始まる前に神社への参拝を済ませる。
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拝殿内で、外山神楽が奏でる中、神事が始まる。この神社の神官さんは、土渕の北川氏である。なぜ、外山神楽が担当しているのか?なぜ土渕の北川氏なのか?をそばにいた方に聞くも、わからないとのこと。
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近くの地区センターから準備を整えた若者達が神社への参拝にやって来る。参加者は、本来、厄年を迎えた男衆で、前厄、本厄、後厄と三年続けて参加する倣いであったが、現在は、地元の中学生にも参加して頂いているようだ。
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先頭の者が神社で鈴を受取り、それを振りながら歩く。後の者はその後ろに続く。手には、五穀豊穣、無病息災、合格祈願などと書いた灯明を持ち、小友町メインストリートの南側にある上宿橋の脇にある大般若供養塔の石碑まで三往復する。
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かつては、旧1月28日の不動講の日に行われ、裸参りの一行は長野川で身を清めながらの三往復であったという。そして、お参り終了後に講中の方々と一緒に酒肴を交わしながら年間行事や農事の相談をしたようであるが、現在は、地区センターで関係者が直会をして解散となるとのこと。
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口には護符を咥え、年男は白足袋に草鞋、さすがに中学生はスニーカーであるが、寒いだろう。観ている私達が防寒装備万全なのに、それでも震える。そばで寒い素振りを見せると申し訳ないような気がする。
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巌龍神社の隣りにある常楽寺の六世仁甫の時代、元和寛永の頃に、岩龍山大聖寺(現巌龍神社)に羽黒修験をおいて祀らせたといわれ、宝動院雄海の開山。
金山開発によって不動岩周辺が開かれてきたことから、元禄年間に源龍院仙林が拝殿を建て、裸参りを始めたと云われている。
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常楽寺は、かつて現在の場所から見て、鷹鳥屋川向こうの南西の山となる南館そばにあったといわれており、南館との関係が伺える。南館には、南館右近なる人物がいて、その二の丸に如来堂があり、弥陀・薬師・観音の三尊が祀られており、山谷観音の一院とも考えられている。南館についてはこちら。
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常楽寺は附馬牛東禅寺の無尽和尚の開山で、建武年中のこと。その後、跡を継いだ嫩桂(どんけい)によって境内鎮守のために乾の方角に不動尊を祀ったのが、現在の巌龍神社とも云われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/08/b4e9d76fdb1e6065d1955feaeb4680cc.jpg)
地元の人達が、去年は雪がなくて良かったが、今年は、ここ何年間で一番寒いと言っていたとおり、三往復を終えると、中学生達は急いで地区センターへと移動していった。
帰りしな見上げた空には満天の星が輝いており、手が届くと思われるぐらい近くにあった。性能の良い私のデジカメでは、撮ること適わず。以前に大出早池峰神社で神楽を観た時に感じた星空と同じであった。
夏の巌龍神社の例大祭はこちら。