「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

春の陽気

2010-02-28 14:52:53 | 景色

防寒着いらずの陽気に誘われ、神明裏の河原まで

 

午前中は、それほどでもなかった天気が青空に

 

頭上にははっきりと見える飛行物体

 

土手には散歩の親子連れ

 

春ですね~

 

そして、やってきたのはカラフルな特別列車

 

実は、撮る場所をどこにしようか迷ったのだが、遠くには行けなかったので、近場にて

 

遠野駅に向う列車の先には六角牛山

 

残り少ない雪の上には、鉄つながり?

 

Ksuzさん同様に、夕暮れの白鳥撮りに小烏瀬川へ

 

い・な・い

この場所で誰よりも白鳥を見守り続けていた

この方にお聞きすると

「金曜日がら、来なぐなった~!」とのこと

 

畑仕事ができるようになったこの時期、ここを餌場としていた集団は旅立ったのだろう

 

来期も沢山の仲間を連れて、帰って来いよ~・・・・・・ありがとう!

 

PS 今朝、諦めきれずにこの場所へ行くと、一羽だけがいたが、それも目を離した間に飛び立った。

 


遠野町家のひな祭り

2010-02-27 15:45:40 | 民俗

今年も始まった「遠野町家のひな祭り」

 

最初の週末ということもあり、町内の人からボランティアガイドさんの案内で歩く観光客まで、かなりの賑わい

 

 

このひな祭りは、市内商工会婦人部の方々が率先して盛り上げてきているが、その中でもリーダーとして頑張るのがこちら。

 

笑顔で色々なことをお話してくれる私の同級生

 

江戸時代の五人ばやし

 

ブタ花?で造ったこれはかなりの高得点

 

そして、なんといっても1200個の吊るし雛

 

ひとつひとつ、手づくりでもてなす心意気がすばらしいと感じる

 

こちらは、遠野物語拾遺第194話に登場する外川仕候(しこう)縁のお宅

 

ボランティアで説明するのは、なんと!私の中学時代の恩師

享保雛をはじめ、年代物の人形が処狭しと並ぶ

 

中には、拾遺に書かれているとおり、画家であった仕候の日本画も飾られている

 

そして、貝に描かれた絵・・・・遠野の旧家に伝わっている例が多い

 

女性の楽しみとしての雛人形であるが、男性むきの品も見られる

外で順番待ちをする方々がいなければ、外川家の歴史について伺いたいところであるが、それは次の機会にでも。

 

予想以上のスピードで春が訪れそうな遠野だが、

ゆっくりと一軒一軒、雛めぐりするのも良いものである


晩冬

2010-02-25 00:30:27 | 景色

春が近づいてるような気がする

 

職場に戻る道すがら、いい雰囲気に夕焼け

同じことを考えている御仁に遭遇

 

最高気温がプラスになる日が多くなり、雪が姿を消しつつある

 

こんな日は、夕暮れをバックに白鳥といきたいところだが

 

飛行機が通過

 

西の空が夕焼けで真っ赤に染まっているのに、東は青空に月

 

とらねこさんちのネネ

 

宝飯爺さんからネネの具合が良くないと聞いていたので、夕方現れるであろうということで

果たして、そのとおりとなった次第

帰宅が許可されたようだ。

 

お会いしたとらねこさんは心なしか元気がなかったが、

先日ご一緒したKsuzさんとの撮影会ではないが、気分転換が必要なのかもしれない。

(私の場合は気分転換し過ぎとの声もあるが・・・・)

 

日陰には、まだまだ雪が残るものの、この雪が消えるまでは、バタバタと仕事。

 

しばらくは、撮り貯め画像を織り交ぜながらの更新予定・・・・笑

 

白鳥はつづく・・・・


遠野ひなめぐり

2010-02-22 23:07:43 | 民俗

2月も残り一週間、あっという間。皆さん今年のスタートダッシュは如何?

 

日曜日の午後、ちょこっと、外へ。主要道の雪も消える。

 

町のあっちこっちでは、赤い幟に「遠野町家のひなまつり」の文字

そして、店の脇にはパンフレット

 

「お雛様見せで、おぐれんしぇ!」と一声かけて・・・・

 

私自身、はじめて覘く

 

男子たるもの・・・・いや、一見の価値はある

 

この日も町中のあちらこちらにツアー客が訪れていた

 

吊るし雛や

 

年代物まで

 

ところで我が家のお雛様は・・・・しばらく飾ってない。

 

私以外全員が女性なのに。

 

ひな巡りが一段落・・・・・少し遠出して、土渕町は角城から六角牛山を望み

 

運が良ければ、小烏瀬川の白鳥に出会い

 

遠野盆地の夕日に手を合わせ

 

一見の方も入れるお店で軽~く一升!?

(チャーミングなママお出迎え・・・笑)

 

そして、2月の最終日には

 

こちら

 

を堪能。

 

ここまで出来れば、かなりの遠野通?

 

 


千晩神社

2010-02-20 00:52:55 | 神社

 こなさなければならない仕事が集中しているものの、時間をかければ消化できるものとは限らない・・・・のが我が仕事と言い訳をしながら、隣の釜石まで。

 

 縁は異なもの

 とある団体で知り合った方から、仕事の以来。この方の息子さんは、上郷町は板沢しし踊りに釜石から参加している中学生。赤い糸はどこで結ばれているのかわからないものだ。

オイルショックの頃、かつての社宅を分譲した地域に残る建物・・・・木製の雨戸・ガラス窓

 

川沿いに住宅が建ち並ぶ地域の上流にあるのが、「小川鹿踊会館」

 

明治初期に板沢から伝承されたのを初めに、何度か指導を受けて現在に至っているようだ。

 

会館の隣にある神社。

 

 

遠野物語の第32話に白鹿と猟師の話として登場する山の里宮

 

以前、この方が山頂アタックを試みようとした?ことを思い出す。

 

物資のみならず、民俗芸能も仙人峠を越える

 

 

 峠続きで、

 遠野にある伊達領境にある峠を越えて(実際にはトンネルを抜けて行くのだが)職場へ通う我が家の「山の神」と、先ほどまで「町づくり」談義を交わす。特効薬は無いが、「人づくりに勝るものはない」というのが、今晩の結論。笑

 

海を渡れる体力・知力が備わるように「ひと?」づくりに精を出す白鳥

 

 

雪が少なくなり、少しずつ暖かくなるに従い、ねぐらへ帰る時間にも変化があらわれているようだ。

 

 

4時半の目安も早くなりつつある

 

 

最後の親子が残っていると、「はやぐ、帰れ~!」と

近所の婦人の声が聞こえた。

 

白鳥の姿が遠野から消える頃、やっと春が迎えられるのかもしれない

 

 

もう少し続く「、白鳥」詣