「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

5月後半なんだりかんだり

2019-05-26 17:01:41 | 地域

まだ5月だというのに昨日、今日は30℃を超えた遠野。

連休明けから先週半ば辺りまで花粉症と思われる症状で、市販薬を服用していたところ、

ズルズルの鼻水はピタッと止まったのは良いのですが、薬が強かったのか頭が「まやまやづぐ」なり、

ほとんど仕事ができない状況でした。

 

これでは本当の?病気になると思い、薬を止めたら、体調が良くなってきたような気がします。笑

 

コップにピントが合っていませんが・・・

新年度も5月後半ということで、なんだりかんだりの総会が目白押し

金曜日も某協会の総会がありましたが、花粉症薬事件の後なので、良い子で帰宅。

今日は火曜日にある拙案内所のある通りの総会に向けての資料作りです。

 

その前にということで昨日は、お昼前に大迫町へ

 

テレビで紹介されていたワインフェスティバルに行ってみたくなった時々愛妻のお供です。笑

前売り券・当日券を購入し、グラスを頂き、金額のぶんのワインを飲み歩くようでした。

岩手県内の他、北海道、東北、関東甲信越のワイナリーが出店し、様々な食材もあるようでしたが、

内容を把握せず行った為、眺めて終わりとなりました。

後で知りましたが、花巻や盛岡からバスも出ていたようです。

 

行き当たりばったりついでに、マルカン食堂へ行ってみましたが、

駐車場には県外ナンバーの車が多かったのには、びっくりでした。

何を食べたのかって? 地味なメニューにしたので写真は無しです。笑

 

ところで、

先日、鍋倉山の東側のリンゴ畑でイノシシが目撃されたようです。

遠野には遙か昔の温暖化以前までしか、イノシシはいなかったと思われる方もいるようですが、

昭和48年発行吉田政吉箸「新遠野物語 伝承と歴史」には、

イノシシ、猿、熊、鹿の狩猟の話が掲載されており、イノシシは日清戦争の少し前に

今でいう豚コレラのような流行病が出て、松崎の山の湧水のほとりなどにゴロゴロ死んでいた・・・。

日清戦争後に凱旋兵に御馳走しようと総がかりで山狩りをしたが、一匹も見つからなかったと記されていました。

また鹿については明治23年の山の神の晩に突然大雪が降り、2日で6尺も積もり、

人里近くまで来ていた鹿が身動きできなくなったところを竹槍でも捕えらることができ、、

高額で取引されるようになった頃を境に山で鹿を見ることができなくなったとあります。

温暖化や生息地の問題だけではなく、道路網の急速な整備なども影響しているかと思いますが、

いずれまた、以前のようにイノシシ、鹿、猿、熊が頻繁に町中で目撃される時代になるのでしょう。


葬送続き

2019-05-19 17:24:18 | 民俗

廻りの田んぼに水が張られ、遠野盆地に雲海が現れるシーズンになってきたようです。

 

とは云え、いまだ直に雲海は見られず、猫の額ほどの庭の花っこを見るだけの朝。

 

久しく風景も撮っていないので、そのうちにと思いながらも暁を覚えずです。

 

と云う事で、本日は連休明け三回目の黒いネクタイ

 

葬祭会館での葬儀が多くなっている遠野でも、珍しくなってきたお寺さんでの葬儀でした。

初めに列をつくって本堂前を廻ります。

 

その後、中に入って葬儀。

 

お経が聞こえる中でご焼香をして

 

忌明け法要後、納骨、そして、会食にて終了。

 

26年前?に父が亡くなって以来、冠婚葬祭に係る役割も私の仕事になりましたが、

数日では疲れがとれない歳になってきたと実感しながらも、なかなか問屋がおろしてくれそうにない

国民年金予定者です。笑


2019 荒川駒形神社例祭

2019-05-14 08:39:40 | 郷土芸能

11日土曜日は会費要員となっていた某協会松崎支会の総会があり、十数年ぶり?に出席。

日中、風邪薬を飲んでいたことと隣りの席が酒豪さんだったことで、翌日曜日は辛い朝となりました。笑

その日曜は消防演習もありましたが、ここ数年行っていなかった附馬牛町の荒川駒形神社例祭へ。

 

到着直後、本宮へ向かう御神馬巡行に遭遇

 

本宮は、駒形神社が当初あった場所です。

 

現在の神社入り口左右には鳥居。結構な数が新しくなっていました。

 

本宮への巡行が終わると、地元、上柳しし踊りさん登場

消防演習と重なっているため、シシは一匹だけでした。

 

割り拝殿から石段を上り、拝殿・本殿にて神事です。

打ち鳴らしは大出早池峰神楽さん

 

神事が行われている間、外にいる人たちは、境内社、本殿、拝殿の廻りをうろうろ。

 

下では出番待ちの神楽の親子が楽しそうにジャンケン。

うちの子達も小さい頃は、よくジャンケンしよ~と云っていたことを思い出します。

 

神事終了後、上柳しし踊りさんの奉納

 

休日ということで子供たちが大勢参加していました。

 

最後まで一匹で務め上げたシシさんに拍手です!

 

大出早池峰神楽さんのシンガク

今回は神楽の千葉パパは不在。

 

下舞い

 

考えてみると、上柳しし踊りも大出早池峰神楽も今年はこれが最初

 

新鮮な気持ちで観ることができました!

 

権現舞

 

駒形神社の権現様を初めて見たような気がします。

幕が独特ですね。

 

午後1時近くに権現様のカミカミも終わり、盛岡と八戸のカメラマンを残して撤収。

帰途の道路わきは、まだまだ、桜咲く。でした!

 


2019 子供やぶさめ&競技流鏑馬

2019-05-13 08:37:04 | 民俗

ひっぱてきた大型連休話題も今回が最後、やっと楽になります。笑

 

八幡神楽が終わると、遠野郷八幡宮の参道を子供やぶさめと競技流鏑馬に出る方々が一列でやってきました。

階段上に並ぶカメラマンが気になる子供たちです。

 

怪我がなく無事終わりますようにとお参り

どうか私が一番になれるように・・・なんてお願いしても神様は聞いてはくれませんよ!笑

 

馬場を清め、

 

ポニーより若干大きい馬にまたがり、お兄さんお姉さんがゆっくりひいて進む中、的を狙います。

 

これぞ遠野時間、と思うのどかなひと時を過ごし、

 

合間に記念写真を撮る人を撮って、

 

競技流鏑馬です。

 

この大会は世界競技流鏑馬大会の予選という位置付けになるようで、皆さん真剣。

 

上の写真とその上の写真では同じ馬だったと写真整理していて気づきました。

どちらかの馬の調子が上手くなかったのかもしれません。笑

 

下から失礼します。

 

女性の射手の多さにも驚きです。

そのうちに遠野南部流鏑馬にも女性が参加する時代が来るのかもしれません。

なんせ女殿様清心尼公の遠野ですから。

 

最後の的付近では、多くのカメラマンが流し撮りをしていたようなので真似してみましたが、

餅屋は餅屋に任せたほうが良いようです。

 

遠野からの参加者

 

忖度してみました。笑

 

この二人での最終決戦となりました。 この笑顔は苦笑い。

天気もちょうどで、ほんわか気分を味わった子供の日。

来年のこの日、遠出できない方には、ここでの数時間をのんびり過ごすのをお薦めします。


2019 子供の日 八幡神楽

2019-05-12 13:19:47 | 郷土芸能

まだGW話題で恐縮です。

子供の日は今年も遠野郷八幡宮へということで

この日は出雲大神祭が10時から行なわれ、11時から神楽殿にて八幡神楽の奉納となります。

 

 

10時30分過ぎ、神楽の皆さんにて参拝。

新人が加わったとのことで、今年の遠野まつり辺りにはデビューするのではないでしょうか!

踊られなくなって数年、山の神舞をお願いしたいところです。

 

まずは法螺貝で始まりを知らせます。

 

その法螺貝をとっかえしてウルトラマン似のサングラスをかけた旅行者?が挑戦。

筋がいいと神楽に勧誘されていました。その会話は聞こえませんでしたが。笑

 

おおよそ11時、神降ろしの打ち鳴らしから。

 

岩戸開き

 

今年は鳥舞の女性たちの都合がつかなかったようです。

 

練習中の三番叟

 

恵比寿舞

幕からコンニチハ!と顔を出すシーンでは、なぜかハクション大魔王を思い出してしまいます。笑

 

 

今年は左斜め前方から狙いましたが、恵比寿様が向いている方向には別なカメラマンが狙っています。

 

この日は絶好の釣り日和

 

竿もしなって良い獲物が釣れたようです。

 

下舞い

 

権現舞

 

頭をカミカミして頂き、

 

子供やぶさめへと会場移動です。