「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2017 総集編後編

2017-12-27 12:43:45 | 地域

昨シーズンは数回しか雪かきしませんでしたが、今冬は、先が思いやられます。

 

こんな状況の中で、明日は火葬に葬儀にと、姫猫さん、大変でしょう・・・

 

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7月

初めて行った山谷まつりに始まり、宮守町鱒沢の鞍迫・白山神社例祭、遠野座の夜神楽、

附馬牛町大出早池峯神社例祭、上郷まつり、宮守町塚沢神社例祭と

遠野各地でお祭り一色になる月です。

 

大出早池峯神社宵宮

 

塚沢神社 夜神楽

 

8月 盛岡さんさ 今年は菊池雪見アナとの遭遇率の高い年でした。

 

 

土淵まつり

 

9月

遠野市役所新庁舎オープンに際し、仲町南部ばやし出演

8月後半からジンマシンとなり、未だに完治せずです。笑

 

遠野郷八幡宮にて遠野まつり

 

青笹町六神石神社神楽殿にて宵宮

 

菩提寺である大慈寺では、晋山式、本葬義、落慶法要と寺歴に大きく刻まれる出来事となりました。

 

10月

先の六神石神社神楽殿にて女子神楽

 

11月

土淵町飯豊まつりに始まり、

 

東和町の石鳩岡神楽の交流会、そして、この板沢しし踊りの踊り納め

 

青笹しし踊りの踊り納め

最後は遠野市郷土芸能共演会で、公式的な市内郷土芸能の見納め

 

12月

所長自身の誕生日をもって、事務所を閉めた前の職場の忘年会・ご苦労会

大学卒業後、仙台の事務所で基本を学び、遠野に戻ってから何十年とお世話になりました。

久しぶりに元所員含め全員で、楽しい夜を過ごすことができました。

 

今年はこの後半辺りから、猛烈に本業が忙しく、カメラを持ち出す時間が激減

ブログも滞りがちになりましたが、なんとか継続できました。笑

 

さて、告知ふたつです!

 

12月29日(金)午後6時頃から 上から読んでも下から読んでもの店にて

遠野ブロガーとその仲間たちの忘年会です。

今のところ、関東から山猫さんが参戦予定

 

明けて1月2日(火)午後3時頃から、上記と同じ店で、同級生新年会

盛岡在住同級生も参戦予定です。

 

 

 

 

 


2017 総集編前編

2017-12-25 21:30:35 | 地域

12月3日から滞っていた拙ブログですが、どうにか総集編だけはと思い、やっと更新です。

今朝は某遠野ブロガーさんからのTELで始まりましたが、

そんな時間に電話してくる相手でもないので、何か良からぬことでも起きたかな?

と思ったところ、案の定、訃報のお知らせでした。

遠野ブログ仲間の姫猫さんのお父さんが今朝亡くなられたとのことです。

28日(木)午前10時火葬、12時30分駅前にて葬儀とのことです。

 

先日、東京から届いたこれで、供養酒でもと考えているところです。

 

さて、本題の総集編

 

1月・・・・

例年通り、遠野郷八幡宮にて元朝参りをした後、遠野三山の神社を廻り、

良いスタートだったわけですが、

 

2月初め

PCのハードディスクが昇天し、仕事のデータと1月ぶんの画像データが無くなりました。

と、云う事で、1月の写真は無しです・・・

(今年は、このあたりから、調子が狂い始めました)

 

その2月、住田町で、昔ながらの結婚式

 

いつものように小友町の裸参り

 

3月

南廻りの黒森神楽・・・遠野郷八幡宮にて

ちなみに、1月に北上で見た際の黒森神楽の画像データは無くなりました。涙

 

4月

初めて観た水沢日高火防せ祭

 

5月

今回が最後かもしれないと云いつつ、家族にて弘前へ

 

6月

1月から毎月続いた黒いネクタイでしたが、やっと白いネクタイ!

 

今、思い返せば、今年は前半からトラブル続きでしたが、

写真を撮る時間があっただけで、まだ気持ちに余裕があったのかもしれません。

なんだかずいぶん昔のことのような気がします。

 

 

 


遠野まつりが見たかった~・・・

2017-12-03 21:34:21 | 郷土芸能

12月突入です!

昨日、我が家では下の娘が成人式の前撮り

 

お父さんも撮っていいですよ~!

と、云う事で、撮る人を撮ってみました 笑

その晩は、上の娘の就職と上記の前撮りのお祝いということで、外食ではなく、外飲みとなり、

明けて本日は、下の娘を送って行った時々愛妻が居ぬ間に、2時間ほど、こちらへ。

 

遠野市土淵町の伝承園

今年、太鼓系鹿躍のひとりの舞手が亡くなりました。専門学校生だったようです。

遠野まつりに行ってみたいと、つぶやいていたとのことで、

その気持ちに応え、遠野市小友町にある長野しし踊りさんが、ここ伝承園で演じることに。

 

きっかけとなった長野しし踊りの青年に会い、彼に紹介されたのは、

太鼓系シシ踊りを実際に伝承している若者や岩手の郷土芸能ファンだという県内外の方々でした。

笛吹おぢさんの周りにも昭和を感じる似たような人達が大勢いますが、

こちらのツイッターメインの方々は若干?若く、誰かのつぶやきで、集まったようです。

 

この時は知りませんでしたが、集まった方々の中に亡くなった子の家族もいたようで、

その皆さんの前で通り踊りの披露です。

 

入葉の後にシシ一匹で演じるこのシーンは、誉め踊りの類かもしれませんが、

唄の抑揚等を聞いていると、妙に哀愁を感じました。

 

本当のお祭りでは、周りから掛け声もかかる柱がかりも、熱演ながら、静かに見守ります。

 

出番の前に気になったシシ頭、宝船です。

近年の長野しし踊りさんは向かい鳩メインですが、このようなシシ頭は古い形のものだということです。

 

仲間のひとりの企画を意気に感じた保存会員有志が参加

 

ちなみに、長野しし踊りさんは2014年に県の無形民俗文化財に指定されています。

 

集まった市外の方々に、ぜひとも見て頂きたかった投げ草

市内では最も古い駒木と小友系シシ踊りだけでしか伝承されていない踊りです。

 

ひと通り踊った後に、このきっかけを作った青年から挨拶。

途中感極まった様子でしたが、雲の上から、きっと、亡くなった子も見ていてくれたものと思います。

その子が寂しくないようにと、集まった皆さん、同じ時間を共有でき、感謝です!