東日本大震災の当日、日本初となるかや葺き屋根の技能資格学科試験が行なわれた。
その翌日が、実技試験になる予定だったが、震災で延び、先週金曜に実施
かや葺きの屋根棟梁を中心に集落の方々の結いによって行なわれてきたが、
棟梁の高齢化、そして、結いによる施工が難しい状況の中、
景観としてのかや葺き屋根の維持に、どうしても、若い担い手が必要となり、
市内のみならず、宮城や青森の技術を学びながら、将来へつなげる技術の継承を図る。
今回は、二級1名、一級4名が受験。
結果は、後日通知されるとのこと。
そして、
日曜日、釜石へ
職能を活かした被災地支援
日が経つにつれ、本震・余震による建物への不安がつのる方々から、
役所へ相談の申込が殺到
地元の方々だけでは対応が限界となり、遠く大阪から駆けつけた方がいる中、
遠野でも若手が中心に先発隊となり参加していた。
今回、不肖、中堅?どころの私も・・・・。
釜石・大槌エリアが対象となるが、私は唐丹・平田・甲子・大渡の4箇所を廻る
震災前の風景とのギャップを感じながら・・・・。
神様のめぐり合わせか、釜石に着くと、鈴子町で、
遠野郷八幡宮で行なわれた黒森神楽巡業でお会いした菊地写真館のご主人とばったり。
避難所から救援物資を受け取りに来ていた。
また、平田では、伺ったお宅のすぐそばが、NOOREEさんの家
伺ったご夫妻から、とりあえず住む場所が決まったようだとお聞きする。
それそれの震災にそれぞれの春、彼の地では、桜が満開となっていた。