「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2015 巌龍神社例大祭・小友まつり その後

2015-08-31 08:32:27 | 郷土芸能

防災訓練で始まった昨日は、終日「まやまやず~」まま

ここ数日、雨が降ったり止んだりで、気温も下がり、長袖となったが、

例年の9月中旬あたりの気候に身体がついてかない

さて、小友まつりに戻って、

 

神輿渡御・・・ポスターでは、奉納行列とありました

通りの南側、上宿橋の向こう側まで行き、戻ってくるわけですが、

天気が悪いせいか、行ったかと思ったら、去年より早く戻ってきました

(天気が良く暑い年は、しばらく戻ってこないこともありましたが)

 

(山谷獅子踊り)

各団体が、其々の音を奏でながら、歩きます

 

鷹鳥屋獅子踊りの幟を持つこの方は、関東方面から参加していると紹介がありました

 

境内の石碑に置いていたお面(昨日UP記事)が・・・

 

小友南部ばやし・・・戻ってくる最初は「うさぎ」舞

この日、カメラやビデオを持ってきた方々に、小友南部ばやしは、このお祭り限定だとPR

 

後半には八木節も

 

 

南部ばやし・婦人会手踊りを残し、他は橋を渡り

 

御神輿を神社へ戻します

 

その後、神事、そして、外山神楽権現舞

 

(外山神楽)

本殿前では行列に附いてきた郷土芸能が、再度奉納し、通りに戻り、郷土芸能まつり・共演会となります

いつの間にか雨も上がり、何とか、もちそうです

 

それにしても、このお面、本人が置いて、その後自分で持って行ったのか、

本人が置き忘れ、誰かが本人に渡したのか、本人には一切関わりがないのか

お祭りの間、ず~っと気になってしょうがありませんでした 笑

 

 

 

 

 


2015 巌龍神社例大祭・小友まつり

2015-08-30 13:53:26 | 郷土芸能

今朝は3時過ぎまで眠れず、うとうとした後、7時の市内防災訓練で始まり

加入しているアパート等を含め200世帯ほどの自治会で、100名以上の方が参加。

(自治会長が挨拶している時に数えてみました・・・笑)

寝不足のためか、今現在、体調不良です 泣

その寝不足の一因となったのが、昨日開催のお祭り

まだ、まとめていないが、旬が過ぎるので・・・

 

(鷹鳥屋獅子踊り)

小雨の降る、お昼頃、現地に到着すると、町内郷土芸能団体が巌龍神社へ集合中

 

(山谷獅子踊り)

午後1時からの神輿渡御までの間、境内で宴をはっている地元企業への門かけやら

神様への奉納の踊りとなる

 

外山神楽

 

外山神楽

 

長野獅子踊り

 

長野獅子踊り

 

長野獅子撮り

 

鷹鳥屋神楽

 

鷹鳥屋神楽

 

小友南部ばやし

 

と、いう感じで地元郷土芸能が揃った頃、神事となり、行列のスタートです

小雨が時より強くなったり、弱くなったりと安定しない天気、どうか、無事、終わりますように・・・

 

境内で、一番気になったもの

持ち主は、素顔でお酒でも飲んでいるのでしょうか?・・・

 

 

 

 


塚沢神楽 町中に現る

2015-08-25 23:11:29 | 郷土芸能

上宮守愛宕神社例祭でもふれましたが、22日(土)の日中に戻って・・・

 

駅前にてSL銀河のお出迎え

 

観光客の皆さんは観るだけでなく、参加した気分になる権現舞のカミカミがお好きなようで

この日も、大勢の方が胎内くぐりに参加していました

 

その後、場所を「とおの物語の館」に移動し

(施設のリニューアルに伴い、とおの昔話村から名前が変わったのだが、どうも、云いづらい)

 

施設内にある「遠野座」にて

 

恵比寿舞い

沿岸部の神楽では、魚を釣り上げたりして人気の演目ですが、

遠野では、山伏系神楽がそれに準じていますが、いわゆる神人系では、その場面はありません。

大迫早池峰系の塚沢さんも魚は釣りません

見に来ていた観光客の方々には、どうでもいいことかもしれませんが・・・笑

 

釜石から仕事の途中で観に来たK崎さんが、いつものように盛んに掛け声をかけていました

 

一般の方々はびっくりしていたようですが、

あの方のように神楽を観る目があるお客さんがいると、演じる方も気が抜けません 笑

 

この日は二演目ということで最後は、やはり、権現舞

この日二回目です 笑

 

ここでもカミカミは人気でした

こうして、また上宮守に戻った土曜日でした 笑

 

さて、 今週末29日(土)は遠野市小友町の巌龍神社例大祭・小友まつりです

13時から奉納行列が始まり、19時過ぎまで町内の郷土芸能がメインストリートに繰り出します

場所は産直ともちゃんのすぐ下の地域となります

(狭い通りなので、くれぐれも人の撮っている前に出て撮るのは控えましょう!)

なんて書いていながら、月末だったことを思いだし、入金状況と支払いが気になる笛吹です 汗

 

 


2015 土淵まつり

2015-08-24 19:55:47 | 郷土芸能

23日(日)ジンギスカンマラソンを見送り、向かった先は、綾織町のこちら

 

中央に幟旗があるのが見えるでしょうか・・・愛宕神社

この日は例祭ということで喜び勇んで行ったが、国道396号線を往復すれど、その雰囲気無し

某所に例祭の告知をする貼り紙があり、よく見ると今年は千葉家曲り家向いの下滝沢地区からスタート

集合場所には参加者が集まり、飲食をしている様子が見えたが、11時を過ぎても全く動く気配が無く、

タイムオーバー! で、移動

 

お昼時間に向った先は、土淵町

同町五日市にある倭文神社例祭に合わせて開催される土淵まつり

今年は旧土淵中学校が会場となり、祭りの追っかけさんご夫妻、前日夜に続いて北上の阿部さん、

茨城から遠征中の海東さん等々とお会いし、郷土芸能披露の時間となりました

 

「山口さんさ」からのスタート

 

9月の遠野まつりでは、カメラマンの一番人気となりますが、この日は少ないということもあり、

喜んで撮ったものの、ブレ写真の連発でした 笑

 

飯豊神楽

 

この神楽の菊池代表が記した文書に、かつて遠野の山伏系神楽には法螺貝があり、神人系には無かったとあり、

それから考えると、現在、神人系神楽で法螺貝を吹くのは、どうなんだろう?と思うこの頃です

 

土淵町に残る唯一のしし踊り 明治初期から戦中までは、この町内にも多くのしし踊りが存在しました

 

撮っている後ろで、「練習頑張ってだっけ!」という話声が聞こえました

 

この写真にはないが、踊り手が踊っている最中に腕を伸ばし人差し指を上げる場面が印象的です

 

郷土芸能を見ながら会場で気になったナマダラなやつ

これからの季節、遠慮したいほどたらい回しになるんだろうなあ~ 笑

 

野崎神楽

どの文献だったか記憶は定かでないが、昭和初期、菊池某という笛の上手な人がいたと記されていた神楽

野崎には、この笛吹に該当しそうな家は無いように思うが、気になる菊池さん 笑

 

何年か見ているが、他の家の子供の成長は速いものです

 

こちらも昨年に続き、遠野まつり用の演目でしょうか? 笑

 

似田貝神楽

こちらは一演目のみで昨年に引き続き三番叟

 

最後は、餅撒きです

番号のついた餅を拾うと豪華賞品が貰えるとのことで頑張ってみましたが、番号無しでした 笑

 

 


2015 上宮守愛宕神社例祭

2015-08-23 21:45:42 | 郷土芸能

はりきって行きましょう!とは言い難い曇天の今朝、半袖にしようか長袖にしようかと迷いながら起床

 

案内所に出所?したもののジンギスカンマラソンスタートで出るに出られず

カメラを向けると手をあげるシタ~ズ(人たちの意)は余裕の走りです 笑

 

と、云うことで、どういうわけか昨日の上宮守愛宕神社例祭から 笑

 

午前10時、雨がそぼ降る中、神事開始です

祭列の準備が整うまでの間に、地元の郷土芸能の奉納となります

 

なぜか、ここで記念撮影

と云うのも、雨のせいでレンズは曇り、まともに撮れません

最初の御旅処まで同行しましたが、次の予定もあり、一時退散

 

午後2時過ぎ、舞い戻るとお祭りの一行は上宮守の宿で踊りの最中

雨も止んでおり、どうやら撮れそうです 笑

 

午前10時からの神事後、地域内を渡御し、

 

やっと神社へ戻り、恒例の三周です

大人の人たちの傍に寄ると、アルコールの香り

お昼には、きっと、かいた汗のぶんだけ水分を補給したものと想像 笑

 

神事

 

上宮守神楽による権現舞

舞に参加しない神楽の袢纏を着た人達までが、下舞いの時に皆さん揃って唄っていたのには感心

 

神事が続く中、外では上宮守さんさの最後の奉納

 

午前中の御輿渡御前に、紫波町の船久保さんさ踊の方が観に来られていた

紫波町赤沢から宮守町達曽部へ伝わったものに大川目参差踊りがあり(現在中断中)

その達曽部から婿に来た方が始めたのが上宮守参差踊り

と云うことでの見学だったようだが、上宮守では昭和60年頃に盛岡さんさ踊りを参考に

アレンジしたのが現在の踊りのようである

 

上宮守大神楽

 

午前中の出発前のこと、境内で聞こえた笛が虎舞の通りばやしのメロディー(テンポは遅め)

女性の方が吹いていたので、沿岸部からこちらへ嫁いできたのかと思ったら、地元出身

先ほどのメロディーは、この大神楽の舞い始めに吹く曲とのこと

幕末に紫波町佐比内から伝えられたこの大神楽は、達曽部の大神楽に似ているらしい

と関係者は話していたが、達曽部米田大神楽は同町の下栃大神楽(中断中)を師匠としており、

その下栃大神楽は上宮守同様に紫波町佐比内から伝えられている

と云うことは米田にも虎舞に似たメロディーがあるのか?

 

手持無沙汰の子供たち・・・とても仲の良い子供たちです

 

神社の片付けが始まり、やっと、トリの上宮守神楽の出番

 

二、三年前から、気になり観察?していますが、市内では少人数で活動している神楽が多い中、

層が思ったより厚い気がします

鍋倉神社(昭和11年5月3日)銘の入った神楽幕を所有するこの上宮守神楽

今年の5月、80年ほどの時を経て、南部神社(元鍋倉神社)の例祭に奉納

 

雨に濡れ、一層、緑の色が濃くなった上宮守から