早池峰山・六角牛山に雪が見られるようになってきましたが、それでも今年の秋は暖かいように感じます。
さて、交流会も其の弐ということで、
石鳩岡神楽さんの天王舞です
他の神楽では牛頭天王という呼び方の演目
牛頭天王は竜王の娘乙姫をもらうために南海へ行く途中、一夜の宿を乞うため、
最初に金持ちで強欲な巨旦(こたん)に断られ、次に巨旦の兄で貧乏な蘇民将来の家で心づくしのもてなしを受け、
無事に南海へ渡り、乙姫との間に八王子をもうけました。
その後、天王は南海からの帰りに巨旦を滅ぼし、蘇民には厄除けの呪法を授けたと云うあらすじのようです。
面を付けて登場する役が何なのかわかりませんでしたが、この方だけはわかりました。
いちもつから想像すると巨旦 笑
宮古市の黒森神楽で云うところの八岐大蛇に該当しそうな演目です。
今回お出でになったお客様は淑女が多かったようで、口を大きく開けて笑う人は少なかったようです。
男性陣は大笑いでしたが・・・笑
くずし
以前、他の神楽のこの演目を観た時には、くずしの記憶がありませんでしたが、
下舞いを始めとした神楽の所作が全て入っているようなテンポの早い舞に感動!
その後は静かなテンポで始まる平倉神楽さんの舞です。
水神の舞
おおざっぱに云うと人間が水を穢すで、竜神の総王が仲間とともに祟ろうとしますが、
経津主命(ふつぬしのみこと)が竜王に神の氏子である人間を守るよう誓わせるという話です。
面を付けているのが誰さんなのかは、わかりますが、その役どころが何なのか、今回もわかりません・・・汗
ネームプレートって大事ですね! 笑
先の演目が天王舞だったせいか、このくずし舞もそれなりに荒々しいのですが、
舞手の体型と関わらず、とてもスマートな舞いに見えました。笑
一人目は蘇民将来で二人目は牛頭天王。女は天王の妻であるハリサイジョで赤面は夫婦の子供である八将神です。後はコタンとその一味のヤッコ呼ばれるものです。
平倉の水神
一人目は竜神の総王で二人目の横になっているのが総王の家来で三人目の僕がやった赤面の役は経津主命で神の氏子に祟る事をやめさせる役どころです。残り二人は僕の解釈としては八百万の神ではないかとか思います。とりあえず悪しからずですm(__)m
そのように教えて頂くと助かります。
パンフレットなどを見て、あらすじは理解できるのですが、
大勢の役どころが出てくると
なかなか一度で覚えるのは大変です。笑