物持ちが良い私ですが、8月下旬から出ているジンマシンも寒くなってきたせいか
ここ数日、少しだけ落ち着いているように感じます。
そのせいか気分も若干上向きの今日は、本当に良い日でした!
何が良かったかって、最近ブログの更新が滞っているksuzさんがひょっこり現れ、本業の必需品を頂き、
夕ご飯時には姫猫さんから、大好きな伊勢名物のお土産
暦通りの「友引」でした! こんな事なら、いっそのこと、宝くじも買えば良かった・・・笑
さて、気分がいいところで、共演会後編です。
まずは、綾織しし踊りさん
パンフレットには、中宿の神成家の先祖が宮城県栗原市金成のしし踊りを導入したものだと言い伝えられている。
とありますが、この文章は昭和32年に綾織鹿子踊保存会が発行した「類家英一郎編 綾織しし踊り」に
掲載されている内容によるものだと思われます。
いつもの種ふくべさんが大汗をかいての熱演でした!
ところで綾織しし踊り成立には、もうひとつの説があります。
昭和29年発行上閉伊西部教育資料「郷土のすがた」には、
中宿の長助なる者が小友村の若い者(一定の金高を以て労働に服する者)になり、そこで習ってきて綾織に伝えたとも、
その反対に綾織にあったものを小友に伝えたとも云われているとあります。
太鼓系鹿踊の伝授方法と違い、近隣から教えられたと云いたくないのが遠野のしし踊りのようです。笑
今回、勝手に楽しみにしていたものが「中斉念仏剣舞」
しかし、パンフレットをよくよく見ると「中斎百姓踊り」とあり、勘違いでした。汗
話によるとその念仏剣舞は中断というよりは、廃絶のようです。
何年か前にも見たのですが、演じる内容以上にやっている人達が味わい深く、
どんな小技を披露してくれるのかと、惹きつけられます。笑
最後は全員で音頭に合わせて踊ってくれましたが、これで会場の硬さがほぐれた感じでした。
そして、飯豊神楽さん
岩戸開き
素直に、今まで見た中では、一番良いと感じました!
演じる側の気持ちは変わらずとも、見る側の気持ちひとつで変わるものなのかもしれません。
とらねこさんの代わりに、撮らせて頂きました!汗
もう一演目は、八幡舞
男女ペアの八幡舞は、初めて見ました!
トリは、行山流湧水鹿踊さん
鉄砲踊り
市内の幕踊り系しし踊りには無い演目だと思われます。
鉄砲の音に驚き、死んだふりをする鹿たち、猟師は仕留められないまま弾切れ。
鹿は仲間が生きているか確認して歩き、皆無事であることを喜び子供たちと戯れるという内容のようです。
流石に湧水さん、今回も良いモノを観させて頂きました!
ところで、
今回の共演会では、出会いもありました!
遠野のブロガーさん達にもお馴染みになった、盛岡のまっとさんとKさんがこの日もお出でになりましたが、
そのつながりで、八戸から三名の方が・・・
二人の男性は、「えんぶり」に縁ある郷土芸能を青森県から福島県まで観て歩く強者。
残りの一人は女性で、とらねこさんを知っているというブロガーさん。
流石に遠野を代表するとらねこさん、隅には置けませんねえ~!