「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

釜石線SL銀河試運転終了

2014-03-29 17:29:18 | 景色

今年度も残すところあと二日、NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」も終わり、

「笑っていいとも」も月曜で終わり、消費税増税前の商戦もラストスパート

そんな本日はSL銀河の試運転ラスト

と云うことで? ここ数日の様子を振り返る

 

3、4日前の上郷 大雪の影響で残雪多し(三月末の風景とは思えません)

 

同じ頃の宮守は主要道の雪無し

 

28日試運転下りラスト

めがね橋の下周辺には、多くの撮り鉄さんに混じって、とらねこさん&とおのおぢさんの姿も

 

同日の綾織 白鳥とSL銀河

 

同じく上郷 ここ数日で、雪がだいぶ無くなっている

 

 

そして、本日午後 試運転上りラストラン

 

 

某家族が見守る中、試運転終了

 

春だとはいえ、まだ、あそこには行けそうにもないが

 

川の白鳥は少なくなり

 

農家の方々も、動き出した様子

「ブログばかりやってないで、稼げ!」と某課長からお叱りのメールも頂き、

 

新年度を迎えるにあたり、そろそろ、私も動き出さないと・・・汗

 

 

 


懐かしいもの、記憶にないもの

2014-03-27 08:32:43 | 地域

少し前のこと、ゴンゲンさまがアップしていた昭和の略地図

気になって、拝借しました

 

昭和35年発行 日本商工業別明細図

よく見ると、上組町、石町、仲町、駅前通、大工町、新町、六日町の道路に赤い線、

左上の六日町の左端から上に向って道路があり、その先(神明神社)を左へと向かっている

現在は、六日町の左端から下に向い、次に左に入って下組町となる

このような道路があったことを知らず

 

次は中心地

遠野駅の右側には仲町から感応院通りを通り、線路を突っ切って、材木町へ到達

ただし、材木町から上組町までの道路が記されていない

遠野町地域づくり連絡協議会編「遠野町古蹟残映」には、材木町から上組町までの通りは、

昭和9年の大凶作から政策のひとつとして林産業開発があり、三和製材所の設立、

森林軌道の敷設、翌年の大湊木材会社の誘致等を行い、新道を上組町まで通したとある。

と云うことは、この地図の道路は、あくまで略地図ということで、

広告掲載の企業の位置が重要ということなのだろう

 

地図に掲載されていた当時の店・・・今でも有るものも無いものも

目を惹いたムラレン(村錬) 先の地図を見ると、現在のNTT

座敷童の話が伝わる家でもある

 

地図の裏を見るとそば屋さん

 

どこかで見た店だと思ったら、

 

昨年行ったそば屋さん

老舗だと聞いていたが、納得である

今は、わんこそばはやっていないようだった

 

突然、春がやってきたような遠野

日当たりのよい場所の雪は融け、

 

今年になって初めて花っこを見た笛吹である

 

 

 

 


第4回 全国虎舞フェスティバル 総集編

2014-03-25 18:04:08 | 郷土芸能

三回と云うのは、どうも区切りが悪いような気がして・・・

思い出に浸りながら

 

尾崎町虎舞(台村虎舞)

 

只越虎舞

 

平田虎舞

 

向川原虎舞

 

鵜住居虎舞

 

白浜虎舞

 

箱崎虎舞

 

錦町虎舞

 

最後に

 

げんきっこ虎舞

 

 おあとがよろしいようで・・・笑


第4回 全国虎舞フェスティバル 第三弾

2014-03-25 09:05:10 | 地域

虎フェスに出演された団体全てを取り上げたいが為に引っ張ってきたが、今回が最終章

 

白浜虎舞好友会

去年、一昨年と遠野市青笹町中沢の六神石神社の例大祭でお目にかかった

遠野では馴染みのある虎舞

 

こんなのも演じてくれる

 

今年も六神石神社に来て頂ければよいのだが・・・

 

箱崎虎舞保存会・・・今回初めて観ることができた

 

白浜・箱崎とも鵜住居虎舞に縁ある虎舞

この箱崎白浜は個人的にも仕事で通った思い出深い地

(関係した物は無くなりましたが)

 

トリは地元釜石、錦町青年会

 

一昨年、大町にあるレンズセンターコティーさんの隣り、キッチンカーが並ぶテラスでお会いした方が、

確かこの錦町虎舞に関係しており、虎の頭を自ら作っていると話していたことを思い出す

 

最後は「福撒き」

遠野では「餅撒き」と云い、名前のとおり「餅」を撒く

大船渡や住田ではお菓子を撒いていたが、

 

「餅」を頂きました!

これで、私にも、きっと「福の神」が舞い込んでくる・・・かな?

 


第4回 全国虎舞フェスティバル 第二弾

2014-03-24 15:59:54 | 郷土芸能

虎舞フェスティバル、前半の地元釜石の団体から次は隣町大槌町

 

向川原虎舞

 

手踊 りの「甚句」

 

釜石市鵜住居虎舞 青年会

笛吹の金男さんが参加するかと思ったが、今回は地元若手の皆さん

 

道化の方、今回はお面は付けずとも・・・・

 

傘を使う甚句の前に、豊年舞

この鵜住居虎舞には、虎の舞う主要演目の他に多くの手踊りがあるようで、

今回の豊年舞とうさぎ舞は、遠野の南部ばやしにも演目として残っている団体があり、

その伝承ルートが以前から非常に気になっている

 

ゲスト・・・宮城県 中新田(なかにいだ)火伏せの虎舞保存会

ご覧のように消防団が伝承活動の主役

 

寝覚めの舞

踊りもリズムも恰好も違うのだが、中でも太鼓のバチ?は、はじめて見るタイプ

 

北は青森、岩手、宮城、そして、横須賀、下田、飛んで、松山と

港町に伝承している虎舞だが、中新田は内陸

保存会の名前のとおり火伏せ祈願のために始まったとのこと

 

踊りの後は、神楽と同じようにカミカミして回る

「雲は龍に従い、風は虎に従う」と云う「易経」の言葉から、風を嫌う火防の象徴としての中新田の虎に対して

風に左右される船を操る海の民としての三陸の虎

なかなか面白いものだ

つづく