「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2011 半年終了

2011-06-30 19:22:08 | 地域

あっという間に6月も終わり、無駄に時間だけが過ぎる

 

一生、自分には縁がない場所だと思っていた砂場丁あたりの建物に

 

お邪魔し、手続き

 

気合を入れて仕事も写真も・・・・・

 

と、思うものの、それがなかなか・・・

 

 

ということで撮り溜め画像から

 

とある日の列車

 

呆然と眺めるのは、おじさんも私も同じ

流し撮りは無理!(笑)

流されているだけでは、おまんまは食えない

と、畑仕事をしながら、おじさんがつぶやいたとか・・・?

 

梅雨時、早朝の晴れ間に

 

全身が揃っていないお地蔵さんに、先の出来事が重なる

 

さて、

 

今日は、一日市の宇迦神社で、人形供養祭が行なわれたはずだが、

観ること叶わず

 

で、

 

神様ではなく、仏様によっての人形供養祭

個数に関わらず500円というのも魅力だが

東日本大震災義援金となるのがなにより

被災者のお役に立てれば


おひでさんの残像

2011-06-25 22:38:37 | 民俗

忘れた頃のおひでさんから

 

私だって一生に一度くらい表舞台に立ちたい?

 

太鼓の方々もそう思うことがあるとか、ないとか?

 

いつも人の目を釘付けにしているししの傍らで

 

太鼓が止まねば笛は休めず

 

最後は記憶も飛び!

 

休めたかと思えば、御花の口上と

 

頭が真っ白になるお祭り

 

私の頭の中も真っ白!

 

 

 

 


2011 上郷日出神社例祭

2011-06-20 13:56:22 | 神社

6月19日(日)、一如さんからお誘いを受け?

(誘ってね~し~!って云われそう)笑

上郷町まで

 

近年は、町主催の上郷まつりとセットで行なわれる日出神社の例祭

今年は震災等のため、本来の例祭に戻る

 

が、遠野市内では中総体開催中で、参加者・観客とも少なめ

 

我が家でも昨日は下の娘の応援だったが、親孝行ゆえか今日は開放される

 

地元の保育園児によるしし踊り奉納

いつもより練習期間が短かったとお聞きしたが、立派な踊り

 

太鼓や笛は同町佐比内しし踊りの方々がバックアップしているが

佐比内では、喪中の方もいて今回は本来の佐皮内しし踊りは見られず

しかし

佐皮内しし踊りをこよなく愛する女性としし踊り談義ができたことで大満足

  

 さらに、こんな笑顔に元気付けられる

 

祭りは、

 

婦人会による手踊りやら仙人太鼓が演じられ、

 

板沢しし踊りの登場

 

多少顔ぶれに変化はあったものの、そこは板沢

演じられた回向(えこう)に震災被害者の方々への想いを実感

 

郷土芸能は人を元気にする

 

掛け値なしの笑顔が心を和ませる

 

柱掛りでも雌獅子狂いでもなく注連縄踊りを披露

 

あれやこれやと考えることばかりの毎日だが、本当に癒された

 

町内を廻ってきた神輿が神社に戻され、神事が始まる中

 

森の下さんさの奉納

 

残念ながら、平野原田植踊りは出演なし

 

神事終了後、拝殿では平倉神楽

 

この後、地元細越しし踊りが演じるられるが、残念ながら時間切れ

 

引かれる後ろ髪もないのに、心残りのまま帰宅

 

応急措置中の小屋の片付けに汗を流す

 

本当に良い気分転換ができた一日となる

 

 

 


心機一転

2011-06-16 23:45:53 | 地域

まずは、日曜日の残り画像から

 

鮎貝八坂神社の境内にある石碑

 

その台の上には馬の版画絵があり、この絵を置く風習が「馬子繋ぎ」

遠野遺産47号

「うまっこつなぎ」だと思っていたが「まっこつなぎ」とふりがなが添えられていた。

6月15日の早朝に行われるもののようだが、

もしかして近年はこの祭りにあわせているのかもしれない

 

前回出しそびれた田植え踊り

時間の都合で途中退散となったが、ぜひ来年は最後まで観たいと感じた次第

 

さて、

 

今週は、地震で致命的となった我が家の小屋の部分解体から始まり、隠れ家の整理

 

そして、

 

一歩踏み出すための講習会・・・・奥州市Zホールにて

(来月は仙台にて講習会第二弾)

先送りしてきたツケが重荷(涙)

 

交通事情がつかめず、早めに到着

近くの公園にて花っこ撮り

 

 

そばには「考える人」・・・・・あなたの気持ちが良くわかる(笑) 今日この頃


つなぐ

2011-06-12 23:36:39 | 民俗

金曜日のこと

 

例年であれば、4月に開催される地元自治会の総会が2ヶ月遅れで。

 

地元の自治会館は被災地支援のボランティア団体に10月まで貸しているため使えず、

後方支援の活動拠点となっている福祉センター和室を2時間だけ借用?

例年になく熱い話し合いが行われ、私の自治会では遠野まつりには不参加との結論となる。

数ヶ月単位でのボランティア活動には、それ相応の荷物もあり、自治会館は使用できない状態で、

自治会のみならず、地元PTAの全体会議をする場所の確保も難しい状況。

 

 

遠野には避難されている方々が数百人ほどいるが、

県とは別に遠野市では応急仮設住宅の工事が急ピッチで進む

 

 

私自身の生活も例年通りという言葉が全く使えない状況だが、

 

ゴンゲンさまのご案内で鮎貝八坂神社の例祭へ

 

小さな集落のお祭りには、小友小学校の子供達も参加

外で遊ばせられることにつくづく幸せを感じる

 

大人にとっては毎年行われることのひとつだが、

子供達には、その一回一回が思い出深い出来事に違いない

 

先人から引き継いできたことを、つないでいくことの難しさを感じるこの頃である